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『THE FIRST SLAM DUNK』トーホーシネマズ新宿4

◆『THE FIRST SLAM DUNK』トーホーシネマズ新宿4

▲新宿高層ビル街のLOVEのモニュメントの前にいるかのような5人。

五つ星評価で【★★★★もちろん面白い。そして、よく出来てるので凡人代表としては悔しい限り。】
ツイッターでの最初の感想とガヤ・ツイ-ト(↓)

なんつかこれはちゃんと出来てる。今回中心にいる宮城がただ一人小さいのと、元々主人公の花道がただ一人バカなのが泣ける。山王選手陣の汗が適度の運動で出たような整った汗で気持ち悪い。「痩せた戦車の話か?」「それはスリムタンク」

転生したらスライムでダンクかよ

(映画スラムダンクは)「ドカベン」みたいに最初違うスポーツから始まるのかも。野球の一塁手を制する者はスラムダンクを制する。

マンガは普通の喫茶店に置いてあるのを昼のランチの時に一冊ずつ潰すように読んで読み終えた。アウトラインは覚えているが、どうやって終わったかも忘れている。アニメ版はずっと未接触。

という訳で、かなり一見さんに近い状態の私だが、周りが絶賛するのも分かるし、普通に面白かった。でも、熱狂はしない。きっと、それは私が天邪鬼野郎で凡人代表として井上雄彦と言う天才代表に拍手を送るのが悔しいから。それでも、マンガというメディアだった原作を原作者自身が換骨堕胎して2時間サイズの物語に織り直したのは凄い。あの3D表現も今回の映画に適している。観客の身体感覚の延長にある「素晴らしいプレイ」の実感や、山王に阻まれる湘北の無力感がカメラがバスケットコートに入っていったかのように間近で実感できる。表現方法で言ったらおそらく、これが今回の最適解だろうが、これ以外で出来なかったかと言うとそれはそうとも思わない。それはこの「スラムダンク」のように果てしなく長い戦いの末に決着が付くアニメとして『ハイキュー』『弱虫ペダル』などをイベント上映で見て、同じような熱狂を味わったからだ。これもよければ、あれもよい。あれには圧倒的に製作費はなかっただろうが愛や工夫はあったのだ。
さて「スラムダンク」、映画として成功し、興行として成功すると、観客は次回作を求めようとするだろうが、次はどうするのだろう?

ゴリの妹とマネージャーと綺麗どころはなかなか話に入って来ない。そりゃあ、そんなゆとりはないよなあ。俺は三井より百倍鬼畜だから宮城が屈服しないなら妹を浚うよ。それじゃ湘北メンバー揃わないじゃん。

しかし、宮城リョータが映えるのは、5人の中ではもっとも「天性の素質」を与えられなかったからだ。花道はバカで素人だが(それはそれでもってない感あるのだが)、宮城リョータほどのギリギリ感がない。

山王と湘北選手の汗の表現が違うのには軽く戦慄した。

「花道」と書く時、よく「青道」と間違えそうになる。そら『嗚呼、花の應援團』じゃ、ちょんわ、ちょんわ~。


【銭】
映画ファン感謝デー料金で1200円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
THE FIRST SLAM DUNK@映画.com
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です
THE FIRST SLAM DUNK@ここなつ映画レビュー
THE FIRST SLAM DUNK@ノラネコの呑んで観るシネマ
THE FIRST SLAM DUNK@SGA屋物語紹介所
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THE FIRST SLAM DUNK

宮城リョータは、故郷を離れた後も兄との唯一の繋がりであるバスケットボールを続けていた。 神奈川県立湘北高等学校のバスケ部に入った彼は、監督・安西光義の指導の下、三井寿、流川楓、桜木花道、赤木剛憲、木暮公延らと共に、インターハイに挑む…。 人気アニメ劇場版。

「THE FIRST SLAM DUNK」

スポーツマンガの金字塔。バスケットボール部員のバイブル。もちろん我が家にも原作単行本は全巻揃っている。厳密に言うともう「我が家」には無くて、ミニバスの頃からバスケ一筋だった息子が一人暮らしの部屋に持って行っている。私が幼い頃「巨人の星」がバイブルだったように、彼らにも「スラダン」はバイブルであった。私が学生の時代では考えられないことであるが、現代の少年スポーツでは、親(保護者)が練習や試合を...

