
▲上戸彩の女行員いいなあ。
五つ星評価で【★★★充て役者総動員、ただ山場の盛り上がりが今一つ】
役者陣がみな、それぞれの役に会う人を連れてきてる感じで外れがない。逆にいい意味で「この人をこんな役で起用するとは!」的な意外性は一つもなし。
頭と人柄の良さで銀行界を生き抜く阿部サダヲ。
正しいことを正しく行える上戸彩。あと、唇を噛みしめるのがムチャクチャ似合って良いわあ。
冷めた若手玉森裕太。
ミスターいい人佐藤隆太。
妖怪・柄本明&橋爪功。
口をモゴモゴさせて、心の中を見透かせない柳葉敏郎。
雑な人生木南晴夏。
パワハラ一筋30年、人生パワハラ一徹杉本哲太。
杉本哲太なんて映画の中でパワハラ以外、何もやってない点に凄さを感じる。
上戸彩がいると画面が締まる。
「身体検査だ。身体検査をしましょう」言えよ、脚本。
「北川くん(=上戸彩)、きみ、潔白ならこの場で脱ぎたまえ」このフレーズが絶対必要。
物語的に「ここが山場だ」という二回の契約シーンが毛ほどもドキドキせず。
【銭】
金曜メンバーズデーでユナイテッドシネマは1100円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
・シャイロックの子供たち@映画.com