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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』トーホーシネマズ新宿6

◆『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』トーホーシネマズ新宿6

▲ポスター。

五つ星評価で【★★あらあら】
前作の王子が大渋滞はかなり好き。
無理な設定を逆手に取って、多彩なキャラクターの見せ場を盛り込みながら、物語として破綻なく仕上げた。「破綻ないとは言えんだろ」みたいな反論は勿論あるだろうが、それはそもそもの設定が破綻してるのだからしょうがない。高層ビルの土台がコンニャクなのにちゃんと立ってるぜみたいな美しさがあったのです。

前回同様TVシリーズの編集版として映画が作成されているらしい。「らしい」と言うのは宣材のチラシに何も書いてないからよく分からないのだ。でも、映画の奥に明らかに膨大な死にデータを思わせる画像があり、それが映画に漏れてしまっているので、まあ、きっとそうなのだろう。最初から歌舞伎町のホスト戦争が延々と省略されながら描かれる。省略する為に描かれるかのような膨大なメンツ見せ。五つくらいのホスト店が女コマシ力と暴力でシノギを削っている。そいで最終的に恩人を殺された土建屋上がりの兄ちゃんが仲間の土建屋と力を合わせて作りあげたホスト店が№1ホスト店へと成長する。今一つそこいらの理屈は分からないが、そこは力を兼ね備えた「正義のホスト店」らしい。その正義のホスト店の代表は、王子商売で汚い収益を上げているという噂の聖ブリリアント学園の買収に踏み切ろうとする。

しかし、どう見てもホスト軍団が正義を遂行してるように見えない。あの「イッケ・イッケ・コール」がいけないんだろうか? 「夢を売る商売」とは言え、所詮、女を食いものにしてる商売という固定観念をこの映画のホストは払拭できなかった。

何が何したらそういう流れになるか、よく分からないが、ホストと王子が一騎打ちをして、負けた方が学園を去る事になる。やっぱ無理ちゃうか、こんな話。この無理な話の中、前作で出てきた王子は全員再登場。場面の多い王子、少ない王子が分かれるが、今回はほぼ全員が傍観者の立場。前回で一番に選ばれたセレブ王子とホストの貴族が一騎打ちする。

もうちょっとに思えるのは腐女子じゃないので普通のLOVE要素がゼロだった事と、やはり戦う理由が「イケメン同士が争うのがお好きでしょ、あなた方」という観客媚くらいしか見えないからだ。

元々セレブ王子の片寄涼太そんな良いと思ってないしなあ。
不良兄弟・兄の鈴木伸之の方が美味しい役だろう。
あと、生徒会の佐野玲於、関口メンディー、先生の町田啓太は「美しい」を卒業して「おかしい」の位置にいて、そこも居つけるならちょっとだけ美味しい役だと思う。女が惚れちゃいけない3B(美容師、バーテンダー、バンドマン)王子なんて一番いらなそうなのにちゃんと出すのも律儀。でも、前回はこの種々雑多な王子がそれぞれ異なる理由で一人の貧乏女子に流感のように惚れてしまうのが面白かったのだが、そういう意味で、今回はキャラのベクトルがあちこち散漫でユルユル、残念。

白濱亜嵐、イケメンをモデル風に削ぎ切った顔。いい感じに極端。
DAIGO、うーん、誰でもいい役だろ。
山本耕史、何だ、ラストのジョーカー・メイクは?

うーん、まー、なんだ、ちゃんと脚本は練ろうよ。


【銭】
トーホーシネマズデーで1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-@ぴあ映画生活
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貴族降臨 PRINCE OF LEGEND

今や伝説の王子の“聖地”として、聖ブリリアント学園には転入者が殺到。 「三代目伝説の王子」朱雀奏は、世界中を廻って王子道を邁進していた。 一方、No.1ホストクラブ「クラブ・テキサス」の代表・安藤シンタロウは、名を「ドリー」と改め“貴族”として高貴な世界を作ろうと決意する。 頂点を極める両者が出会った時、戦いは既に始まっていた…。 人気ドラマ劇場版第2弾。

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