『モービウス』『ザ・バットマン』『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』
- Date
- 2022/04/17/Sun 23:44
- Category
- 映画(FC2独自レビュー)
アメコミ系三つできるだけ軽く。
◆『モービウス』新宿ピカデリー2
◆『モービウス』ユナイテッドシネマ豊洲10

▲「ウ・ラ・ミ・ハ・ラ・サ・デ・オ・ク・ベ・キ・カ」
五つ星評価で【★★春眠】
二回観たけど、二回とも途中で意識が途切れてしまった。
幾何学系デザインに妙な音のOP、EDはイカレてて好み。
そうすか、吸血鬼ですか。常人が吸血鬼になって血の欲望に抗うという非常にベタな展開で、煙草会社がお金出してそうなCG表現は面白いけど、あまり変わり映えしない話。主人公モービウスの弟分マイロとの確執もテンプ。凄むと表情に獣性が溢れだすのもテンプ。何かヒューンヒューンドコンドコン殴り合ってるうちに終わってしまった。戦いを終わらす最後のスマッシュショットとか覚えてない。
モービウスことジャレッド・レトは苦悩、懊悩、衝動とかよさげな演技だった。
マイロことマット・スミスもスラッと伸びたおみ足に髑髏のような笑顔が眩しい。
吸血鬼だけに蝙蝠イメージが漂う本作だが、ラストに登場する人物の前世が『バットマン』だったので笑った。バルチャー(ハゲタカ)であり、『バードマン』でもある。そして、『モービウス』の前世もバットマンの宿敵ジョーカーだったりする。本当は単に『バットマン』を作りたかっただけなんじゃないか?
◆『ザ・バットマン』新宿ピカデリー2

日曜大工系ヴィラン。リドラー。
五つ星評価で【★★★端正】
その、バットマン。バットマンの暗さが好き。
明るいイデオン同様、明るいバットマンってかっこ悪い。
何かいつも苦虫噛み潰していて(本当に噛んでたらやだ)、俯いてる男がいいのよ、ブルース・ウェインは。今回の相手はタチの悪い知能犯リドラー(=ナゾラー)。シリアスな話に無理が生じるため、カラーのレオタードに「?」をあしらったアメコミコスチュームじゃなかった。あのスーツをそんなに見たかった訳じゃないけど、心の底にちょっとシコリが疼いた。はっきり言ってリドラーの謎は分からなかった。だが、バットマンは負ける。バットマンって割と勝負の勝ち率低い。そういう悲哀が嫌いじゃない。そして、ペンギンが単にギャングなのに、根性一つでバットマンとタイになる頑張りを見せたのはかっこよかった。
全体、文芸的な物語としてはよく出来ているが、娯楽としては圧倒的なカタルシスを与えてくれないので今一つ。キャットウーマンがエロいのは勿論好き。でも、話が悲惨な方向に傾くとエロとかどうでも良くなってしまいがちなのが悩ましい所。
◆『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』ユナイテッドシネマ豊洲8

▲オイルプレイ直後みたいなてかてかスパイディ。
五つ星評価で【★★★★自己犠牲】
ネタバレに関しては、あーなるかなと言うのは気付いていた。ああであってもおかしくはないし、逆にああならないとバランスが取れない。まあ、商業作品として、いろんな制約があるのによくやった。それより驚いたのは「治す」という方向性だ。ただ、最新のスパイダーマンシリーズの悪役、バルチャーとミステリオは「治す」事が出来ないタイプの悪役なので、「何でそんなこと思い付くかな?」とも思った。二人目三人目の影響が色濃いのかな? スパイダーマンの最後の決心も心にドスドス刺さる。誰よりも傷付く覚悟を持てる者が英雄なのだ。そういう英雄のドラマは基本、好き。
ゼンデイヤは美女とか可愛子ちゃんとかと違う範疇の女の子だったけど、3作よく勤めてくれて、とても好感持ってる。何となくセックス的な折衝抜きで、嫁さんとしてよくやってくれそうなタイプ。
【銭】
『モービウス』:ピカデリー前回有料入場割引1300円とユナイテッド2ポイント割引1000円。
『ザ・バットマン』:ピカデリー前回有料入場割引1300円。
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』:豊洲クーポン使用で1300円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
・モービウス@映画.com
・ザ・バットマン@映画.com
・スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム@映画.com
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です
・モービウス@徒然なるままに
・ザ・バットマン@ノラネコの呑んで観るシネマ
・ザ・バットマン@徒然なるままに
・ザ・バットマン@ノルウェー暮らし・イン・原宿
・ザ・バットマン@風に吹かれて
・ザ・バットマン@SGA屋物語紹介所
・スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム@或る日の出来事
・スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム@ノラネコの呑んで観るシネマ
・スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム@SGA屋物語紹介所
◆『モービウス』新宿ピカデリー2
◆『モービウス』ユナイテッドシネマ豊洲10

