- Date
- 2019/09/30/Mon 23:51
- Category
- 映画(FC2独自レビュー)
◆『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』トーホーシネマズ日比谷5
▲シャロン・テート役のマーゴット・ロビー。名前が似てるからロビンちゃんのコスプレしてほしい。
五つ星評価で【★★★タラちゃんをただで】
なげーよ。これが第一声の感想。
ラストシーンの強烈さは全般的なダラダラ具合を補って余りある、と、ないの境目。無駄にダラダラしてるのは好きじゃない。レオ様の見せ場もちゃんと用意してあるけど、ブラピがかっけーの。何もしてなくてブラブラしてるだけでも皺がかっこいい。アロハで皺が渋い。シャロン・テート役のマーゴット・ロビーが可愛い。とはいう物の、彼女の映画に対する立ち位置はとても特殊。この一本の映画だけ見たら彼女は映画内に存在しなくても実は成立する。でも、シャロン・テートという時代のアイコンがいる事で、彼女の事件の不在が浮かび上がる。つまり、タイタニック号を登場させておきながら氷山が別の客船エリザベス号にぶつかってしまいました的なインチキな話なのだ。日本映画だったら地下鉄で鞄の中の薬物を傘で刺す男達をブラピがコテンパンにやっつけるみたいな話だったかもしれない。
シャロン・テート、映画館で足を前の席に乗っけちゃうところだけはどんなもんか。
話の中盤辺りに出て来るヒッピーが妙に怖く画面に映ってる。
ラストのヒッピー四人組の東洋人っぽい黒髪女のテンションが高まってく所が好き。
◆『SHADOW/影武者』トーホーシネマズシャンテ3
▲てっきりこの傘でと思ったら、、、、、、
五つ星評価で【★★傘映画】
ツイッターで「あの傘」と妙に傘が話題になった映画。
見てみたら確かに「あの傘」という映画だった。
傘は面白いけど、あれ、重いし、雨降ったらビショビショだよ。
登場人物が多くないのに、誰が誰だか分かりにくい。みんな似たようなとっちゃん坊や顔。なのに、一人二役をやっている筈の将軍と影武者が既に同一人物に見えない。
誰も幸せにならない映画はキツい。
◆『ヘルボーイ』トーホーシネマズ日比谷7
▲右から、ツッコミ、ボケ、猫喫茶。
五つ星評価で【★★おそらく真面目すぎる】
昔のヘルボーイってもっと適当だったと思う。それで良かった。
今回のヘルボーイはウェットで、凄く悩む。そこに問題がある。
彼が悩めば悩むほど、映画としてスッキリしないのだ。
前のもグチはよく吐いた。でも、「減らず口だなあ」みたいな印象で「ペシミストすぎる」とかは思わなかった。そもそもあんな外見で地球に一人、悩まん方がおかしいのに、そんなん減らず口叩くだけで、心底悩んでるように見えなかった、ってのがヘルボーイの魅力なんだと思う。
ミラ様妙な迫力。
バーバ・ヤーガは変で好き。
【銭】2019.9.25から一か月間トーホーシネマズのフリーパス使用その3~5本目
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド@ぴあ映画生活・
SHADOW/影武者@ぴあ映画生活・
ヘルボーイ@ぴあ映画生活▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
・
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド@ノラネコの呑んで観るシネマ▼関連記事。
・ヘルボーイ(一回目)@死屍累々映画日記・第二章
・
ヘルボーイ(二回目)@死屍累々映画日記・第二章
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【概略】
時は戦国時代。強大な軍事力を誇る炎国に領土を奪われ20年が経つ沛(ペイ)国。若くして玉座を継いだ王が炎国を刺激しないよう腐心する中、領土奪還を目指す重臣・都督(トトク)が王の命にそむいて炎国最強の戦士・楊蒼(ヤン・ツァン)に対決を申し込む。しかし実際に戦いに臨もうとしていたのは、都督の影武者だったのだが…。
製作年:2018年
製作国:中国
収録時間:116分
ジャンル:アクショ...
この結末は良かった!
