『イエスタデイ』『最高の人生の見つけ方』『ジョン・ウィック:パラベラム』『蜜蜂と遠雷』トーホーシネマズ府中4、7、日比谷6、11
- Date
- 2019/11/03/Sun 12:43
- Category
- 映画(FC2独自レビュー)
東宝フリーパス鑑賞をまとめて4本。これがラスト。
◆『イエスタデイ』トーホーシネマズ府中4

▲(ムロツヨシ+髭の濃い加山雄三)÷2≒(出川哲郎+タイガー・ウッズ)÷2
五つ星評価で【★★★すっとOKっぽい佳作】
YESダディだなんてスポコンか?いやいやいやいや。
主人公が出川とタイガー・ウッズを足したみたいな外観。
外観だけでなく、音楽的才能が凡人である事が後半ズンズン証明されちゃうのは展開としてはキツい。そりゃあ、ビートルズと比べられちゃねー、せめて、ずうとるびと比べてもらえれば。私、メロディーはほとんど聞き覚えがあったけど、歌詞の内容まで知ってるのは「イマジン」くらいか。曲はよく流れるけど訳詩みたいなのは一緒に流れないし、調べたりもしてないから。私と洋楽は薄い付きあいなのである。
後半の落とし方はとても良い。お前、日本人にしてやりたいよ。
リリ・ジェームズの野暮ったさが光る。
リリ・ジェームズの恋人候補の彼もいい人で良かった。
そう、善人しかいない話なのよね。
テロップ感謝に東京タワーの名前があった。
日本だったら誰だろうとか考えるのもまた、面白い。
日本ではビートルズくらいのビッグネームで全世代に支持されている曲の多い歌手はちょっといないかな。40年くらい遡れば美空ひばりとか割とそうなのかもと思わなくもないが。
◆『最高の人生の見つけ方』トーホーシネマズ府中7

▲人間山脈、天海祐希。
五つ星評価で【★★★凄く熱くはさせないが、吉永小百合映画としては近年他に比べられないくらい整ってると思う】
吉永小百合も天海祐希もそれぞれ見せ場があるのはいい。
それぞれ現実とリンクしやすいくらいの役で吉永小百合は見た目凄く老いてはいないが孫がいてもおかしくない老齢の役なのである(孫の最短コースは40くらいだけどね)。
吉永小百合の家族の人選が唸る。
どう考えても何もできそうにない夫、前川清。
ドロップアウトして引きこもってる長男、駒木根隆介。
エリートだけど、それに押しつぶされそうになってる満島ひかり。
抜群のキャスティング力である。割と全員年齢不詳で、何歳って言いきっても通るくらいのブレを持ってのも良い。
話が超面白くはないけど吉永小百合をどう扱うかと言う回答には答えきっている。そこは認めたい。
ラストのムロツヨシのアレは余計。やりたかった気持ちは分からんでもないが。
◆『ジョン・ウィック:パラベラム』トーホーシネマズ日比谷6

▲ぬれぬれ。
五つ星評価で【★★俺、ダメ】
なげーよ。
マーク・ダカスコスしつこいホモみたいだよ。
坊主姉ちゃんは迫力あって良かったよ。
基本、話がなくて殺戮に次ぐ殺戮なら90分くらいですっと切りあげた方が映画として上品で面白くなると思うのだが、それは緊張感の持続を辛抱できない老人の繰り言として見逃してもらっても構わない。でも、二作目もそうだったけど、各組織に組織としてのカラーがなく、殺し屋は個人個人で動くので、複数組織が入り乱れると、誰が何の組織のために動いているのかが分かりづらい。この辺はもっと上手くやってる演出例がいくらでもあるのだから見習ってほしい。
ダカスコスの弟子とジョン・ウィックのバイク戦や格闘戦は面白いけど、あれほどのボリュームはいらない。銃撃戦、弟子戦、ダカスコス戦、全部つながってるし。
とりあえず4を見る時には2や3の内容は全く忘れているだろう。
あと、ダカスコスが妙な位置の椅子に座るのを見て、ガラガラなのに隣の席を選ぶシネコンの嫌な客を思いだした。ガラガラなのに弟子を連れてシネコン自分の席の周囲にだけ座られたらやだな。
◆『蜜蜂と遠雷』トーホーシネマズ日比谷11

▲ちょっと松たか子っぽい女ミンティア。
五つ星評価で【★★★安定】
フリーパス最終日にあの映画も、この映画も入れてくれないので(満席ではないが入れてくれない)、時間を二時間ずらしてレイトショー枠で最後の一本に『蜜蜂と遠雷』の三回目を選びました。まあ、良かったかな。安定してるから。特に新しく何かを気付くとかはなかったが、あのピアノの音を聞くために又、劇場に足を運んでもいいなと思わせる映画でした。
【銭】
2019.9.25から一か月間トーホーシネマズのフリーパス使用その25~28本目
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・イエスタデイ@ぴあ映画生活
・最高の人生の見つけ方@ぴあ映画生活
・ジョン・ウィック:パラベラム@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
・イエスタデイ@ここなつ映画レビュー
・イエスタデイ@或る日の出来事
・イエスタデイ@yukarinの映画鑑賞日記α
・ジョン・ウィック:パラベラム@yukarinの映画鑑賞日記α
・ジョン・ウィック:パラベラム@ノルウェー暮らし・イン・原宿
▼関連記事。
・蜜蜂と遠雷(一回目)@死屍累々映画日記・第二章
・蜜蜂と遠雷(一回目)@死屍累々映画日記・第二章
・蜜蜂と遠雷(三回目)@死屍累々映画日記・第二章
◆『イエスタデイ』トーホーシネマズ府中4

