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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『音楽』シネマカリテ2

◆『音楽』シネマカリテ2

▲こんな絵なのになあ~みたいに見終わったら思う絵。

五つ星評価で【★★★★「音楽」って感じ】
つかみどころがない。
でも、こんなラクガキみたいな絵で71分間、間を持たせてシュワーっと多幸感もたらすのだから凄いっつか、偉いっつか、でもなんか、そーゆーんでなく、ごくごく普通にいつも通り、家の味噌汁が美味いみたいな感覚の一本。そして、なんか爽やかなレモン味のサバ缶みたいな感じ(ちなみに爽やかなレモン味のサバ缶は食べた事がない)。

もっとも「音楽」と親和性が強いのにメンタリティと運が悪すぎて何事もなし得ずに佇んでばかりいたであろう森田くんが良い。っつか、全てのヘタレは彼の為になら泣ける。全人間のヘタレを背負って立つ、そんな素晴らしい役。ヘロヘロ声の平岩紙が良いわあ。

そんな森田くんと真逆だけど「音楽」的に底で繋がってるっぽいハゲでヒゲの研二はきっとみんな否定するだろうが、シェイクスピアの「真夏の夜の夢」の妖精パックみたいな存在に違いない。いや、違うか。でも、研二と森田が「音楽」で繋がれる、「音楽」その物の緩さや曖昧さが「音楽」の魅力だと思う。悪魔を呼びだすようなベースに飽きて、悪魔を呼びだすような縦笛に転向した研二。カスタネットもハーモニカもリコーダーも正式なオーケストラでは見掛けない傍流の音楽であり、ベースもギターもドラムもやはり、その格式の中にはいない。オーケストラが神への音楽を紡ぐなら、そこに含まれない彼等は悪魔への音楽を紡ぐ。悪魔とは神から落とされた土地土地の昔の神々。今では崇拝はないが生活に密着して根付いている。

音楽が伝播させる熱狂は①暴力性②平和③愛なんかが根底にあると思うので、①も②も演奏で伝播させたのだから、研二と亜矢は③の延長で早くセックスすればいいのに、とかも思った。それはそれで「音楽」なのである、きっと、たぶん。そこまでアニメで掻いたら作品として瓦解しただろうが(つーか、そこまで描けと言ってるのは単に自分だけなのだが、、、、、俺のバカ)。

琴線に触れて揺れた揺れたボインボイン(揺れすぎだ俺)。また変な感想をUPしてしまった(自覚はあります)。


【銭】
水曜に武蔵野興行の映画館で見たので曜日割引で1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
音楽@ぴあ映画生活
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