『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』『終わりの見えない闘い』『パウ・パトロール ザ・ムービー』
- Date
- 2021/10/12/Tue 00:05
- Category
- 映画(FC2独自レビュー)
同日鑑賞3本をまとめてレビュー。
◆『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』新宿ピカデリー4

▲シャウト「さよぉならさよおなら好きになあったひぃとおう」(画像とキャプションは無関係です)
五つ星評価で【★★★裁判がどうとかこうとかではないのね】
物語に裁判が関係していないという事はないのだけど、リーガル物的な法廷争いには全く足を踏み込まないって姿勢にはビックリ。勿論、法廷で勝ったからと言って、呪いが継続して殺されてしまっては意味がないので、話として破綻はないのだけど。ないのなら、この邦題もないんじゃないか? まあ、釣られましたって事か。そんなんしなくても簡単に釣られるタイプなので、出来れば正しく釣られたい。
日本人として、キリスト教で言うところの悪魔の実在には疑問を感じてしまうので、知の集大成の中で悪魔に憑りつかれた者が禁忌の呪いに手を出して、という今回の概要は必ず宿敵として悪魔を用意しなければならない従来の当シリーズよりは取っ付きやすい。呪う者と呪われる者の接点や理由などが明確な物があったのかどうかが私、見ていて取りこぼした。キャー。悪魔のせいです、きっと。
◆『終わりの見えない闘い-新型コロナウイルス感染症と保健所-』ポレポレ東中野

▲チラシ。
五つ星評価で【★★殴られた感がない】
2020年初夏から2021年3月(新型コロナウィルスが市井に蔓延しだしたころから、2021年10月現在の約半年前)までの保健所、保健師に密着したドキュメンタリー。簡単に言うとコロナ禍の中でブラック化していく職場環境、足りなくなる手、破綻する日常という事なのだろうが、現場作業を淡々と捕えているので怒号とか絶叫とかはない。救急医療の現場とかでない限り1分1秒を争って感情が剥き出しになったりする形にはならない。なので、「みるみる酷い事になったのだろう」という状況証拠的な側面としては納得できるのだが、この記録を見てガンガン殴られてくるような痛みか感じつらかった(自分が冷血なだけか?)。
でも、こういうのは記録として絶対必要。そして、こういう記録があった事を後から確認できるようにサーチして、映画に辿り着ける事が大切であり必要。
◆『パウ・パトロール ザ・ムービー』ユナイテッドシネマ8

▲たら~。
五つ星評価で【★★★★子犬のレスキュー隊が大活躍】
最初、満席をくらって入れず、2回目お一人様独占鑑賞。観客入場数ブレすぎだろ。
子供の隊長と隊員の子犬が会話できる子供フォーマットの3Dアニメだが実に面白かった。
子犬だって悩むし、傷付くし、復活する。
挫折と友情、凄く正しい映画を見せてもらった気がする。それでいて、ちゃんとハラハラさせて面白い。
ヴィランのライバール市長というのが傑作。無茶苦茶承認欲求が高くて、誰からも理由もなく褒めたたえてもらいたがってる。自分が褒められるためには他人の事は一切気にせず、プロジェクトが失敗すると責任を取らずに逃げ出す。安倍前総理かよ。
パウ・パトロールが今までいた田舎町アドベンチャー・ベイを出て、大都市アドベンチャー・シティのレスキューを行う姿が見られるが、そのアドベンチャー・シティに元から住む子犬のリバティ(安倍なつみ)がとてもいい奴。パウ・パトロールに憧れを抱いているのだけど、彼等を手伝う事が栄誉であり、皆が幸せであれば彼女も幸せ。承認欲求はなくはないが凄く控えめ。こういう子に積極的に惚れていきたい。
【銭】
『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』:前回有料入場割引で1300円。
『終わりの見えない闘い』:ポレポレ東中野5回券6000円のうち4回目使用。2021年1月26日購入。
『パウ・パトロール ザ・ムービー』:ユナイテッドシネマの有料入場ポイント2ポイントを使って、割引後の入場料金1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・死霊館 悪魔のせいなら、無罪。@ぴあ映画生活
・終わりの見えない闘い-新型コロナウイルス感染症と保健所-@ぴあ映画生活
・パウ・パトロール ザ・ムービー@ぴあ映画生活
◆『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』新宿ピカデリー4