【概略】
ピークを過ぎたTV俳優のリックと、彼を支える付き人でスタントマンの親友・クリフ。ある日、リックの家の隣に女優、シャロン・テート夫妻が越して来る。
ドラマ
.5★★☆☆☆
L・ディカプリオとB・ピットが初共演し、Q・タランティーノが監督・製作・脚本を務めたドラマ。1969年ハリウッドで起きたシャロン・テート事件を軸に、史実と物語が交錯する。
相変わらず長い…。で、概略でもわかる通り...
沛国は敵対する炎国に領土の一部である境州を奪われたものの、今は同盟関係を結んでいる。だが兵たちは領土奪還を念願とし、対して王である沛良は同盟を守ることに固執していた。そんな折、兵からの信頼も厚い都督・子虞は単身で炎国の将軍・楊蒼と手合わせを申し入れていた。その勝手な行動に激怒した沛良は子虞の職を解き、事を穏便に済ませるべく妹の青萍を楊蒼の息子・楊平に嫁がせ両国の結びつきを強化しようと画策する...
公開4日目。2D字幕版を上映するシアター6には30名前後と閑散とした客入りだ。 映画の話 リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)は人気のピークを過ぎたTV俳優。映画スター転身を目指し焦る日々が続いていた。そんなリックを支えるクリフ・ブース(ブラッド・ピット)はスタントマンかつ親友でもある。目まぐるしく変化するハリウッドで生き抜くことに精神をすり減らしてい...
流石チャン・イーモウと言うべきなのか、やっぱりチャン・イーモウと言うべきなのか。大変スタイリッシュで、映像・音楽、共に素晴らしい。なんかもう「芸能」と言うのに相応しい感じ。「影武者」を色に例えれば正にそうなのであるが、黒とグレーと白とが織り成す圧倒的な美。琴を始めとした弦楽の調べが、緊張感を高めさせる。戦国の世、沛(ペイ)国では若き王(チェン・カイ)が統治していたが、隣国である炎国に境州の土...
【監督】クエンティン・タランティーノ
【出演】レオナルド・ディカプリオ/ブラッド・ピット/マーゴット・ロビー/エミール・ハーシュ/マイク・モー/アル・パチーノ/他
【公開日】2019年8月30日
【製作】アメリカ
【ストーリー】
リック・ダルトンはピークを過ぎたTV俳優。映画スターへの道がなかなか拓けず焦る日々が続いていた。そんなリツクを支えるクリフ・ブースは彼に雇われた付き人でスタントマ...
作品について http://cinema.pia.co.jp/title/175470/
↑あらすじ・クレジットはこちらを参照してください。
・監督・脚本: クエンティン・タランティーノ
・リック(俳優): レオナルド・ディカプリオ☆
・クリフ(スタントマン): ブラッド・ピット☆ &
・アル・パチーノ etc.
↑このメンバーで、どんな“ハリウッドの昔話“を見せてくれるのだろう...
中国を代表する巨匠チャン・イーモウ監督が「HERO」「LOVERS」の主要スタッフと再び組み、「三国志」のエピソード「荊州争奪戦」を大胆にアレンジして描いた武侠アクション。「戦場のレクイエム」「人魚姫」のダン・チャオが都督と影武者の2役を演じるほか、都督の妻役を私生活でも夫婦であるスン・リーが演じる。あらすじ:戦国時代、沛(ペイ)国が敵の炎国に領土を奪われて20年の時が流れた。炎国との休戦同...
地獄生まれ地球育ちの赤い悪魔ヘルボーイは、育ての親であるブルーム教授が創設した、極秘の超常現象調査防衛局(B.P.R.D.)の最強エージェントとして人間界を守っていた。 そんな彼の前に、1500年の眠りから覚めた魔女ニムエが現れる。 地球への疫病流布を計画する彼女は、ヘルボーイを“王”に迎えようとしていた…。 魔界アクション・ファンタジー。
中国の戦国時代。 弱小国・沛(ペイ)が、領土の境州を敵の炎国に奪われて20年。 若き王・沛良(ペイ・リャン)は炎国と休戦同盟を結び、屈辱的な立場に甘んじていた。 領土奪還に燃える都督(将軍)・子虞(ツー・ユイ)は独断で、敵の将軍にして最強の戦士・楊蒼(ヤン・ツァン)に境州での対決を申し込み、王・沛良の怒りを買う。 実はこの都督・子虞は、病に倒れた子虞の指示で動く忠実なる影武者だった…。 武侠...