▲「ウ・ラ・ミ・ハ・ラ・サ・デ・オ・ク・ベ・キ・カ」
五つ星評価で【★★春眠】
二回観たけど、二回とも途中で意識が途切れてしまった。
幾何学系デザインに妙な音のOP、EDはイカレてて好み。
そうすか、吸血鬼ですか。常人が吸血鬼になって血の欲望に抗うという非常にベタな展開で、煙草会社がお金出してそうなCG表現は面白いけど、あまり変わり映えしない話。主人公モービウスの弟分マイロとの確執もテンプ。凄むと表情に獣性が溢れだすのもテンプ。何かヒューンヒューンドコンドコン殴り合ってるうちに終わってしまった。戦いを終わらす最後のスマッシュショットとか覚えてない。
モービウスことジャレッド・レトは苦悩、懊悩、衝動とかよさげな演技だった。
マイロことマット・スミスもスラッと伸びたおみ足に髑髏のような笑顔が眩しい。
吸血鬼だけに蝙蝠イメージが漂う本作だが、ラストに登場する人物の前世が『バットマン』だったので笑った。バルチャー(ハゲタカ)であり、『バードマン』でもある。そして、『モービウス』の前世もバットマンの宿敵ジョーカーだったりする。本当は単に『バットマン』を作りたかっただけなんじゃないか?
◆『ザ・バットマン』新宿ピカデリー2

日曜大工系ヴィラン。リドラー。
五つ星評価で【★★★端正】
その、バットマン。バットマンの暗さが好き。
明るいイデオン同様、明るいバットマンってかっこ悪い。
何かいつも苦虫噛み潰していて(本当に噛んでたらやだ)、俯いてる男がいいのよ、ブルース・ウェインは。今回の相手はタチの悪い知能犯リドラー(=ナゾラー)。シリアスな話に無理が生じるため、カラーのレオタードに「?」をあしらったアメコミコスチュームじゃなかった。あのスーツをそんなに見たかった訳じゃないけど、心の底にちょっとシコリが疼いた。はっきり言ってリドラーの謎は分からなかった。だが、バットマンは負ける。バットマンって割と勝負の勝ち率低い。そういう悲哀が嫌いじゃない。そして、ペンギンが単にギャングなのに、根性一つでバットマンとタイになる頑張りを見せたのはかっこよかった。
全体、文芸的な物語としてはよく出来ているが、娯楽としては圧倒的なカタルシスを与えてくれないので今一つ。キャットウーマンがエロいのは勿論好き。でも、話が悲惨な方向に傾くとエロとかどうでも良くなってしまいがちなのが悩ましい所。
◆『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』ユナイテッドシネマ豊洲8

▲オイルプレイ直後みたいなてかてかスパイディ。
五つ星評価で【★★★★自己犠牲】
ネタバレに関しては、あーなるかなと言うのは気付いていた。ああであってもおかしくはないし、逆にああならないとバランスが取れない。まあ、商業作品として、いろんな制約があるのによくやった。それより驚いたのは「治す」という方向性だ。ただ、最新のスパイダーマンシリーズの悪役、バルチャーとミステリオは「治す」事が出来ないタイプの悪役なので、「何でそんなこと思い付くかな?」とも思った。二人目三人目の影響が色濃いのかな? スパイダーマンの最後の決心も心にドスドス刺さる。誰よりも傷付く覚悟を持てる者が英雄なのだ。そういう英雄のドラマは基本、好き。
ゼンデイヤは美女とか可愛子ちゃんとかと違う範疇の女の子だったけど、3作よく勤めてくれて、とても好感持ってる。何となくセックス的な折衝抜きで、嫁さんとしてよくやってくれそうなタイプ。
【銭】
『モービウス』:ピカデリー前回有料入場割引1300円とユナイテッド2ポイント割引1000円。
『ザ・バットマン』:ピカデリー前回有料入場割引1300円。
『スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム』:豊洲クーポン使用で1300円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
・モービウス@映画.com
・ザ・バットマン@映画.com
・スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム@映画.com
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・ザ・バットマン@ノラネコの呑んで観るシネマ
・ザ・バットマン@徒然なるままに
・ザ・バットマン@ノルウェー暮らし・イン・原宿
・ザ・バットマン@風に吹かれて
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