厳しい。キツい。でも、面白い。可愛い。真面目なようで、割とテキトー。
中学の修学旅行か何かで上京していた上白石萌音が偶然、道端で急病人と遭遇、その場を颯爽と処理した外科医・佐藤健に一目惚れする。5年後、彼女は看護研修生として佐藤健の病院に佐藤健目当てで赴任、赴任当日に告白をして振られる。佐藤健は数ある恋愛物件を薙ぎ倒してきた「魔王」という仇名を持つので、上白石萌音は自動的に「勇者」の仇名を拝命する。
「勇者ちゃん」と呼ばれる上白石萌音が、かーいーの、何のって、かーいー。たまに「勇者」の衣装をシレっと着てるのもよい演出。感情的で、正義漢が強くて、ドジで、一生懸命で、善意の塊って鉄板である。対する佐藤健も不愛想なのに職務に忠実、その中に隠れ潜む優しさ、そして病院ならではの恋人かつ同僚の美女との死別ロマンス。恥ずかしくもなく、鉄板を詰め込んでくる。
11時間11回の中で上白石萌音が成長し、佐藤健がダメダメな勇者にメロメロになるまでを描く。
しかし、わざわざ一回分の物量で佐藤健が上白石萌音に「手出しをして貰えない」なんてSEX待ちエピソードを持ってくるとは思わなかった。なら、それに応えて、ちゃんとSEXも実況してほしい。
毎熊克哉がイケメンラインで、いい医師を演じてるのが不思議。基本クズという視点でしか見た事がなかった。
ゲストキャラ柄本明。久し振りに孫がいない役(的な印象)。でも、爺なので死期は近い。そこは変わらない。いや、違う。あまりに柄本明なキャラクターだったが、あれはモロ師岡だ。
話のメリハリを付けるため、上白石萌音の目の前に急遽、急病人が!って展開は一生に1、2回だろう。それが①出会い②大阪③交通事故④モロ師岡⑤結婚セレモニーハプニング、こんなだったか。そりゃあ都合良すぎだろう。人がバタバタ死んでくコナンくんにかなり近い。
オフィシヤル髭ダンディズム 薄い。薄い曲じゃ。まあ、それでいいんじゃないかと。
CMが驚くほど多かった。そして、同じCMが多かった。
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