1969年、アメリカ。 テレビ男優リック・ダルトンは、人気のピークを過ぎ情緒不安定になっている。 親友でスタントマン兼付き人のクリフ・ブースは、悩めるリックの唯一の支えだった。 そんな時、時代の寵児ロマン・ポランスキーと妻で女優のシャロン・テートが隣に越して来る。 彼らとの格差を感じ焦ったリックは再起を賭け、イタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演することに…。 コメディ。
御伽噺の行き着く先は・・・・
クエンティン・タランティーノが、「イングロリアス・バスターズ」のブラット・ピットと、「ジャンゴ 繋がれざる者」で悪役を嬉々として演じていたレオナルド・デカプリオと再び組み、時代の波に翻弄されるハリウッドの光と陰を描く。
「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」、直訳すれば「昔々のハリウッドで」というタイトルは、セルジオ・レオーネ監督がアメリカ史への想い...
クエンティン・タランティーノの9作目となる長編監督作。レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターを初共演させ、落ち目の俳優とそのスタントマンの2人の友情と絆を軸に、1969年ハリウッド黄金時代の光と闇を描いた。あらすじ:テレビ俳優として人気のピークを過ぎ、映画スターへの転身を目指すリック・ダルトンと、リックを支える付き人でスタントマンのクリス・ブース。目まぐるしく変化するエン...
レビューは↓
https://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201909280000/
私もバーバ・ヤーガはお気に入りキャラです♪
造形も良かったと思います。
ハリウッド...
うん、長かった💦
レオとブラピの友情ものは良かったし、クライマックスはテンション上がったんで良いかと。ブラピカッコよかったぁ。
ヘルボーイ...
うーん、いまいちハマらなかったです。
映像は見ごたえあったけれども。
こんちは、BROOKさん。
> 私もバーバ・ヤーガはお気に入りキャラです♪
> 造形も良かったと思います。
動きが変なのがいとおしいです。
こんちは、yukarinさん。
> ハリウッド...
> うん、長かった💦
なげーよ、ほんま。
> ヘルボーイ...
> うーん、いまいちハマらなかったです。
> 映像は見ごたえあったけれども。
同意。
「レインボー戦隊ロビン」?
いつの頃からか、タランティーノはインチキで現実を凌駕するのに命かけるようになりましたからねえ。
これも趣味性全開。
逆に趣味性を失ったヘルボーイは残念でした。
こんちは、先輩。
> 「レインボー戦隊ロビン」?
「がんばれロボコン」のロビンちゃんだよー(世代が違うか)。
こんちは、ノラネコさん。
> いつの頃からか、タランティーノはインチキで現実を凌駕するのに命かけるようになりましたからねえ。
> 逆に趣味性を失ったヘルボーイは残念でした。
タラちゃんは内容はともかく、もちっと短いの作ってほしい。ゴタールみたいに毎回90分くらいに抑えてほしい。
ヘルボーイは「趣味性」が減った訳ね。
ふじきさんこんばんわ♪TB&コメント有難うございました♪
ただでさえタランティーノ監督の作品は自身の性癖や往年の作品愛の強さがある内容なのに、そこに2時間半超えがかかってしまうと、ブラピ&ディカプリオコンビでも興味を惹かせるのは少し難しい感じがするのも否めませんね^^;
最後の方も自分はタランティーノ流の悲劇になるのかなと考えてたんですが、フタを開けたらブラピ無双でしたw
こんちは、メビウスさん。
> 最後の方も自分はタランティーノ流の悲劇になるのかなと考えてたんですが、フタを開けたらブラピ無双でしたw
もうホント、パートパートは好きなんだけど、いつも長いから見に行くまでが、どうにも気乗りしないんですよ。今回も無双パートは好きです。
ふじきさん☆こちらにも
前半部分がかなり長かったですよね。
この前半部分の行き当たりばったり的に作った雰囲気で、タラちゃんも焼きが回ったなと思っていたら、最後にガツンとやられました!
