五つ星評価で【★★★★★傑作よのう】
サンタの実在が裁判で争われる映画。いったい何でそんな事にってのが、アレヨアレヨと話が進んでいく。
なるほど、サンタが「自分は雇われてサンタの仮装をしている男だ」と言えば常人だが、「自分は雇われている身ではあるが、正真正銘本物のサンタである」と言われたら、精神に障害を持っている人間であり、そんな男に子供に近しい職業を与えて危険はないのかという問題点が立ちあがるのね。理屈は分かったが世知辛い世の中だ。
サンタ本人、彼を助ける同居人の弁護士、決してサンタを信じようとしないデパート人事係長の娘、などみんななかなか良いキャスティングだが、サンタを見出す人事係長のみはちょっとケバすぎる気がする。
モブシーンの壮絶さはハリウッド全盛期の凄さを物語る。
あ、あと、見に行った日に、場内イスとイスの間に盲導犬がおとなしくしていた。シネマチュプキ・タバタはそんな映画館なのである。
【銭】
期限無期限のシネマ・チュプキの12回券を10000円で購入、8回目使用。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・三十四丁目の奇蹟@ぴあ映画生活
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