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『るろうに剣心 伝説の最期編』トーホーシネマズ日本橋8

◆『るろうに剣心 伝説の最期編』トーホーシネマズ日本橋8

▲「未来の為に」、、、、、って次の映画もそんなコピーだよなあ(笑)。

五つ星評価で【★★★この獅子雄編はやっぱ風呂敷広げすぎて無理があるんだと思う】
2014年、カラー、135分、2回目、大友啓史監督作品。
劇場映画4作目5作目公開前の振り返り上映。ファーストラン公開の時に見ているので、2回目の鑑賞になる。

やっぱり、一作目のシンプルさが見やすい。『京都大火編』と『伝説の最期編』を合わせた1エピソード2本の獅子雄編は多分、十本刀がほとんど出てこないから、マンガではもっと長い話なのだろうけど、映画ではそこまで尺を使わすにもっと短い長さに切り刻んでも良かった。師匠の所で鍛え直すとか、明らかに話のテンション落ちる。佐藤健と武井咲は『京都大火編』の最後で海に飛び込んで生き別れになって、『伝説の最期編』で何となく最後の方にのこのこ出会う。そこに理屈はない。何だか、ただ単に「剣心くんが好きなのに殺されちゃう、いや、いや」という少女マンガ的な傍観者として武井咲が現われる。この別れと再会の無駄な事よ。藤原竜也の日本攻略も行き当たりバッタリにしか見えないし、あちこち話の大筋がどこか歪んでる。佐藤健と藤原竜也が暗殺者の裏表であるなら、その暗殺者両名の更に裏表である武井咲の綺麗事である正義とをきっちり対峙させるべきだったのではないか。その上に高橋メアリージュンの正しくはないけど最も思いの強い愛をぶつける事で武井咲に何かを言わせるという算段に持ち込んだら「理屈」としては、面白かったのに。
『伝説の最期編』の音楽は1作目の「いつでも、どこでも、いくらでも咽び泣く」剣心のテーマは余り流れず、獅子雄の悲壮感を演奏する獅子雄曲がメイン。

アクションは伊勢谷友介がやはり凄い。あれに勝ててしまう剣心は異常。
そして、神木隆之介リベンジ戦が燃える。アクションその物の速さも凄いが、一太刀毎に壊れていく神木隆之介の演技がたまらん。逆に藤原竜也戦は藤原竜也が強すぎてリアルさを欠く感じ。それでも全体の話はつまらないのだが、合間合間に挟まるアクションが見事で鑑賞後に「見終わったあ」という満足感が得られる。

時たまコスプレ重そうだなあという人がいて、その人なんかは十本刀なんでしょうねえ。

滝藤賢一、あー、お前、うるさいよ。声だけではなく、演技がうるさいよ。


【銭】
旧作特別価格1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
るろうに剣心 伝説の最期編@ぴあ映画生活
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るろうに剣心関連記事リンク@死屍累々映画日記・第二章
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るろうに剣心 伝説の最期編

浜辺に打ち上げられた剣心を助けたのは、師匠・比古清十郎だった。 今の自分では志々雄を倒せないと悟った剣心は、飛天御剣流(ひてんみつるぎりゅう)の奥義伝授を清十郎に懇願する。 一方、剣心が生きていることを知った志々雄は、黒船から攻撃を仕掛け、政府に剣心の公開処刑を要求する…。 剣客アクション・ロマン。

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ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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