こんちは、まだむさん。
> 前半部分がかなり長かったですよね。
> この前半部分の行き当たりばったり的に作った雰囲気で、タラちゃんも焼きが回ったなと思っていたら、最後にガツンとやられました!
ガツンが来るまで長くて、ガツンが短いんだ(割と何時もそうだけど)
こんにちは。
確かに誰も幸せにならない作品は辛いけれど、こういう展開でなければ幸せになれたとも思えない時代背景なので、ま、私は美術品を鑑賞するような気持ちで鑑賞いたしました。
>ワンハリ
シャロン・テート、考えてみたらそんなに有名な映画に出てるわけじゃないんですよね。殺されたことが皮肉にも彼女をアイコンにしてしまった。生きながらえてたらさらに女優として大成してたかもわかりませんが
こんちは、ここなつさん。
> 確かに誰も幸せにならない作品は辛いけれど、こういう展開でなければ幸せになれたとも思えない時代背景なので、ま、私は美術品を鑑賞するような気持ちで鑑賞いたしました。
うむー。なかなか達観できないね。
こんちは、伍一どん。
> >ワンハリ
> シャロン・テート、考えてみたらそんなに有名な映画に出てるわけじゃないんですよね。殺されたことが皮肉にも彼女をアイコンにしてしまった。生きながらえてたらさらに女優として大成してたかもわかりませんが
今だったら玉城ティナとか、くらいかしら。単独で主役張るには至らないくらいですよね。
>影武者
これでもスパイダーマンFFHでもラストの悪役の行動に「あ、本当はいい人だったんだ」と普通にだまされるところでした。お人好し自慢でした
こんちは、伍一どん。
> これでもスパイダーマンFFHでもラストの悪役の行動に「あ、本当はいい人だったんだ」と普通にだまされるところでした。お人好し自慢でした
おれおれオレだけど何も言わずに次の口座にお金を振り込んでくれたまえ。xxx-xxxxxxx
>ヘルボーイ
あれ評価低い… 今回はバーバヤーガがタイプでしたか。ふじきさんもマニアックというかストライクゾーンひろいなあ
こんちは、伍一どん。
> あれ評価低い… 今回はバーバヤーガがタイプでしたか。ふじきさんもマニアックというかストライクゾーンひろいなあ
しかし、実際のところ、私、アメコミさんとはあまり相性が良くない気がする。
バーバヤーガよりは当然セルマ・ブレア派っすよ。
→ワンハリ
シャロン・テート役のマーゴット・ロビー。
これ別に彼女じゃなくてもいい役だったような気がします。
ブラッド・ピットの黄色アロハは爽やかで似合ってましたね
こんちは、makiさん。
> シャロン・テート役のマーゴット・ロビー。
> これ別に彼女じゃなくてもいい役だったような気がします。
別にバリバリ似てる訳でもないですよね。ならば、美人だったらいいんでしょう。
コメントありがとうございました。
最近のディカプリオは凄く好きです。
昔の「タイタニック」や「ロミジュリ」の時は自分のイケメンぷりを自慢しているようで好きになれなったんですが、年相応の役者としての貫禄が出てきていて渋くなったなあて思います。
シャロン、なにしてたかっていうと、自分の映画を映画館に観にいったくらいの出演でした。まあ、しょうがないか。本作では能動的な存在ではないので。
長いのがタラらしい、とはならなくてもいいんだけどねー。
こんちは、ボーさん。
> シャロン、なにしてたかっていうと、自分の映画を映画館に観にいったくらいの出演でした。まあ、しょうがないか。本作では能動的な存在ではないので。
でも、あの辺りは見てて血圧下がる感じが良いです。美人ってトクだー。
あの傘…
鋼でしたよね。
てっきり、習得するシーンで使われてた傘が使われるのかと思えば。
やっぱり「あの傘」映画でしたわ
こんちは、makiさん。
> あの傘…
> 鋼でしたよね。
あんなスダレ爺の前髪みたいな傘、戦闘では役に立っても、実際の雨には役に立たないに違いない。