『ウェディング・ハイ』ユナイテットシネマ豊洲2
- Date
- 2022/03/15/Tue 08:50
- Category
- 映画(FC2独自レビュー)
◆『ウェディング・ハイ』ユナイテットシネマ豊洲2

▲お祭りとか縁日みたいな結婚披露宴。後には何も残らない。まあ、それでいいんじゃない?
五つ星評価で【★★★★こういう人生に役立たない映画が好き】
ツイッターでの最初の感想(↓)
(i)バカリさん脚本の映画。うまいわー。A面だけでも全然面白いけどダメ押しのB面が面白いのでお得感が強い。脚本がもうプロ以上にプロ。演出をプロに委ねてるのも絵作りが派手で今回は成功。(/i)
↑ちょっと勘違いしてるけど、バカリさんは映画で演出兼ねた事はないです(TVとかは知らん)。
好き順では
『地獄の花園』
『劇場版 殺意の道程』
『ウェディング・ハイ』
『架空OL日記』
『劇場版 ひらがな男子 ~序~』
かな。
今回は驚くような仕掛けがない映画だけど、普通に地道に面白い(A面B面程度ではバカリさんの才覚を考えたら仕掛けとは言わさない)。
高橋克実と皆川猿時のパートが好き。話の流れを見せながらネタそのものは明かさないのがクール(映画『BECK』のボイスレス・ボーカルの再現かよ/いや、あれは認めてないが)。しかし、この二人のパートをまるまる削っても映画は成立する。いやいや、そんなんばっかじゃないか。小ネタが集まって一本の映画を構成してるのにそれを微塵と感じさせないのが凄い(それは演出側のポイントか)。片桐はいりもおいしい役どころ。あんな濃いキャラに濃いピソードがない訳がないという方向に観客を誘導、よい想像を募らせる。あと、見せない余興の逆に見せる余興が又素晴らしい。すかしなVTRのビデオの後に難題ビデオを成功させ、締めの余興を完遂させる。締めの余興はけっこう長い尺を捕っているのだが飽きないし、こういう結婚式なら来たいとまで思わせる。今までの全てのつまらない披露宴の仇討ちみたいだ。
この物語の中では新郎の父、尾美としのりも小林聡美と入れ変わる事もなく、新婦の父、六角精児もギャンブルで身を崩したりしない。何て魅力的な結婚式なんだ。ただ一点、イリュージョンで六角精児が変な所に飛ばされるのは合点がいかなかった。イリュージョンはそういうもんじゃないだろう。逆にイリュージョンがそういうもんという世界観なら、六角精児は異世界に飛ばされて美少女に受肉して半年くらい色々回遊した後、元の六角精児に戻って1分後の式場に戻ってきてほしい。
篠原涼子はあまりよい感じはしないけど、まあ、よくやった。最後まで見ると、篠原涼子自身にエールを送る映画になったりしてるところがちょっと凄いキャスティングじゃない?
岩田剛典はクソまみれだけど、今までで一番魅力的な役。今までの役、クソ以下かよ。
臼田あさ美いいサブチーフ感。
向井理そんな役かゲゲゲ(別にゲゲゲじゃない)。
高橋克実はちゃんと役に向きあってそうなのに、皆川猿時はなんか鼻くそほじりながら台本読んでそう感を考えると、これもなかなか良いキャスティングだ。皆川猿時が鼻くそほじりながら台本読んでたりは多分、しないだろうけど。
ただ、篠原涼子はバースデーケーキを作ったケーキ職人にはちょっと謝った方がいいかもしれない。まあ、いいか。あんな引き出物配るカップルの結婚式だから。
思い出すといろいろ楽しくてハイになってきた。
引き出物のパンツだけを付けた中村倫也と関水渚のいやらしい映像が見たい。
っつか、割とそこそこの長尺だけど、エロい振りはなかった。そこは監督が女性だからかしら。花嫁以上の美女を一切配置しない所に夢と優しさを感じる(よく考えたらその逆目が映画『愛なのに』の結婚パートだな)。
【銭】
映画鑑賞ポイント2ポイント使って1000円で鑑賞。500円余計に払って一年間会員期間更新。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・ウェディング・ハイ@ぴあ映画生活

▲お祭りとか縁日みたいな結婚披露宴。後には何も残らない。まあ、それでいいんじゃない?
