
▲色味が暗いなあ。
五つ星評価で【★★★★ムチャクチャ痛快で爽快】
30分のテレビアニメ三つ集めて劇場公開しましたって、こんなん映画としておかしいと誰しもが思っている。思っているけど、愉快で痛快なのは、にも関わらず、みんなこのコンテンツが大好きでそれに吞み込まれてしまうという点だ。映画は物語が大事だったり、起承転結に乗っ取ってたり、ハリウッド映画みたいにこのタイミングで、この山場が来て、みたいな黄金律もあるけど、そういうの全部無視して、鬼殺隊と鬼の戦いの一進一退に目を奪われて、それだけで満足してしまう。アニメの力だなあ。こんなアニメが好きで映画の構成とか忘れてしまうなんて、おめえ、映画ファンとして、みっともねえ、みっともねえなあ。はい。俺はみっともなくていいです。しかし、長い話の末に小石を積むように成長してきた主人公が妓夫太郎(ぎゆうたろう)に「みっともない」とディスられるシーンはかなり心がやられた。堕姫に罵られるのならプレイで済むが、妓夫太郎のディスりはしんどい。堕姫に罵られながら、裏腹に優しく触られたりしたいなあ。まあでもしかし、遊郭編はTVで見てた時点でアクションシーンがキチガイ沙汰だとは思っていたが、劇場画面で見てもスクリーンの大きさに負けてなかったのが凄かった。そりゃあそんなの目を剥いて見てしまうだろう。
新作部分30分は恋柱・甘露寺蜜璃ちゃんがいっぱい出てるからそれでかなり満足なみっともない俺。
あと鋼鐵塚(はがねづか)さんがアレなのは村自体がアレなのね。笑い事じゃないけど笑える。
レビュー書く時に「ぎゆうたろう」は読めないし、「鋼鐵塚」は書けないし、「炭治郎」だって一発で出てくれないのでしんどい。
【銭】
金曜メンバーズデーでユナイテッドシネマは1100円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
・「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ@映画.com
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