fc2ブログ

『プライベート・ウォー』トーホーシネマズシャンテ2

◆『プライベート・ウォー』トーホーシネマズシャンテ2

▲「綾波レイ」「眼帯だけの共通点で嘘いうの止め!」

五つ星評価で【★★★臨戦気分たかまらず】
黒眼帯の女ジャーナリスト、メリー・コルヴィンの瞳に映った戦場の真実、と言うのが宣材のコピー。。
つーか、ドッカンドッカンガツンガツン響く戦場の音はかなり怖い。臨戦気分がバリバリに上がっていく。面倒くさいのは主人公の戦場ジャーナリストメリー・コルヴィンの見ている筈の戦場が切り取ったアングルからはあまり見えてこない所にある。
ロケット砲で左目を吹っ飛ばされ、心的外傷ストレス障害に悩まされながら、戦場は嫌だ嫌だと言いながら、目の前で何人もの同僚を失う辛さが分かるかと上司に激昂しながら、不正義が遂行されている戦場があると、彼女はチームと一緒にポツンとそこにいるのである。
何でいるのか。何故来てしまったかについてはぼ明かされていない。極端な言い方をしてしまえば、不正義に我慢ならないのかもしれないし、それが単に彼女の職業だからかもしれない。そこが分からない。子供頭にもすんなり入るように明確に語られていない。憶測は出来るが、逆に言えば憶測を許す程度のゆるく雑な描き方という事だ。
人間ドラマであるなら、その部分が「肝」なんじゃないだろうか。


【銭】
2019.9.25から一か月間トーホーシネマズのフリーパス使用その6本目
▼作品詳細などはこちらでいいかな
プライベート・ウォー@ぴあ映画生活
スポンサーサイト



トラックバック

URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プライベート・ウォー

レバノン内戦や湾岸戦争など世界中の戦地を取材した実在の女性記者メリー・コルビンの半生を、「ゴーン・ガール」のロザムンド・パイク主演、「カルテル・ランド」「ラッカは静かに虐殺されている」など骨太なドキュメンタリーを手がけてきたマシュー・ハイネマンの初劇映画監督作品として映画化。コルビン役をパイクが演じるほか、ジェイミー・ドーナン、トム・ホランダー、スタンリー・トゥッチらが脇を固める。あらすじ:...

プライベート・ウォー

レバノン内戦や湾岸戦争、チェチェン紛争、東ティモール紛争などを取材してきたアメリカ人女性戦場記者メリー。 2001年のスリランカ内戦取材中に左目を失明し、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しみながらも、彼女は黒の眼帯をトレードマークに世間の関心を紛争地帯に向けようと努めた…。 実話から生まれた、戦場ヒューマンドラマ。

コメント

非公開コメント

>何でいるのか。何故来てしまったかについてはぼ明かされていない。
冒頭の、本人の肉声がそれでしょ。
それとも「垂れなまちち」「垂れけつ」の場面を全部カットして、代わりにその理由を説明させる場面を入れたほうが良かったのか。
(半年後には、無くてもストーリーに全く影響がない、「垂れなまちち」の場面しか覚えてないだろうなぁ)

Re: タイトルなし

こんちは、先輩。

> >何でいるのか。何故来てしまったかについてはぼ明かされていない。
> 冒頭の、本人の肉声がそれでしょ。

映画の冒頭なんて映画終わる頃には忘れてるがや。
プロフィールだ

fjk78dead

Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

最新記事だ
検索できるんだ
最新コメントだ
最新トラックバック(直結)だ
俺のリンク集
カテゴリだ
月別アーカイブ(タブ)
カレンダー
10 | 2023/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる