fc2ブログ

『らせん階段』シネマヴェーラ渋谷

◆『らせん階段』シネマヴェーラ渋谷
五つ星評価で【★★★殺人鬼とのらせん階段での息詰まる攻防】
特集企画「Strangers in HollywoodⅠ」から一本。
1946年、白黒、84分、初見、ロバート・シオドマク監督作品。
連続殺人鬼に狙われるハウスメイド。
メイドは唖(おし)。殺人鬼の殺人衝動が優生思想というのは今となっては大時代的な感じもする。いや、しかし、ナチスが「治療不能で生きるに値しない」と判断された障害者をバシバシ殺したT4計画は1941年に実施されており、おそらくその内容詳細が明らかになったのはドイツ敗戦の1945年なんじゃなかろうか。ユダヤ人亡命者のシオドマクに関してはユダヤ人絶滅収容所とリンクする看過できない問題だったに違いない。

後半、殺人鬼がいよいよ誰か分かって、メイドを屋敷の中、追い回すシーンが素晴らしい。
メイドは唖だが、しゃべれない以外はとても活発。物凄く運動性能がよくて、ぴょんぴょんばたばた逃げ回るのがツボ。そう言えば、そんなメイド見た事がない。そして時折、挿入されるセオリー無視の顔の巨大アップも効いている。ドロシー・マクガイアなかなか美人さんでした。あと、らせん階段の構造を活かして、犯人が死角に隠れたり、犯人・メイド・第三の人物の配置が完璧。


【銭】
(一般入場料金1200円-会員割引400円)×2(2回見てる)。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
らせん階段〈1945年〉@ぴあ映画生活
スポンサーサイト



トラックバック

URL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

「らせん階段」

このタイトルは、すごく有名な気がする。

らせん階段 

その町には障害者だけを狙う連続殺人事件が起きていた。 そして、町はずれの気味悪い古い建物には、偏屈で病床の女主人のほか何人かの怪しげな人たちと、聾唖の娘が女中として住み込んでいるのだが…。

コメント

非公開コメント

観たい!!レンタルにないか探します!

Re: タイトルなし

こんちは、カシス☆さん。

> 観たい!!レンタルにないか探します!

探して、探して、佐藤二朗のように探されて。

螺旋階段で、犯人の目を回しましょう。

Re: タイトルなし

こんちは、ボーさん。

> 螺旋階段で、犯人の目を回しましょう。

階段が「螺旋」だからいいものの「ろせん」だったらマズい。「ろせん」は落語の中での「ちんちん」を表わす隠語。
プロフィールだ

fjk78dead

Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

最新記事だ
検索できるんだ
最新コメントだ
最新トラックバック(直結)だ
俺のリンク集
カテゴリだ
月別アーカイブ(タブ)
カレンダー
02 | 2024/03 | 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる