『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』ユナイテッドシネマ豊洲9
- Date
- 2022/05/04/Wed 13:16
- Category
- 映画(FC2独自レビュー)
◆『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』ユナイテッドシネマ豊洲9

▲頑張れしんのすけ(もっとな)。
五つ星評価で【★★★楽しめてしまうけど味は薄い】
毎回必ず平均打点以上を出すコナンに比べて、打点がばらつくしんちゃん映画。今回はポテンヒットくらい。期待度が高いというのもあるかもしれないけれど。しんちゃんが出てるからしんちゃんの映画にはなっているが、割と事件に対して他人事っぽいので、しんちゃん濃度が薄味である。地球の滅亡がかかっているから他人事でもないのだけど、生死を賭けた頑張りをしんちゃんが発揮するという構成にはなっていない。えてして、しんちゃんがガチになる方が映画版は面白くなると思っている。山場のシーンでしんちゃん達が手掛けるミッションはあるが、その達成に対する必死度は旅のついで程度だ。どちらかと言うなら、このミッションはゲストであるヘソガクレちよめ、珍蔵親子の物であるので、しんちゃんは座長として調整こそすれ、そこで自分の物のように泣いたり怒ったりは出来なかったのだろう。リアルと言えばリアルな仕立てだが映画としてはカタルシスが弱い。
ひろしとみさえとしんのすけの関係をお浚いしつつ、春日部防衛隊+ゲストキャラでミッションをこなすしんちゃんは割と原点回帰なのかもしれないが、忍者物でありながら特別な忍術を会得するでもなく、いつものぷちラッキー(何故かしんちゃんだけが世界に好かれる現象)もなく、しんちゃんは忍者の里で、「ただの変なできないガキ扱い」を受けて、メンタル強い本人は折れないが、見ている観客の心がちょっと寂しくなる。いろいろ考えた末にこうなったのかもしれないが、考えすぎて一周回って355度で元より悪い状態みたいである。
ひろしの足の匂い全開。だが、しかし、その前に「放屁」を武器にする忍者が出てきてるので、何か構成悪いなと思う。
「もののけ」というタイトルがもののけ姫思いださせたり、風の力でメーヴェ張りに空を飛んだり、「ちょっと早すぎる」とか、キャストにもののけ姫主題歌の米良美一がいたり、おいおいおいおい、妙ななぞりである。具体的なセリフとかないけど、もののけ姫の「あの子を解き放て」と言うのがメインテーマだったりするかもだし。
ゲスト声優、川栄李奈はプロと変わらず。ハライチはハライチ役なので、あれでいーのだけど、ハライチの漫才をアニメで見ると案外つまらないのはもうちょっと面白くなるように処理してあげてほしかった。あと、山田の起用はいい。深くは書かないが、よくやった山田。しかし、ひろしの声が変わってからもう五年になるのか(2017年から変更)。全く分からない。プロの声優の凄さよ。ちなみに、しんちゃんは2019年から変更。これも1ミリたりとも変更を気付かせない。
クライマックス春日部防衛隊が動物スタンド出してみたいな展開になる。風間くん、ネネちゃん、しんのすけはそれだろうかな感じ。まさおくんはかっこ悪いけど実力があっていい選出。ボーちゃんの見終わった後「豆腐だったっけ?」みたいに全く思いだせないほどビジュアルも違えば活躍も薄い。あれではないと思う。
【銭】
ユナイテッドシネマ2ポイント使って1000円鑑賞。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
・映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝@映画.com

▲頑張れしんのすけ(もっとな)。
五つ星評価で【★★★楽しめてしまうけど味は薄い】
毎回必ず平均打点以上を出すコナンに比べて、打点がばらつくしんちゃん映画。今回はポテンヒットくらい。期待度が高いというのもあるかもしれないけれど。しんちゃんが出てるからしんちゃんの映画にはなっているが、割と事件に対して他人事っぽいので、しんちゃん濃度が薄味である。地球の滅亡がかかっているから他人事でもないのだけど、生死を賭けた頑張りをしんちゃんが発揮するという構成にはなっていない。えてして、しんちゃんがガチになる方が映画版は面白くなると思っている。山場のシーンでしんちゃん達が手掛けるミッションはあるが、その達成に対する必死度は旅のついで程度だ。どちらかと言うなら、このミッションはゲストであるヘソガクレちよめ、珍蔵親子の物であるので、しんちゃんは座長として調整こそすれ、そこで自分の物のように泣いたり怒ったりは出来なかったのだろう。リアルと言えばリアルな仕立てだが映画としてはカタルシスが弱い。
ひろしとみさえとしんのすけの関係をお浚いしつつ、春日部防衛隊+ゲストキャラでミッションをこなすしんちゃんは割と原点回帰なのかもしれないが、忍者物でありながら特別な忍術を会得するでもなく、いつものぷちラッキー(何故かしんちゃんだけが世界に好かれる現象)もなく、しんちゃんは忍者の里で、「ただの変なできないガキ扱い」を受けて、メンタル強い本人は折れないが、見ている観客の心がちょっと寂しくなる。いろいろ考えた末にこうなったのかもしれないが、考えすぎて一周回って355度で元より悪い状態みたいである。
ひろしの足の匂い全開。だが、しかし、その前に「放屁」を武器にする忍者が出てきてるので、何か構成悪いなと思う。
「もののけ」というタイトルがもののけ姫思いださせたり、風の力でメーヴェ張りに空を飛んだり、「ちょっと早すぎる」とか、キャストにもののけ姫主題歌の米良美一がいたり、おいおいおいおい、妙ななぞりである。具体的なセリフとかないけど、もののけ姫の「あの子を解き放て」と言うのがメインテーマだったりするかもだし。
ゲスト声優、川栄李奈はプロと変わらず。ハライチはハライチ役なので、あれでいーのだけど、ハライチの漫才をアニメで見ると案外つまらないのはもうちょっと面白くなるように処理してあげてほしかった。あと、山田の起用はいい。深くは書かないが、よくやった山田。しかし、ひろしの声が変わってからもう五年になるのか(2017年から変更)。全く分からない。プロの声優の凄さよ。ちなみに、しんちゃんは2019年から変更。これも1ミリたりとも変更を気付かせない。
クライマックス春日部防衛隊が動物スタンド出してみたいな展開になる。風間くん、ネネちゃん、しんのすけはそれだろうかな感じ。まさおくんはかっこ悪いけど実力があっていい選出。ボーちゃんの見終わった後「豆腐だったっけ?」みたいに全く思いだせないほどビジュアルも違えば活躍も薄い。あれではないと思う。
【銭】
ユナイテッドシネマ2ポイント使って1000円鑑賞。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
・映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝@映画.com
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