THE FIRST SLAM DUNK・・・・・評価学1800円

これは井上雄彦の「シン SLAM DUNK」だ! 90年代を代表するジャンプ漫画の傑作「SLAM DUNK」を、連載終了後四半世紀を経て原作者の井上雄彦自らが監督・脚本を担当し、新たに「THE FIRST SLAM DUNK」として蘇らせた作品。 公開まで作品内容がほとんど明かされず、さまざま憶測が飛び交っていたが、結果としてはやはりメインとなるのは伝説の山王工業戦。 全編がクライマックス...

コメント

非公開コメント

確かに、桜木の「天才ですから」といいう台詞が一回も無かった気がします。宮城リョータの変化というか、物語の中のキャラに対する思い入れの変化の方が、リアルとして大きかったのでしょう。天性の素質が無いなりに、天才に嫉妬せず、迎合もせず、ただ、一人間で居られたのは、コートが引き寄せる魔力というか、彼の居場所だったからでは無いかな、と思います。

原作者が監督で、パラレルワールドを敢えて作った事で、人が変わったのでは無いでしょうかねえ。桜木は天性頼みゆえに、馬鹿で天才なのでしょうが、宮城は平凡✕平凡で、その才の乗によって、生きて居る感じがしました。必然的に、堅実ながら、ストイックで安定した人に成れたのでは無い、でしょうか。天才を求めずに、どうやって勝つか、その答えが試合に出て居る気がしました。

Re: タイトルなし

こんちは、隆さん。

> 確かに、桜木の「天才ですから」といいう台詞が一回も無かった気がします。宮城リョータの変化というか、物語の中のキャラに対する思い入れの変化の方が、リアルとして大きかったのでしょう。天性の素質が無いなりに、天才に嫉妬せず、迎合もせず、ただ、一人間で居られたのは、コートが引き寄せる魔力というか、彼の居場所だったからでは無いかな、と思います。
>
> 原作者が監督で、パラレルワールドを敢えて作った事で、人が変わったのでは無いでしょうかねえ。桜木は天性頼みゆえに、馬鹿で天才なのでしょうが、宮城は平凡✕平凡で、その才の乗によって、生きて居る感じがしました。必然的に、堅実ながら、ストイックで安定した人に成れたのでは無い、でしょうか。天才を求めずに、どうやって勝つか、その答えが試合に出て居る気がしました。

もし、ドラゴンボールのスカウターのようにバスケ力を測れる機械があったら大体、次みたいになるでしょう。

山王:95
ゴリ:90
三井:80
流川:80
宮城:65
桜木:70~120

宮城以外は全員天才だが、各人山王には劣る。唯一桜木は山王に勝るポテンシャルを有するが安定しない。ゲーム展開として桜木が天才を発揮するシーンが見せ場になるが、マンガと違って時間を有するアニメというメディアでは、その場面を引き伸ばすのにも限度がある。そこで宮城が活躍しないシーンが埋め草として使われる。それはゴリでさえ折れ掛かる心が、ずっと逆境の宮城には当てはまらないのだ。自分の弱さを自覚しつつ、歩みを止めない愚か者。これはエモい。

Re:タイトルなし

スカウターさんの数字が正しいかは分かりませんが、
宮城のガードは攻守の要で、敵にスコアを取られてボールを最初に送るポジション、かつ、タレント集団を活かす役割なので、高い平均点が要るという事でしょうね。
桜木は、スターの素質はありますけど、才能依存かつ、優れた一芸人タイプでしょうね。
スポーツも口喧嘩もそうでしょうけど、山王は平均点かつ、最高点も高い相手なので、勝つ為には一点打開になりがちであって、桜木としては、リバウンドとかディフェンスでの跳躍力で魅せていて、彼としてはあれしかない、ながら、赤木とかリーダーからすれば、お前はそれで良い、という事じゃ無いかな、と思いました。

Re: Re:タイトルなし

こんちは、隆さん。

しかし、思い起こして見ると、最終的には何で湘北が山王に勝てたのかは、よく分からない。戦力や理屈を越えてしまう。それって『あしたのジョー』のホセ・メンドーサと矢吹ジョー戦のよう(矢吹は勝ち負けでいうと勝ってないが)。

>何で湘北が山王に勝てたのかは、よく分からない

それ、おもしろい視点ですよね。大きな力の差がありすぎると、勝っても経験値にならない、と思います。ラッキーパンチであって、桜木花道は山王からすれば未知数の敵ですよね。彼の個性が、タイミング良く重なって、間が良く大逆転になったと。
普通、試合は、互いに力や技の小出しで、一挙に全部出す、という事は余り無いですね。
ラグビーだと分かり易いですかね。陣地をちょっとずつ取って行くので、ディフェンスで押され出すと、力の差が歴然だよ、と。個人技で隙をついたものは、華はあっても、やはり、ラッキーマンのパンチに近いかと。

