『劇場版 ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ』109シネマズ木場4
- Date
- 2022/08/21/Sun 12:18
- Category
- 映画(FC2独自レビュー)
◆『劇場版 ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ』109シネマズ木場4

▲ポスター。ジラーチは黄色い奴。個人的にはこういうサンリオキャラ的なポケモンが好きじゃないというのもある。
五つ星評価で【★★ボロボロにつまらない】
特集上映「25周年ポケモン映画祭」から1プログラム。
2003年に公開された旧作。劇場版では6作目にあたる。おそらく2回目、でも1回目の記憶は全くない。
仮設テントのマジックショーで1000年に7日間だけ化石から蘇る幻ポケモン、ジラーチに声を掛けられたマサト、マサトとジラーチは仲良しになるが、ジラーチのパワーを狙ってる者がいた。劇場版前作『劇場版 ポケットモンスター 水の都の護神ラティアスとラティオス』は面白かったのに今作はメチャクチにダメ。物語の薄さに疲労した身体が付いていかなかった。タブー知識を俺なら使いこなせると顕現し、案の定失敗するという根幹がありきたりだ。そもそも1000年眠って7日よみがえって願いを適えるポケモンって何だ。ひどい罰ゲームとしか言いようがない。そのよみがえったポケモンがパートナーに選ぶのが主人公サトシのグループメンバー、マサト。何故彼なのって必然性がなく、仲良しエピソードも盛り上がらない。そもそも『ナイトメア・アリー』見た後だと、仮設テントの人間を信用しちゃいかん事も分かるし(そんな事言うなよ俺)。
ラスボスはジラーチのパワーを使って蘇らせた古代ポケモン・グラードンにダメ出しをする。「俺が思ってたのはあんな奴じゃない」。えっ。お前、その判断適当すぎるだろ。恐竜にミミズがくっ付いてるみたいなビジュアルが趣味に合わないだけじゃないか。それは確かに、生きとし生けるもの全てを養分にしてしまいそうなポケモンは危険かもしれないが、それはそいつの責任ではない。危険だからと言って一度、生を得た者を簡単に亡き者にしようとしていいのか? まあでも、声をやった牧瀬里穂を世界に取り返す為にポケモンを滅するのだと考えれば牧瀬信者としては納得がいく変心ではある。
「覆水盆に返らず」という事もなし、努力次第である。まあ、「覆水盆に返らず」に徹するあまり世界が滅んでも困るからなあ。
併映の短編『おどるポケモンひみつ基地』、履くと踊り続けてしまう赤い靴のように、オンすると踊り続けてしまうステッキが引き起こすダンスの数々。曲が凄い楽しいのだが、悪玉側だからと言って、ラストあんなオチは可哀想すぎるだろう。
【銭】
番組特別価格(旧作上映)で1200円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
・劇場版 ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ@映画.com

▲ポスター。ジラーチは黄色い奴。個人的にはこういうサンリオキャラ的なポケモンが好きじゃないというのもある。
五つ星評価で【★★ボロボロにつまらない】
特集上映「25周年ポケモン映画祭」から1プログラム。
2003年に公開された旧作。劇場版では6作目にあたる。おそらく2回目、でも1回目の記憶は全くない。
仮設テントのマジックショーで1000年に7日間だけ化石から蘇る幻ポケモン、ジラーチに声を掛けられたマサト、マサトとジラーチは仲良しになるが、ジラーチのパワーを狙ってる者がいた。劇場版前作『劇場版 ポケットモンスター 水の都の護神ラティアスとラティオス』は面白かったのに今作はメチャクチにダメ。物語の薄さに疲労した身体が付いていかなかった。タブー知識を俺なら使いこなせると顕現し、案の定失敗するという根幹がありきたりだ。そもそも1000年眠って7日よみがえって願いを適えるポケモンって何だ。ひどい罰ゲームとしか言いようがない。そのよみがえったポケモンがパートナーに選ぶのが主人公サトシのグループメンバー、マサト。何故彼なのって必然性がなく、仲良しエピソードも盛り上がらない。そもそも『ナイトメア・アリー』見た後だと、仮設テントの人間を信用しちゃいかん事も分かるし(そんな事言うなよ俺)。
ラスボスはジラーチのパワーを使って蘇らせた古代ポケモン・グラードンにダメ出しをする。「俺が思ってたのはあんな奴じゃない」。えっ。お前、その判断適当すぎるだろ。恐竜にミミズがくっ付いてるみたいなビジュアルが趣味に合わないだけじゃないか。それは確かに、生きとし生けるもの全てを養分にしてしまいそうなポケモンは危険かもしれないが、それはそいつの責任ではない。危険だからと言って一度、生を得た者を簡単に亡き者にしようとしていいのか? まあでも、声をやった牧瀬里穂を世界に取り返す為にポケモンを滅するのだと考えれば牧瀬信者としては納得がいく変心ではある。
「覆水盆に返らず」という事もなし、努力次第である。まあ、「覆水盆に返らず」に徹するあまり世界が滅んでも困るからなあ。
併映の短編『おどるポケモンひみつ基地』、履くと踊り続けてしまう赤い靴のように、オンすると踊り続けてしまうステッキが引き起こすダンスの数々。曲が凄い楽しいのだが、悪玉側だからと言って、ラストあんなオチは可哀想すぎるだろう。
【銭】
番組特別価格(旧作上映)で1200円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
・劇場版 ポケットモンスター アドバンスジェネレーション 七夜の願い星 ジラーチ@映画.com
スポンサーサイト