▲(ムロツヨシ+髭の濃い加山雄三)÷2≒(出川哲郎+タイガー・ウッズ)÷2
五つ星評価で【★★★すっとOKっぽい佳作】
YESダディだなんてスポコンか?いやいやいやいや。
主人公が出川とタイガー・ウッズを足したみたいな外観。
外観だけでなく、音楽的才能が凡人である事が後半ズンズン証明されちゃうのは展開としてはキツい。そりゃあ、ビートルズと比べられちゃねー、せめて、ずうとるびと比べてもらえれば。私、メロディーはほとんど聞き覚えがあったけど、歌詞の内容まで知ってるのは「イマジン」くらいか。曲はよく流れるけど訳詩みたいなのは一緒に流れないし、調べたりもしてないから。私と洋楽は薄い付きあいなのである。
後半の落とし方はとても良い。お前、日本人にしてやりたいよ。
リリ・ジェームズの野暮ったさが光る。
リリ・ジェームズの恋人候補の彼もいい人で良かった。
そう、善人しかいない話なのよね。
テロップ感謝に東京タワーの名前があった。
日本だったら誰だろうとか考えるのもまた、面白い。
日本ではビートルズくらいのビッグネームで全世代に支持されている曲の多い歌手はちょっといないかな。40年くらい遡れば美空ひばりとか割とそうなのかもと思わなくもないが。
◆『最高の人生の見つけ方』トーホーシネマズ府中7

▲人間山脈、天海祐希。
五つ星評価で【★★★凄く熱くはさせないが、吉永小百合映画としては近年他に比べられないくらい整ってると思う】
吉永小百合も天海祐希もそれぞれ見せ場があるのはいい。
それぞれ現実とリンクしやすいくらいの役で吉永小百合は見た目凄く老いてはいないが孫がいてもおかしくない老齢の役なのである(孫の最短コースは40くらいだけどね)。
吉永小百合の家族の人選が唸る。
どう考えても何もできそうにない夫、前川清。
ドロップアウトして引きこもってる長男、駒木根隆介。
エリートだけど、それに押しつぶされそうになってる満島ひかり。
抜群のキャスティング力である。割と全員年齢不詳で、何歳って言いきっても通るくらいのブレを持ってのも良い。
話が超面白くはないけど吉永小百合をどう扱うかと言う回答には答えきっている。そこは認めたい。
ラストのムロツヨシのアレは余計。やりたかった気持ちは分からんでもないが。
◆『ジョン・ウィック:パラベラム』トーホーシネマズ日比谷6

▲ぬれぬれ。
五つ星評価で【★★俺、ダメ】
なげーよ。
マーク・ダカスコスしつこいホモみたいだよ。
坊主姉ちゃんは迫力あって良かったよ。
基本、話がなくて殺戮に次ぐ殺戮なら90分くらいですっと切りあげた方が映画として上品で面白くなると思うのだが、それは緊張感の持続を辛抱できない老人の繰り言として見逃してもらっても構わない。でも、二作目もそうだったけど、各組織に組織としてのカラーがなく、殺し屋は個人個人で動くので、複数組織が入り乱れると、誰が何の組織のために動いているのかが分かりづらい。この辺はもっと上手くやってる演出例がいくらでもあるのだから見習ってほしい。
ダカスコスの弟子とジョン・ウィックのバイク戦や格闘戦は面白いけど、あれほどのボリュームはいらない。銃撃戦、弟子戦、ダカスコス戦、全部つながってるし。
とりあえず4を見る時には2や3の内容は全く忘れているだろう。
あと、ダカスコスが妙な位置の椅子に座るのを見て、ガラガラなのに隣の席を選ぶシネコンの嫌な客を思いだした。ガラガラなのに弟子を連れてシネコン自分の席の周囲にだけ座られたらやだな。
◆『蜜蜂と遠雷』トーホーシネマズ日比谷11

▲ちょっと松たか子っぽい女ミンティア。
五つ星評価で【★★★安定】
フリーパス最終日にあの映画も、この映画も入れてくれないので(満席ではないが入れてくれない)、時間を二時間ずらしてレイトショー枠で最後の一本に『蜜蜂と遠雷』の三回目を選びました。まあ、良かったかな。安定してるから。特に新しく何かを気付くとかはなかったが、あのピアノの音を聞くために又、劇場に足を運んでもいいなと思わせる映画でした。
【銭】
2019.9.25から一か月間トーホーシネマズのフリーパス使用その25~28本目
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
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・ジョン・ウィック:パラベラム@yukarinの映画鑑賞日記α
・ジョン・ウィック:パラベラム@ノルウェー暮らし・イン・原宿
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