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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『人数の町』シネクイント1

◆『人数の町』シネクイント1

▲青(左/すすめ)と赤+黄(右/注意+止まれ)。

五つ星評価で【★★★薄気味悪いホラー】
プロットは単純。おそらく社会基盤を握る組織(現政府)によって作られた町、そこでは集められた人数により、ネット上の世論操作をしたり、特定地域に出向いて、選挙の票操作をしたりする。出入りは自由であるが、投与された電子機器が脳に騒音を感じさせるシステムにより、事実上逃亡は不可能。又、逃亡後はおそらく政府の手配により無戸籍者に落ちるので、物理的・身体的に逃げられたとしても、生活の目途が立たず、長期の逃亡は難しい。
この食って、寝て、SEXしてという、ただそれだけの「豚のような」生活に甘んじるなら、いつまでも生きていく事が出来る。だが、それを「生きる」と言えるのか。「町」という存在に人間がペットとして飼いならされている。そういう状態だろう。

システムが単純なだけに現実に実現可能に思える。全くもって今現在存在していても違和感がない。そこが怖い。ゾクゾク来る。
中村倫也と石橋静河には良くも悪くも個性を出しながら逆オーラ的な埋没性がある。
つまり、ちゃんと他者と区別の付く個性がありながら、極めて普通に見えて群れに紛れる。

中村倫也、この人くらい無気力が似合う人もいない。
石橋静河、顔は整っているのだが、華がなくて、そこらから連れてきた人オーラが強い。

中村倫也は「蒼山」
石橋静河は「紅子」
石橋静香の妹役が「みどり」
その妹の娘が「桃子」
ゴレンジャーカラーである。「キレンジャー」がいないのだが、「紅子」は「木村」でもあるので黄色兼任。

熱血レッドの石橋静河がグイグイ引っ張っていって、
中村倫也はクールキャラ。
みどりはレッドを信用出来ていない(このパターンは戦隊的には珍しい)。
桃子は可愛さだけ。

▲みどり(立花恵理)

しかし、あのラストは又、事態の解決方法としては「そうなってしまいそう」と考える説得力のある物ではあったが、想像の範囲内でもあるし、みんなが思うイヤな方向性だったから、できうるなら違う終わり方を見たかった。

女性客多し。このメンツで人数の町にそのまま移管されたらハーレムやんけ(豚だな俺、豚でいいや俺)。
でも都度のところSEXしか娯楽がない施設に収容されるのはキツい。そんなにSEX得意じゃないし(告白すんな、そんなん)。


【銭】
シネクイント水曜1200円均一。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
人数の町@ぴあ映画生活
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人数の町

借金取りに追われていた青年・蒼山は、黄色いツナギを着たヒゲ面の見知らぬ男に助けられる。 蒼山のことを“デュード”と呼ぶその男が用意してくれた「居場所」は、奇妙な「町」だった。 単純な労働と引き換えに衣食住が保証され、娯楽もセックスも自由。 ある日、蒼山は行方不明になった妹を探しに来たという新しい住人・紅子と出会う…。 ミステリー。

  • 2020/09/26(土)01:52:29 |
  • 象のロケット