『かぐや様は告らせたい』『かぐや様は告らせたいファイナル』ユナイテッドシネマ豊洲9、12
- Date
- 2021/09/21/Tue 10:57
- Category
- 映画(FC2独自レビュー)
2年前に書きそびれたレビューと同時掲載。だから『かぐや様は小倉世帯』なんて製餡業者の社長夫婦みたいな漢字変換はやめろ、ワープロ。
◆『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』ユナイテッドシネマ豊洲9

▲お二人ともおかわいいこと。
五つ星評価で【★★★★決して映画として上等ではない事を承知で推したい】
まず一作目。以下が見た直後のツイート。
ああ、このくだらない映画がとても好きだ。なんてくだらない人間なんだ俺。佐藤二朗は自由にしすぎ。橋本環奈の完璧じゃない部分が可愛い。映画っぽくないギミックが多いけど花火のエピとか普通にいい。
映画っていろいろな種類があって、ハリウッドで作られる『風と共に去りぬ』も映画なら、日本で作られる『おしりたんてい』だって映画だ。そんな幅広いジャンル幅がある中で、本作はゴリゴリの映画を捨てた作風。そう、『風と共に去りぬ』よりは『おしりたんてい』に近い作風。あー、だから、橋本環奈さまのお尻を何故、出さない。いや、必然性とかどうでもいい。俺は橋本環奈のお尻を探偵したいのだ。閑話休題。映画じゃない作風と言えば『燃えよロボコン』と言うのもあったが、あれは映画であるかとか以前に、作品であるか、と言う問題を含む為、触れてしまったが触れずにおこう。『かぐや様は告らせたい』の原作はマンガであり、マンガとして読む分には違和感なく読める。現実3D空間のリアリティーラインと、マンガのリアリティーラインが異なるからである。リアリティー・ラインはぶっちゃけ「おいおいそんなんありえんだろう」って線。マンガを実写映画に置き換える時、嘘であるマンガをスムーズに現実としておかしくない立体化、色付けなどが行われる。この辺の立派な失敗作があれ、『鋼の錬金術師』。まあ、それは触れちゃったけど触れずに置いといて、『かぐや様は告らせたい』は学園生徒会内部で一組の男女が死力を尽くしてマウントを取りあうような話なので、実は実写映像化で困るような設定はそんなにない。かぐや様の実家が超金持ちである事なども説得力を付けて実写化するのは普通に予算が付くならそんなに難易度は高くない。どちらかと言うと、この場合、マンガのキャラクターが上手く実際のアイドルの上に違和感なくトレースされているかの方が大事になる。主役二人はOK。ちゃんと嵌っている。嵌っていながら、彼等自身の元からアイドルとして備わっている存在感も損なわれていない。マンガの登場人物に見えながら、こういう奴いるよなって線も保持されている。そして、このマンガの中では一人だけ甚だしくリアリティーを持つてないマンガキャラクターがいる。それが藤原千花。被り物を被ったゆるキャラに近い。マンガの中でなら、生徒会長とふなっしーが対等に話してもそんなに違和感はないのだが、実人間を使うのは難しいのではないかと思っていた。いや、実人間を使う事は難しくないが、他から浮くか、キャラが死ぬのではないかと思っていた。映画はこの人物をちゃんとマンガのまんまで映画に登場させて、人間の血肉を与えて尚且つ場として違和感がなかった。うわ、藤原千花が藤原千花のままでいるよ、マンガのままだよ。浅川梨奈凄い凄い。ちょっと感心した。ただ、こういうマンガ人物が違和感なく映画に溶け込んでいるので、映画はコントっぽい世界にまでリアリティーは落ちた。つまり、作品は映画としての格調より、マンガの再生を選んだのだ。そういう品の無い行為大好き。だんだん酩酊気分で何を書いてるか分からなくなった。まあ、今まで書いたゴタクはどうでもよくて(どうでもいいのかよ!)浅川梨奈バカっぽいけど可愛い。一緒にカトゥーンになって追っかけっこをしたい。堀田真由とスクリーンには映らないようなエロい関係になりたい。橋本環奈と別にエロくなくてもいいから密着してただただイヤな顔をされたい。そっちの方が本音だ。そういう映画が見たかった。他の人はともかくとして(いや、本当はそこはそこで大事だから)。
唯一、私の中で石上書記は佐野勇斗の顔ではない。いや、それ言ったら高嶋政宏も白銀会長の父ちゃんとはちょっと離れてるが、あれはそこそこ脇役としての出現率が低いからそんなに気にならない。石上書記と佐野勇斗は単純に顔が違う。実写『銀魂』で菅田将暉が配役発表された時くらいの違和感がある。でも、菅田将暉は外観の徹底変更で、佐野勇斗は演技で頑張ってたから許しておこう(好きな映画を語る時は偉そうな俺)。

