『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』新宿ピカデリー1
- Date
- 2022/08/14/Sun 00:16
- Category
- 映画(FC2独自レビュー)
◆『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』新宿ピカデリー1

▲「泣く子はいねがぁ〜!悪い子はいねがぁ〜!」的な一枚。
五つ星評価で【★★★強烈でない】
なんつか感想書きづらくてほって置いたら随分経ってしまった。
単純に言うと「つまらなくはない。でも、強烈な面白さに欠ける」。そんなに目くじら立てて否定するほど悪い出来ではないのだけれど、安彦良和御大が「これが最後のガンダム」と言うに値するほどの傑作には思えない。絵として、作画の荒れもなく、とても素晴らしい安彦絵で満たされているので、監督本人はたいそう満足しているかもしれない。絵を描く人の生理ってそんな感じだろう。ただ、ガンダム・オリジンとか散々やった後の作品のテーマが「やっぱり、戦争っていけないと思います」みたいな真っ当すぎる物だったので、ちょっと面食らってしまった。最後にそれかよ。『サンダーボルト』くらいの犠牲を払う話だったら、そういう結論で良い気がするが。あと、中二病的にはスクスク育つ子供がいっぱい出てくるとウザい。
しかし、何故リュウ・ホセイがいなかったのだろう。真実の宇宙世紀に黒いデブは不要と言う判断か? ガンダムを実際の史実のように見る人にとってはスレッガー・ロウ中尉がこの事件に関わるのは正しくないから嫌だみたいな話も聞く。個人的には、その辺りは気にならない。それで言うなら、オリジンを経過した後だからか、カイ・シデンが妙に話に絡んでくるキャラに変わった気がする。もっと脇で自然にさぼってるようなイメージだったんだが。リュウ・ホセイいないのはスレッガー・ロウがいるのと同じ理由らしい。出来事(ククルス・ドアン事件)を物語の前半から後半に移した事により、リュウ・ホセイはその頃にはお亡くなりになってるという事らしい。面倒な事をした物である。
チンピラ集団みたいなサザンクロス隊自体には興味がないが、あの「ボトムズ」を思わせるザクの機動性能は痺れる。映画内で一番良かったのはあの起動音と言っていい。
映画には安彦先生の人格者的な面が色濃く反映されているので、そういう意味でも良い出来なのだけど、その辺、性格が破綻しているT監督の病んだ空気が蔓延するかのような、いつもの荒廃した映画になった方が安心して見れたのかもしれない。やーね、育ちが悪くて。
いらないオマケ①
♪ようこそここへ、クックルッス、ドアンの青い鳥。
いらないオマケ②
ククルス・ドアンの流浪の月
戦後、週刊文春に少年少女山羊に手をだしたとの憶測記事で公開処刑に会うドアンの姿があったと言う。
いらないオマケ③すがやんのコメントにまんま書いた。
ククルス・ドアンが島耕作だったら、ホワイトベースに交渉に赴き、明確な説明もないまま、何となくミライ・ヤシマと両想いになり、何時の間にかズブズブの関係になる。そんな映画だと思っていたのに。、そうではなかった。
【銭】
作品価格1900円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
・機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島@映画.com
▼次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
・機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島@徒然なるままに
・機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島@SGA屋物語紹介所

▲「泣く子はいねがぁ〜!悪い子はいねがぁ〜!」的な一枚。
五つ星評価で【★★★強烈でない】
なんつか感想書きづらくてほって置いたら随分経ってしまった。
単純に言うと「つまらなくはない。でも、強烈な面白さに欠ける」。そんなに目くじら立てて否定するほど悪い出来ではないのだけれど、安彦良和御大が「これが最後のガンダム」と言うに値するほどの傑作には思えない。絵として、作画の荒れもなく、とても素晴らしい安彦絵で満たされているので、監督本人はたいそう満足しているかもしれない。絵を描く人の生理ってそんな感じだろう。ただ、ガンダム・オリジンとか散々やった後の作品のテーマが「やっぱり、戦争っていけないと思います」みたいな真っ当すぎる物だったので、ちょっと面食らってしまった。最後にそれかよ。『サンダーボルト』くらいの犠牲を払う話だったら、そういう結論で良い気がするが。あと、中二病的にはスクスク育つ子供がいっぱい出てくるとウザい。
しかし、何故リュウ・ホセイがいなかったのだろう。真実の宇宙世紀に黒いデブは不要と言う判断か? ガンダムを実際の史実のように見る人にとってはスレッガー・ロウ中尉がこの事件に関わるのは正しくないから嫌だみたいな話も聞く。個人的には、その辺りは気にならない。それで言うなら、オリジンを経過した後だからか、カイ・シデンが妙に話に絡んでくるキャラに変わった気がする。もっと脇で自然にさぼってるようなイメージだったんだが。リュウ・ホセイいないのはスレッガー・ロウがいるのと同じ理由らしい。出来事(ククルス・ドアン事件)を物語の前半から後半に移した事により、リュウ・ホセイはその頃にはお亡くなりになってるという事らしい。面倒な事をした物である。
チンピラ集団みたいなサザンクロス隊自体には興味がないが、あの「ボトムズ」を思わせるザクの機動性能は痺れる。映画内で一番良かったのはあの起動音と言っていい。
映画には安彦先生の人格者的な面が色濃く反映されているので、そういう意味でも良い出来なのだけど、その辺、性格が破綻しているT監督の病んだ空気が蔓延するかのような、いつもの荒廃した映画になった方が安心して見れたのかもしれない。やーね、育ちが悪くて。
いらないオマケ①
♪ようこそここへ、クックルッス、ドアンの青い鳥。
いらないオマケ②
ククルス・ドアンの流浪の月
戦後、週刊文春に少年少女山羊に手をだしたとの憶測記事で公開処刑に会うドアンの姿があったと言う。
いらないオマケ③すがやんのコメントにまんま書いた。
ククルス・ドアンが島耕作だったら、ホワイトベースに交渉に赴き、明確な説明もないまま、何となくミライ・ヤシマと両想いになり、何時の間にかズブズブの関係になる。そんな映画だと思っていたのに。、そうではなかった。
【銭】
作品価格1900円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
・機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島@映画.com
▼次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
・機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島@徒然なるままに
・機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島@SGA屋物語紹介所
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