▲シャウト「さよぉならさよおなら好きになあったひぃとおう」(画像とキャプションは無関係です)
五つ星評価で【★★★裁判がどうとかこうとかではないのね】
物語に裁判が関係していないという事はないのだけど、リーガル物的な法廷争いには全く足を踏み込まないって姿勢にはビックリ。勿論、法廷で勝ったからと言って、呪いが継続して殺されてしまっては意味がないので、話として破綻はないのだけど。ないのなら、この邦題もないんじゃないか? まあ、釣られましたって事か。そんなんしなくても簡単に釣られるタイプなので、出来れば正しく釣られたい。
日本人として、キリスト教で言うところの悪魔の実在には疑問を感じてしまうので、知の集大成の中で悪魔に憑りつかれた者が禁忌の呪いに手を出して、という今回の概要は必ず宿敵として悪魔を用意しなければならない従来の当シリーズよりは取っ付きやすい。呪う者と呪われる者の接点や理由などが明確な物があったのかどうかが私、見ていて取りこぼした。キャー。悪魔のせいです、きっと。
◆『終わりの見えない闘い-新型コロナウイルス感染症と保健所-』ポレポレ東中野

▲チラシ。
五つ星評価で【★★殴られた感がない】
2020年初夏から2021年3月(新型コロナウィルスが市井に蔓延しだしたころから、2021年10月現在の約半年前)までの保健所、保健師に密着したドキュメンタリー。簡単に言うとコロナ禍の中でブラック化していく職場環境、足りなくなる手、破綻する日常という事なのだろうが、現場作業を淡々と捕えているので怒号とか絶叫とかはない。救急医療の現場とかでない限り1分1秒を争って感情が剥き出しになったりする形にはならない。なので、「みるみる酷い事になったのだろう」という状況証拠的な側面としては納得できるのだが、この記録を見てガンガン殴られてくるような痛みか感じつらかった(自分が冷血なだけか?)。
でも、こういうのは記録として絶対必要。そして、こういう記録があった事を後から確認できるようにサーチして、映画に辿り着ける事が大切であり必要。
◆『パウ・パトロール ザ・ムービー』ユナイテッドシネマ8

▲たら~。
五つ星評価で【★★★★子犬のレスキュー隊が大活躍】
最初、満席をくらって入れず、2回目お一人様独占鑑賞。観客入場数ブレすぎだろ。
子供の隊長と隊員の子犬が会話できる子供フォーマットの3Dアニメだが実に面白かった。
子犬だって悩むし、傷付くし、復活する。
挫折と友情、凄く正しい映画を見せてもらった気がする。それでいて、ちゃんとハラハラさせて面白い。
ヴィランのライバール市長というのが傑作。無茶苦茶承認欲求が高くて、誰からも理由もなく褒めたたえてもらいたがってる。自分が褒められるためには他人の事は一切気にせず、プロジェクトが失敗すると責任を取らずに逃げ出す。安倍前総理かよ。
パウ・パトロールが今までいた田舎町アドベンチャー・ベイを出て、大都市アドベンチャー・シティのレスキューを行う姿が見られるが、そのアドベンチャー・シティに元から住む子犬のリバティ(安倍なつみ)がとてもいい奴。パウ・パトロールに憧れを抱いているのだけど、彼等を手伝う事が栄誉であり、皆が幸せであれば彼女も幸せ。承認欲求はなくはないが凄く控えめ。こういう子に積極的に惚れていきたい。
【銭】
『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』:前回有料入場割引で1300円。
『終わりの見えない闘い』:ポレポレ東中野5回券6000円のうち4回目使用。2021年1月26日購入。
『パウ・パトロール ザ・ムービー』:ユナイテッドシネマの有料入場ポイント2ポイントを使って、割引後の入場料金1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・死霊館 悪魔のせいなら、無罪。@ぴあ映画生活
・終わりの見えない闘い-新型コロナウイルス感染症と保健所-@ぴあ映画生活
・パウ・パトロール ザ・ムービー@ぴあ映画生活
スポンサーサイト