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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『デート・ア・バレット デッド・オア・バレット』EJアニメシアター新宿、『第十七捕虜収容所』シネマヴェーラ渋谷

同日鑑賞2本をまとめてレビュー。

◆『デート・ア・バレット デッド・オア・バレット』EJアニメシアター新宿

▲イカレ主人公。

五つ星評価で【★わはははははは、ダメだろ、こんなん】
上映時間25分、学校を模したと思われる閉鎖空間内で準精霊、精霊と呼ばれる少女たちが武器を使って最後の一人になるまで殺し合う。最後の一人にはどんな願いでも叶えられる権利が与えられる。『ハイランダー』とか、『仮面ライダー龍騎』のアレである。しかし、殺し殺され合う人達は何の保証があって、「何でも叶えられる権利」の有効性を信じるのかね。それに、主人公達が最強であり、「どんな願いでも適えられる能力」を持つ者がいるのなら、そんなんそれぞれが殺し合いなどするより、ゲームメイカーを制圧して、いくらでも望みを適えさせた方が効率的だと思うが、そうは考えないらしい。まあ、ラスボスがゲームメイカーという可能性が亡きにしもあらずだが。
ゲームか、ラノベか、元々のオリジナルがあり、これはスピンオフ作品らしいので、見に来てる観客は基本設定を知ってるらしい。ちっ、俺だけハブかよ。
「せんそう」とルビを振った「デート」は視覚効果から、それなりにおもろい。でもまあ、25分の長さで、これだけ何も説明もせず、冒頭から爪先ちょっと線の外に出してみました的なはかどらないシナリオの癖して、堂々エンドロールをバンと出してきた時には笑った。


◆『第十七捕虜収容所』シネマヴェーラ渋谷
五つ星評価で【★★★★★おもしれーのなんのって】
特集「ナチスと映画Ⅲ」から1プログラム。
1953年、白黒、121分、初見。
流石ビリー・ワイルダーと言う感じで捨てる所がない面白さ。
裏切者の汚名を着せられた一匹オオカミの男が真犯人と対峙する場面のサスペンスがたまらん。
この映画を元にいろいろな方向に間口を広げたような映画に『大脱走』があり、あれはあれで傑作だが、それでもこっちの方が全然好き。多分、あれはあれでスティーブ・マックイーンが主役のようで、他の捕虜それぞれにスポットライトがあてられて、みな全員に花を持たせてるような映画だけど、これは全員均等にそれぞれを主張させつつ、最後は捕虜の中に埋もれていたウィリアム・ホールデンに強烈なまでにスポットライトを当てて、強引に彼の映画にしてしまう。そこが気持ちいいのだろう。


【銭】
『デート・ア・バレット デッド・オア・バレット』:イベント上映番組価格1300円均一。30分しかないのに高っ!
『第十七捕虜収容所』:一版1200-400(会員割引)
▼作品詳細などはこちらでいいかな
デート・ア・バレット デッド・オア・バレット@ぴあ映画生活
第十七捕虜収容所@ぴあ映画生活
▼関連記事。
・デート・ア・バレット デッド・オア・バレット(前編にあたる)@死屍累々映画日記・第二章
デート・ア・バレット ナイトメア・オア・クイーン(後編にあたる)@死屍累々映画日記・第二章
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コメント

第十七捕虜収容所

>この映画を元にいろいろな方向に間口を広げたような映画に『大脱走』があり
「大脱走」の原作ってこの映画に触発されて書かれたの。
原作が発表された時に映画化の話が出たのでは?
ググってみたけど、はっきりせんかった。

結構ツッコミどころが多くて興醒めしてたんだけど、エンディングで、あの曲をああいう風に撮ったんで映画の印象が随分と変わってしまった。
「巧い」とは思うけど「反則」だわな。

  • 2020/08/23(日) 20:10:05 |
  • URL |
  • 粕人間 #-
  • [ 編集 ]

Re: 第十七捕虜収容所

こんちは、先輩。

> >この映画を元にいろいろな方向に間口を広げたような映画に『大脱走』があり
> ググってみたけど、はっきりせんかった。

私もググってみたけど、決定的な証拠みたいなのは見つけられなかった。ただ、映画として10年間の差があり、知名度から言っても当然ヒットしたであろう本作を『大脱走』のスタッフ達が知らなかった筈がないし、影響は当然、受けたに違いあるまい。



> 結構ツッコミどころが多くて興醒めしてたんだけど、エンディングで、あの曲をああいう風に撮ったんで映画の印象が随分と変わってしまった。
> 「巧い」とは思うけど「反則」だわな。

ビリー・ワイルダーって反則ばかりやってるイメージ。

  • 2020/08/24(月) 00:08:45 |
  • URL |
  • fjk78dead #-
  • [ 編集 ]

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