▲「カトちゃんぺ」
「四宮、それは違うぞ」
◆『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』ユナイテッドシネマ豊洲12

▲この二人に対しての縦の剣は誰よ。
五つ星評価で【★★★★更に今回も決して映画として上等ではない事を承知で推していきたい】
上のレビューみたいに一作目が映画よりマンガを取った事をとても評価してるので、今回もその延長上にあるので普通に好き。
相変わらず橋本環奈は主役を張ってるのに「美人」と言うより「カワイ子ちゃん」扱いで、パーツパーツ見るとけっこうどんくさい感じが残ってるのが逆に非常に好感が持てる。そして、今回の鑑賞直後のツイートは以下。
映画文法的に気が狂ってるバラエティーショー部分もあるのだが、一作目同様マンガキャラのリアライズの凄さに細かい所吹っ飛ぶ。原作も贔屓な石上エピが好き。
原作マンガが今回の「ファイナル」のその先に到達してしまっており、原作で扱いたかったかぐや様の世界に置ける立ち位置と、その中で二人がどう生きるかを馬鹿正直に映画としては実現できないので、映画はマンガのエッセンスだけ集めて幕を閉じたのは有終の美だったと思う。そして、やっぱり石上のエピが好き。
あふれ出るハートの風船も胸キュンだ。この映画にDCが絡んでいたら絶対ジョーカーが風船の中に毒ガスを仕込んでいて、記念すべき文化祭になったろうに(とかすげえ蛇足を思い付いがもうどうでもいいから書いて残しておく)。「そんな事まで書いて気を引きたいなんて、ずいぶん、おかわいらしい事」と言われたいからである。
【銭】
『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』:おそらくキャンペーン期間中の割引価格で1100円。
『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』:ユナイテッドシネマの1200円で9月末まで鑑賞できるクーポンチケットを使用しようとしたら紛失してて、急遽、有料入場ポイント2ポイントを使って1000円の入場料で割引鑑賞した。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~@ぴあ映画生活
・かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル@ぴあ映画生活
▼関連記事。
・かぐや様は告らせたい ファーストキッスは終わらない(アニメ)@死屍累々映画日記・第二章
◆『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』ユナイテッドシネマ豊洲9

