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『極主夫道 ザ・シネマ』新宿ピカデリー10

◆『極主夫道 ザ・シネマ』新宿ピカデリー10

▲川口春奈の目が凄い。

五つ星評価で【★★弱い犬ほど吠えるっぽい映画】
ツイッターでの最初の感想(↓)

うるさいとは聞いていたが確かにうるさい。延々と続くヤクザコント的な何か。劇伴も含めて延々途切れなく同テンポ会話が続き山場設定とかが薄いのが悪い。ドラマの説明とか一切ないのでガラが悪い人の出自がヤクザかどうか分からない。

部分部分抜きだすとヤクザ言葉の応酬は面白いのだが、二時間弱ずっとそれに頼りっきりの構成はキツい。物事には何事も限度というものがある。ただ、ドラマは一切見ていないので、ドラマから被さる笑いみたいな要素が大きいのなら、その辺は分からんので評価が余計低くなってるかもしれんというほど高い評価の映画でもないだろ。
玉木宏のヤクザ主夫とか一々面白い。まあでも、玉木宏は許したい。
川口春奈のポンコツだけど玉木宏を尻に敷いてる妻の目がたびたび泳ぐのも嫌いじゃない。
映画登場キャラの松本まりかのレディース保育士。ゲラゲラいねえよ、そんなん。「虎春」と書いて「こはる」って読ませる、そんなん劇中に気づかんだろ(チラシで知った)。松本まりかは『妖怪シェアハウス』の劇場版でも凄くいい位置の助演をしてて、ヤクザだったり、お化けだったり、使い勝手のいい鉄砲玉である。両方の役が同じ人に見えんのはメイクと演技どっちも褒めてやりたい。松本まりか役作りのため本物の元レディース総長に会いに行ってる(とウィキに載ってた)。なかなかの役者バカ。
安達祐実のカッとなるとヤクザ丸出しになる保育園長も映画キャラだが、何故、ヤクザみたいになるかは分からん。病気か? ただただヤクザみたいにすればいいってもんじゃないぞ。いや、安達祐実自身はおもろいけど。
映画内で敵対する組織で上がってくるのが吉田鋼太郎ひきいるイタリア風味のマフィア。吉田鋼太郎働きすぎでしょう。ここでの吉田鋼太郎は割といつもの吉田鋼太郎。ギアをあげてカリカチュアしていく他の出演勢とレベチを感じてしまう。と言うか、いつも通りに演じるのが吉田鋼太郎なのだからしょうがない。ここはもう一味濃いキャラが欲しかった。
驚くのは吉田鋼太郎グループのナンバー3に妙に体格の悪い子供みたいなのがいるなと思ったら、これが藤田朋子。あんた何しとんねん。映画見てて「変」とは思いつつも、藤田朋子とは全然気が付かなかった。藤田朋子要素が一つもないんだもん。一体なんだったんだろう?

▲ヤクザに紛れ込む藤田朋子。

本職が笑いの人が一人もいないので、逆に本職が笑いの人をゲストに埋めてアドリブで好き勝手させるってのも見てみたい気がする。


【銭】
前回有料入場割引+ネット割引で1200円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
極主夫道 ザ・シネマ@映画.com
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極主夫道 ザ・シネマ

かつて“不死身の龍”と恐れられた伝説の極道・黒田龍(たつ)は、結婚を機に足を洗い専業主婦へ転身。 デザイナーの妻・美久、義理の娘・向日葵と3人で穏やかに暮らしていた。 ある日、街の保育園が近藤率いる極悪地上げ屋から嫌がらせを受けると知った龍は、元舎弟の雅と用心棒を買って出ることに…。 人気TVドラマ劇場版。 ≪主夫なめたら あかんで!≫

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Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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