>『あしたのジョー』

漫画のキャラの名までは覚えて無いけど、ジョーみたいな鉄砲玉みたいな性格では、勝つしかないのでしょうけどね。でも、ボクシングの競技とか、ジョーは経験を積み上げてますよね。どんどん強くなって行く。戦いの為に生まれて来たみたいな人だから、ジョーの試合は拮抗していると思いますよね。
それが、山王戦とは違う所ですよね。ジョーも桜木も選手生命を削ってやって居るし、個性的ですけど、何が大きく違うのかはよく分からないですね。競技の違いかな。。

Re: タイトルなし

こんちは、隆さん。

> >何で湘北が山王に勝てたのかは、よく分からない
> 個人技で隙をついたものは、華はあっても、やはり、ラッキーマンのパンチに近いかと。

湘北の穴を一つ一つ埋めるような戦略は取られるし、ラッキーパンチみたいな花道の活躍もあるけど、論理的に割り振れる物ではなく、最後の最後には「運」みたいな要素が強かったかと思います。それは別に全てのスポーツでそうなんでしょうけど。ラストの方で日本神話みたいな神様が山王の前に出てきて「お前の願いは叶えたぞよ」と言ってボコボコにされるってのもありなのかも。



> >『あしたのジョー』

ホセ・メンドーサはジョーが戦うラスボスで世界チャンピオンで「完璧」と言われる実に山王的な相手です。ジョーはボロボロになりながらも倒れない。そして、実力差もあるのに、いつまでも倒れないジョーにホセの完璧さが徐々に狂いだす。機械のような完璧な相手に全存在を賭けて諦めない事で挑む挑戦者という流れが、ちょっと似てるのじゃないかと思います。

こんにちは

こんにちは。

そーですか、ふじきさんが嫉妬する出来映え…
正に大ヒットが頷けますね。

>「花道」と書く時、よく「青道」と間違えそうになる。そら『嗚呼、花の應援團』じゃ、ちょんわ、ちょんわ~。
私もいっつもコレ思っている。でも青田赤道じゃなかったっけ?あと、昔先輩で「ひろみち」って名前の人がいたんだけど、当然のように「エロ道」って呼ばれていたのを思い出しました。ちょうど「嗚呼、花の応援団」が二次ブームだった頃でした。

Re: こんにちは

こんちは、ここなつさん。

> >「花道」と書く時、よく「青道」と間違えそうになる。そら『嗚呼、花の應援團』じゃ、ちょんわ、ちょんわ~。
> 私もいっつもコレ思っている。でも青田赤道じゃなかったっけ?あと、昔先輩で「ひろみち」って名前の人がいたんだけど、当然のように「エロ道」って呼ばれていたのを思い出しました。ちょうど「嗚呼、花の応援団」が二次ブームだった頃でした。

あっ、赤道だお。自分でも間違えてるのが意外。「青~道」と言う訳でもなかったのに。

一言さんも熱心なファンも満足させた奇跡的な一作でした。公開前はみんなブーブー言ってたけどw
この映画がヒットしたのですかさず「黒子のバスケ」劇場版をリバイバルする松竹さんは商売上手

Re: タイトルなし

こんちは、伍一どん。

> 一言さんも熱心なファンも満足させた奇跡的な一作でした。公開前はみんなブーブー言ってたけどw
> この映画がヒットしたのですかさず「黒子のバスケ」劇場版をリバイバルする松竹さんは商売上手

あと便乗できそうなのは

「ぬっ何者だ!」
「人呼んでバスケン刑事!」違う

こんにちは!

山王戦は止まった絵(漫画)でも感動させられましたが、動く画(アニメ)だと、もっと感動させられるというのを強く感じ取った作品でした。
その場その場のキャラクターの感情を漫画以上に伝わらせ、鑑賞者の感情を大きく揺さぶってくれる声優さんという職業に感謝したいですね。

Re: こんにちは!

こんちは、ヒロ之さん。

> 山王戦は止まった絵(漫画)でも感動させられましたが、動く画(アニメ)だと、もっと感動させられるというのを強く感じ取った作品でした。
> その場その場のキャラクターの感情を漫画以上に伝わらせ、鑑賞者の感情を大きく揺さぶってくれる声優さんという職業に感謝したいですね。

絵がね。テクノロジーの進化まで待った甲斐があったと言うか。
テクノロジーの進化まで待たなかった大友克洋の「AKIRA」みたいなのも、また、凄いけど。
プロフィールだ

fjk78dead

Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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