
▲換気扇に付いてるお好み焼きデザインが秀逸、あと土産物屋で売られてる通行手形が鈴なりになってるとか見た事ないけど、庶民的なお好み焼き屋で如何にもありそうなのが凄い。「なっとう焼き」も如何にも店が推しそうなメニューだし。
五つ星評価で【★★★★あああべひろし】
阿部ちゃんとは同い年なので、こういう「ああーもうショボショボだなあ」という役にはすこぶる来るものがある。刑事の世界の阿部寛もずっと頑張って気を抜かずに生き切ってきたのだなあ、という不器用さが透けて見える。一生懸命生きてきて、人に好かれないというのは心ゆさぶられる。多分、異動辞令先の「音楽隊」はそういう不器用な人達の溜まり場なのだ。
『キングダムⅡ』で「トーントトン、トーン」とか謎に強かった清野菜名が、『耳をすませ
『キングダムⅡ』で、千人長として敵を斬殺し尽くした渋川清彦が、チャカポコ親父で、そうね、本来はこんな感じだよね、と再確認させられる。日本人だけど、目がラテンなんだよなあ。
光石研さん本人はもちろん、この映画みたいな人ではないだろうが、一日一回犬の糞を踏んでしまうような呪いを掛けたくなるような人物だった。欲を言えば、この人物をもうちょっとやりこめて終わってほしかった。
いやあ、面白かった。俺も頑張らないけど頑張るよ。
【銭】
トーホーメンバーズデーで1200円
▼作品の概要はこの辺り見てください。
・異動辞令は音楽隊!@映画.com