授かったチート能力で、どうにか居場所を見つけて、
お世話になった人の問題を解決するまで。
つー書き方だと、田中が魅力的に見えてしまうが、
田中の魅力はチート能力以外の魅力がない所である。
カラーイラストで描かれる表紙の田中はボソボソした感じで
肌の色は死人のように薄茶色い。
悪役にまでいけないザコキャラみたいで、真剣に描いてる感がない。
チート能力も効率の良い使い方とかせず、割と出たとこ勝負だ。
そして、童貞で女に持てる要素がなく、外見不審者。
彼がやむにやまれず冒険に足を突っ込むが、基本、
そんなにやる気はない。生き方が漂うようだ。
でも、決めた方向には歩みは遅くても進むし、
ラッキースケベは享受する(視姦レベルまで)。
そして、田中の一番好きなところは、
自己評価が無茶苦茶低い所にある。
モテる筈がない。基本、嫌われこそすれ好かれる筈がない。
ル・サンチマンのように性根に沁み込んでて、こんな奴は大好きだ。
こいつは俺っす。俺すぎる。チート能力はないけど。
だから、このマンガは好き。
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