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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『第三次世界大戦 四十一時間の恐怖』『少年探偵団 敵は原子力潜航艇』新文芸坐

企画「さらば銀幕の番長 追悼梅宮辰夫」から1プログラム。

◆『第三次世界大戦 四十一時間の恐怖』新文芸坐
五つ星評価で【★★★たつにいの真面目時代】
1960年、白黒、77分、初見。
いきなり「第二東映」の配給マークがイカす。
群像劇、学生3人から話が始まり、梅宮辰夫はその学生が事故にあった時に取材する新聞記者。キャストロールでは恋人役の看護婦・三田佳子と一番二番のメインキャストだが、学生3人がメインの話で、あまり主演っぽくはない。
加藤嘉が出てるが相変わらず実直だけど不幸な役(三人学生の親の一人で、避難民の激流に巻き込まれ轢死)。

事故から韓国と朝鮮の代理戦争が始まる。現実の朝鮮戦争が1950~53年(ただ停戦ではなく休戦なので名目上は未だに戦争中)なので、リアルに再戦して核が使われてもそんなに違和感がない時代である。

白黒で戦火に沈む各都市のジオラマが美しい。
都市に核ミサイルが打ち込まれるという情報から各地方に疎開しようとした人間が道を覆い、奔流のようになり、パニックかくも恐ろしきという見え方に映画上でなる。それでも、疎開した彼等をあざ笑うように、ほぼ全ての人が死に絶えたとナレーションが入ってエンドになる。地獄かよ。みな都会から逃げよう逃げようとするが、今ならもっと無関心であんな誰もが逃げ出すような事にはならないと思う。何となくだが、選挙に行かない奴らは疎開避難もしなそうだ。


◆『少年探偵団 敵は原子力潜航艇』新文芸坐
五つ星評価で【★★★少年探偵団のテーマの古さが凄い】
1959年、白黒、61分、初見。
梅宮辰夫が明智小五郎をやってるとは思わなかった。
取りたてバカに見えもしないが、頭が良くも見えはしない。ただ、若いので「しゅん」としてる。スリムである。
敵対する怪人二十面相は、もっと趣味的大怪盗かと思っていたのだが、国産月ロケットの発射を妨害する理由が、日本の立場が良くなる事をよしとしない外国の依頼によるものって、実に夢がない。


【銭】
新文芸坐一般入場料金各1450円。会員割引で-300円。会員費用更新でプラス1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
第三次世界大戦 四十一時間の恐怖@ぴあ映画生活
少年探偵団 敵は原子潜航艇@ぴあ映画生活
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