五つ星評価で【★★★★こういう人生に役立たない映画が好き】
ツイッターでの最初の感想(↓)
(i)バカリさん脚本の映画。うまいわー。A面だけでも全然面白いけどダメ押しのB面が面白いのでお得感が強い。脚本がもうプロ以上にプロ。演出をプロに委ねてるのも絵作りが派手で今回は成功。(/i)
↑ちょっと勘違いしてるけど、バカリさんは映画で演出兼ねた事はないです(TVとかは知らん)。
好き順では
『地獄の花園』
『劇場版 殺意の道程』
『ウェディング・ハイ』
『架空OL日記』
『劇場版 ひらがな男子 ~序~』
かな。
今回は驚くような仕掛けがない映画だけど、普通に地道に面白い(A面B面程度ではバカリさんの才覚を考えたら仕掛けとは言わさない)。
高橋克実と皆川猿時のパートが好き。話の流れを見せながらネタそのものは明かさないのがクール(映画『BECK』のボイスレス・ボーカルの再現かよ/いや、あれは認めてないが)。しかし、この二人のパートをまるまる削っても映画は成立する。いやいや、そんなんばっかじゃないか。小ネタが集まって一本の映画を構成してるのにそれを微塵と感じさせないのが凄い(それは演出側のポイントか)。片桐はいりもおいしい役どころ。あんな濃いキャラに濃いピソードがない訳がないという方向に観客を誘導、よい想像を募らせる。あと、見せない余興の逆に見せる余興が又素晴らしい。すかしなVTRのビデオの後に難題ビデオを成功させ、締めの余興を完遂させる。締めの余興はけっこう長い尺を捕っているのだが飽きないし、こういう結婚式なら来たいとまで思わせる。今までの全てのつまらない披露宴の仇討ちみたいだ。
この物語の中では新郎の父、尾美としのりも小林聡美と入れ変わる事もなく、新婦の父、六角精児もギャンブルで身を崩したりしない。何て魅力的な結婚式なんだ。ただ一点、イリュージョンで六角精児が変な所に飛ばされるのは合点がいかなかった。イリュージョンはそういうもんじゃないだろう。逆にイリュージョンがそういうもんという世界観なら、六角精児は異世界に飛ばされて美少女に受肉して半年くらい色々回遊した後、元の六角精児に戻って1分後の式場に戻ってきてほしい。
篠原涼子はあまりよい感じはしないけど、まあ、よくやった。最後まで見ると、篠原涼子自身にエールを送る映画になったりしてるところがちょっと凄いキャスティングじゃない?
岩田剛典はクソまみれだけど、今までで一番魅力的な役。今までの役、クソ以下かよ。
臼田あさ美いいサブチーフ感。
向井理そんな役かゲゲゲ(別にゲゲゲじゃない)。
高橋克実はちゃんと役に向きあってそうなのに、皆川猿時はなんか鼻くそほじりながら台本読んでそう感を考えると、これもなかなか良いキャスティングだ。皆川猿時が鼻くそほじりながら台本読んでたりは多分、しないだろうけど。
ただ、篠原涼子はバースデーケーキを作ったケーキ職人にはちょっと謝った方がいいかもしれない。まあ、いいか。あんな引き出物配るカップルの結婚式だから。
思い出すといろいろ楽しくてハイになってきた。
引き出物のパンツだけを付けた中村倫也と関水渚のいやらしい映像が見たい。
っつか、割とそこそこの長尺だけど、エロい振りはなかった。そこは監督が女性だからかしら。花嫁以上の美女を一切配置しない所に夢と優しさを感じる(よく考えたらその逆目が映画『愛なのに』の結婚パートだな)。
【銭】
映画鑑賞ポイント2ポイント使って1000円で鑑賞。500円余計に払って一年間会員期間更新。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・ウェディング・ハイ@ぴあ映画生活
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