▲お二人ともおかわいいこと。
五つ星評価で【★★★★決して映画として上等ではない事を承知で推したい】
まず一作目。以下が見た直後のツイート。
ああ、このくだらない映画がとても好きだ。なんてくだらない人間なんだ俺。佐藤二朗は自由にしすぎ。橋本環奈の完璧じゃない部分が可愛い。映画っぽくないギミックが多いけど花火のエピとか普通にいい。
映画っていろいろな種類があって、ハリウッドで作られる『風と共に去りぬ』も映画なら、日本で作られる『おしりたんてい』だって映画だ。そんな幅広いジャンル幅がある中で、本作はゴリゴリの映画を捨てた作風。そう、『風と共に去りぬ』よりは『おしりたんてい』に近い作風。あー、だから、橋本環奈さまのお尻を何故、出さない。いや、必然性とかどうでもいい。俺は橋本環奈のお尻を探偵したいのだ。閑話休題。映画じゃない作風と言えば『燃えよロボコン』と言うのもあったが、あれは映画であるかとか以前に、作品であるか、と言う問題を含む為、触れてしまったが触れずにおこう。『かぐや様は告らせたい』の原作はマンガであり、マンガとして読む分には違和感なく読める。現実3D空間のリアリティーラインと、マンガのリアリティーラインが異なるからである。リアリティー・ラインはぶっちゃけ「おいおいそんなんありえんだろう」って線。マンガを実写映画に置き換える時、嘘であるマンガをスムーズに現実としておかしくない立体化、色付けなどが行われる。この辺の立派な失敗作があれ、『鋼の錬金術師』。まあ、それは触れちゃったけど触れずに置いといて、『かぐや様は告らせたい』は学園生徒会内部で一組の男女が死力を尽くしてマウントを取りあうような話なので、実は実写映像化で困るような設定はそんなにない。かぐや様の実家が超金持ちである事なども説得力を付けて実写化するのは普通に予算が付くならそんなに難易度は高くない。どちらかと言うと、この場合、マンガのキャラクターが上手く実際のアイドルの上に違和感なくトレースされているかの方が大事になる。主役二人はOK。ちゃんと嵌っている。嵌っていながら、彼等自身の元からアイドルとして備わっている存在感も損なわれていない。マンガの登場人物に見えながら、こういう奴いるよなって線も保持されている。そして、このマンガの中では一人だけ甚だしくリアリティーを持つてないマンガキャラクターがいる。それが藤原千花。被り物を被ったゆるキャラに近い。マンガの中でなら、生徒会長とふなっしーが対等に話してもそんなに違和感はないのだが、実人間を使うのは難しいのではないかと思っていた。いや、実人間を使う事は難しくないが、他から浮くか、キャラが死ぬのではないかと思っていた。映画はこの人物をちゃんとマンガのまんまで映画に登場させて、人間の血肉を与えて尚且つ場として違和感がなかった。うわ、藤原千花が藤原千花のままでいるよ、マンガのままだよ。浅川梨奈凄い凄い。ちょっと感心した。ただ、こういうマンガ人物が違和感なく映画に溶け込んでいるので、映画はコントっぽい世界にまでリアリティーは落ちた。つまり、作品は映画としての格調より、マンガの再生を選んだのだ。そういう品の無い行為大好き。だんだん酩酊気分で何を書いてるか分からなくなった。まあ、今まで書いたゴタクはどうでもよくて(どうでもいいのかよ!)浅川梨奈バカっぽいけど可愛い。一緒にカトゥーンになって追っかけっこをしたい。堀田真由とスクリーンには映らないようなエロい関係になりたい。橋本環奈と別にエロくなくてもいいから密着してただただイヤな顔をされたい。そっちの方が本音だ。そういう映画が見たかった。他の人はともかくとして(いや、本当はそこはそこで大事だから)。
唯一、私の中で石上書記は佐野勇斗の顔ではない。いや、それ言ったら高嶋政宏も白銀会長の父ちゃんとはちょっと離れてるが、あれはそこそこ脇役としての出現率が低いからそんなに気にならない。石上書記と佐野勇斗は単純に顔が違う。実写『銀魂』で菅田将暉が配役発表された時くらいの違和感がある。でも、菅田将暉は外観の徹底変更で、佐野勇斗は演技で頑張ってたから許しておこう(好きな映画を語る時は偉そうな俺)。

▲「カトちゃんぺ」
「四宮、それは違うぞ」
◆『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』ユナイテッドシネマ豊洲12

▲この二人に対しての縦の剣は誰よ。
五つ星評価で【★★★★更に今回も決して映画として上等ではない事を承知で推していきたい】
上のレビューみたいに一作目が映画よりマンガを取った事をとても評価してるので、今回もその延長上にあるので普通に好き。
相変わらず橋本環奈は主役を張ってるのに「美人」と言うより「カワイ子ちゃん」扱いで、パーツパーツ見るとけっこうどんくさい感じが残ってるのが逆に非常に好感が持てる。そして、今回の鑑賞直後のツイートは以下。
映画文法的に気が狂ってるバラエティーショー部分もあるのだが、一作目同様マンガキャラのリアライズの凄さに細かい所吹っ飛ぶ。原作も贔屓な石上エピが好き。
原作マンガが今回の「ファイナル」のその先に到達してしまっており、原作で扱いたかったかぐや様の世界に置ける立ち位置と、その中で二人がどう生きるかを馬鹿正直に映画としては実現できないので、映画はマンガのエッセンスだけ集めて幕を閉じたのは有終の美だったと思う。そして、やっぱり石上のエピが好き。
あふれ出るハートの風船も胸キュンだ。この映画にDCが絡んでいたら絶対ジョーカーが風船の中に毒ガスを仕込んでいて、記念すべき文化祭になったろうに(とかすげえ蛇足を思い付いがもうどうでもいいから書いて残しておく)。「そんな事まで書いて気を引きたいなんて、ずいぶん、おかわいらしい事」と言われたいからである。
【銭】
『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』:おそらくキャンペーン期間中の割引価格で1100円。
『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル』:ユナイテッドシネマの1200円で9月末まで鑑賞できるクーポンチケットを使用しようとしたら紛失してて、急遽、有料入場ポイント2ポイントを使って1000円の入場料で割引鑑賞した。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~@ぴあ映画生活
・かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~ ファイナル@ぴあ映画生活
▼関連記事。
・かぐや様は告らせたい ファーストキッスは終わらない(アニメ)@死屍累々映画日記・第二章
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