
▲けっこう危険なクリスマス・オーナメントも多い。
五つ星評価で【★★★単純に普通に面白い】
『ダイ・ハード』的な悪役組織に立ち向かわされるのは一切チート能力のない中年のサンタ。こんなん考えるのサディストかよ。でも、弱音を吐きながら子供を見捨てられないサンタは応援せざるを得ない。人質内で明らかに人間としての質の差があるのに、いい人にも悪い人にも平等にゲスい悪役はなかなか多様性に適した人材じゃないかと思える。サンタの存在そのものが謎であったり、人質になる家族の富の根拠がボカされていたりするところが、リアリティーのサポートになっているかもしれない。
良い子の父ちゃん役ちょっとアンジャッシュ児嶋似。
PS 時期外れ公開はやはり勿体ない。まあ別にどんな時期に公開しようが今更、サンタの映画にお客が来るのかは疑問が残るところではあるが。同じサンタものである『ブラックナイトパレード』より確実に面白いのは確かなのだが、あれはパッケージが派手で、中身が石炭と言うメタ批判を映画自身で行った崇高な実験作じゃないかと今、思いついた。思い付きはしたが、福田雄一だから単につまらなかったという方がやはり本当だろう(上げて落としてしまった)。
【銭】
クレジットカードのポイント貯めてGETした無料券を使用。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
・バイオレント・ナイト@映画.com
スポンサーサイト