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『結婚行進曲』『足にさわった女』新文芸坐

特集「市川崑 初期ライト・コメディの誘惑」の1プログラム。

◆『結婚行進曲』新文芸坐
五つ星評価で【★★★★犬も食わない奴】
1951年、白黒、83分、初見、市川崑監督作品。
仕事人間の上原謙と山根寿子の無風だったラブラブ結婚生活に降って湧いた8年目の大夫婦喧嘩とその顛末を描く。夫も妻もどちらもどちらを大好きだけど、夫は妻以上に仕事を優先するので、してない浮気を疑われる。なんだこの天国のような世界線は? まあ、映画だから浮気をしないが、現実だったら上原謙は会社の部下や、馴染みの芸者に手足を縛られておいしい目に会ってもおかしくはない。さんざん酔った結果の不貞くらいあってもおかしくない。でもまあ、そこは作り物だから愛しあう二人が肯定されればそれでいい。
小気味いいのはムチャクチャ早口で論理的に喋るのでクレーム言いに来たのに営業戦力として抜擢されてしまう杉葉子。『愛人』の女性陣が有馬稲子しか可愛くなかったみたいに、この映画では杉葉子だけ。なんかホモちゃうかってくらい、女優陣にスポット当ててあげてない気がする。
越路吹雪は越路吹雪役。足を露出した踊りを踊る。
伊藤雄之助は妻・山根寿子を落としたい踊りのお師匠。伊藤雄之助なのにお姉言葉ってギャップが凄い。


◆『足にさわった女』新文芸坐
五つ星評価で【★★★越路吹雪が美人?】
1952年、白黒、84分、初見(リメイク鑑賞あり)、市川崑監督作品。
この原作の映画は3本作られ、これは2本目。3本目は以前に見てた。
休暇中のスリ担当刑事・池部良とスリ常習・越路吹雪とお姉言葉の小説家・山村聰の電車旅行記。
見た覚えあるような、ないようななのは3作目を見ていたからか。
伊藤雄之助は必ず顔を覚えられるのでスリを禁止させられてる越路吹雪の弟役。なんか呪われた血よなあ。
個人的には越路吹雪を美人とは思わないので、そんなに盛り上がらない。


【銭】
フィルムセンターから借り出した2本での特別料金1600円を300円会員割引で差し引いて1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
結婚行進曲 WEDDING MARCH@ぴあ映画生活
足にさわった女〈1952年〉@ぴあ映画生活
▼関連記事。
足にさわった女〈1960年〉@死屍累々映画日記・第二章
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ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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