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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『劇場版 センキョナンデス』ポレポレ東中野

◆『劇場版 センキョナンデス』ポレポレ東中野

▲なかよし。

五つ星評価で【★★★★四国新聞の下りが最高】
時事芸人・プチ鹿島とラッパー、ダースレイダーが配信するユーチューブ番組「ヒルカラナンデス(仮)」の劇場版というか出張版。この二人の事も配信番組も知らなかったが、これはおもろい。町の長屋の縁側で将棋などを打つ政治オタクの偏屈親父二人が実際の政治家をツマに選挙行脚するみたいな赴き。二人のキャラが立ってるし、単純に悪人には見えないので引き付けられる。ザックリ傍目から見て単純に悪人に見えるのは平井元大臣くらいだが、これは距離感がそうさせているのかもしれない。悪い評判があり、近づけない。近づかせてもらえない。対話ができない。対話がさせてもらえない。映画内で、隣の晩御飯よろしく、自民党、立憲民主党、共産党、維新、に二人は果敢に突撃する。政策や主張はバラバラだが、対話が成り立つ人間には悪意を感じづらい。そこに話を伝えようという熱意が見て取れるからだ。いい意味で「人間的」である。
この対話のテーブルに乗らない人間・組織はやはり正道を踏み外して見える。その最たるものが前半の目玉、四国新聞である。対話を避ける。避ける。避ける。対話できる正当性を持っていないからだ。この顛末(=四国新聞の決着)は是非、劇場で確認してほしい。
香川一区に乗り込んで、ものすごい速足のパレードを後追いしたり、維新の候補から自民党からも不出馬勧告があった事を引き出したり、二人が面白がっている様子を観客が共感できる。他のドキュメンタリーが出せなかった結果を出しているが、やり方はバラエティーに近い。きわめて隣の晩御飯的であり、きわめて早朝バズーカ的である。
後半、菅直人元総理の心地よい暴走の後、安倍元総理の事件で映画は悲鳴を上げる。この部分はバラエティーからドキュメンタリー(きわめて記録的な側面が強い)へシフトチェンジが行われる。だから、ダレる。

しかし、この映画の撮影時点では、立憲民主党と維新が接近するとは思えなかった。それは、票のために意見を捨てるという事でしかない。維新が幅を利かす社会はあかんだろう。

プチ鹿島氏はメガネの印象でおぎやはぎの矢作に似てると思い、意外とデコ広いからとさだまさしを連想し、最後はドランクドラゴンの鈴木拓っぽくも見えてきた。アカデミックにおかしく屑っぽいという意味では三氏のブレンドで間違えてないだろう。ダースレイダー氏は輪郭が梅宮辰也、中の顔が小学生の頃のソン・ガンホ、いやいや、似たり寄ったりがあまり見当たらない。顔が薄い。よく言えば塩顔だが、もっとぼやーんとしていて、薄口醬油顔か、塩よりはまろやか。あれ、梅宮辰夫の輪郭に永作博美なんかの整った女顔かもしれん。まあ、極めてどうでもいい話だが。二人とも低姿勢なのが偉い。低姿勢でグイグイ行くのがエゲツナイって『ベニー・ラブズ・ユー』かよって映画の名前一つくらい入れておこう(低姿勢の意味が違う)。

二人は政治家とスリーショット写真をたびたび撮っているが、カメラの後ろから自家製だったり改造だったりの拳銃で政治家が狙われかねないと考えると、これからはちょっと怖いものがあるとか考えないといけないのか、それは考えすぎか。

平井元大臣の演説中の撮影を手で邪魔するオヤジと言うか爺。小川淳也のドキュメンタリーにも出てた人じゃないだろうか?


【銭】
ポレポレ東中野5回券6000円のうち1回目使用。2023年2月19日購入。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
劇場版 センキョナンデス@映画.com
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