戦争映画と刑事アクション、入れ替え無しの二本立て興行。
【映画の感想】
・『いのちの戦場 アルジェリア1959』:フランス版『プラトーン』。戦場に翻弄されて徐々に狂っていく若きエリート将校って鉄板な内容ながら、役者が立案した映画だけあって、狂い方は鬼気迫る名演である。ナパーム投下後の遺体の残骸っぷり描写が凄い。
・『フェイクシティ ある男のルール』:キアヌ・リーブス主演の刑事ドラマ。キアヌは違法捜査で手柄を立てる刑事。原題は『STREET KINGS(街の王)』、街を統べる汚職警察権力の仇名だが、これそのままの原題では通りが悪いからって事で、日本語タイトルが『フェイクシティ』、かなり的を得たタイトルである。でも、まだ、分かりづらい。『偽りの街』とかでいいんじゃないの? 洋画のタイトルはカタカナにしないと、動員に響くとか不文律があるんだろうか? 『LAコンフィデンシャル』のジェームズ・エルロイが脚本を手がけているので、話はしっかりしている。
【銭】
新橋文化前月発売の前売券購入により700円で入場。
このLINKをクリックするとBlogPeople「音楽・エンターテイメント/映画」ブログランキングのランキングがちょっとだけあがってくれるらしい。証拠はなし。
スポンサーサイト