『グリッドマン ユニバース』『劇場総集編 SSSS.GRIDMAN』『劇場総集編 SSSS.DYNAZENON』
- Date
- 2023/04/04/Tue 10:31
- Category
- 映画(FC2独自レビュー)
◆『グリッドマン ユニバース』ヒューマントラストシネマ渋谷2
◆『劇場総集編 SSSS.GRIDMAN』トーホーシネマズ池袋5
◆『劇場総集編 SSSS.DYNAZENON』トーホーシネマズ池袋8

▲湯にバースを入れたら阪神温泉。
五つ星評価で【★★★,★★★,★★★ 釈然としない】
『グリッドマン ユニバース』という映画が公開されるので、その前段としてそれまでのTVシリーズの総集編である『劇場総集編 SSSS.GRIDMAN』と『劇場総集編 SSSS.DYNAZENON』を見に行ったのだが、3本ともハラホロヒレハレで、「理解」とは縁遠い状態で帰路についた。「劇場総集編」の元になってるTVや、更にその元になってる特撮ドラマ『電光超人グリッドマン』は見ていない。なんつか、きっとTV版を見たら好きになってたかもしれないが、総集編が駆け足すぎてじっくり納得しづらかった。ウルトラマンと同じ頃に生まれた怪獣世代なので、もともと怪獣が出てくるドラマが嫌いである筈がない。でも、しっくりこない。これらについては、各論賛成総論反対の立場で、怪獣描写・都市破壊描写に対しては未見性が高く萌え萌えだが、その土台となる怪獣存在を語る物語は赤点だ。これらの作品群での怪獣はどれも「力」の象徴であるが、個別に大きな意味はない。外見は怪獣の形を取っているが、別に直方体でも完全球形でも成立する。つまり、個の怪獣としての魅力が小さい。そして、怪獣がその世界に対して存在する理由が嘘くさい。『劇場総集編 SSSS.GRIDMAN』については怪獣メイカー的な存在が用意され、怪獣メイカーが好みで怪獣を作るという設定から、比較的に怪獣はバラエティーに富むが、そもそもその怪獣メイカーに怪獣を作らせる事でラスボスに何の得があるのかが理解できなかった。『劇場総集編 SSSS.DYNAZENON』についても、何故、5000年前の戦いが繰り返されなければならないのかが分からなかったし、『グリッドマン ユニバース』の世界のバランス回避って、そんなもん言ったもん勝ちだろう。例えば、『男はつらいよ ユニバース』で、複数の寅さんが柴又に現れたとしても、世界のバランスを正すには、別の世界の暗殺者のさくらを呼ぶくらいでいい。都市破壊とか全く必要としない。なまじっか今まで特撮パートになかった恋愛部分がリアルなだけに、世界の作りのアラが目立つ気がする。恋愛部分と言えば、『劇場総集編 SSSS.DYNAZENON』の怪獣退治よりもバイトを優先させてしまう主人公と、悪気なく約束を破るヒロインと言うのは破壊的なキャスティング。けっきょく私は彼女が何で約束を破るのか、そして何故そのことに罪悪感を抱かないのかが分からなかったが、逆にその事で彼女が普通に世界にいそうなリアリティーを感じた。それに太ももがエロい。怪獣より彼女の謎の方が気になった。そんなバランス悪い事やってるとアニメ製作プロに怪獣出るぞ。
空き缶のように転がるバスや自動車のアニメートすげえ。
最後に普段と逆だが、『グリッドマン ユニバース』の映画見た直後のツイッターの呟き(↓)。
表現力の素晴らしさに唸りながら小3に分かるような話にしてほしいとも思う。喋る怪獣も嫌い。


【銭】
グリッドマン ユニバース:テアトルの会員割引で1300円で鑑賞。ただその前に会員証を紛失して1000円払って再発行=再入会した。
劇場総集編 SSSS.GRIDMAN:トーホーシネマズのポイント6ポイントで無料鑑賞。
劇場総集編 SSSS.DYNAZENON:クレジットカードのポイント貯めてGETした無料券を使用。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
・グリッドマン ユニバース@映画.com
・劇場総集編 SSSS.GRIDMAN@映画.com
・劇場総集編 SSSS.DYNAZENON@映画.com
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です
・グリッドマン ユニバース@ノラネコの呑んで観るシネマ
◆『劇場総集編 SSSS.GRIDMAN』トーホーシネマズ池袋5
◆『劇場総集編 SSSS.DYNAZENON』トーホーシネマズ池袋8

▲湯にバースを入れたら阪神温泉。
五つ星評価で【★★★,★★★,★★★ 釈然としない】
『グリッドマン ユニバース』という映画が公開されるので、その前段としてそれまでのTVシリーズの総集編である『劇場総集編 SSSS.GRIDMAN』と『劇場総集編 SSSS.DYNAZENON』を見に行ったのだが、3本ともハラホロヒレハレで、「理解」とは縁遠い状態で帰路についた。「劇場総集編」の元になってるTVや、更にその元になってる特撮ドラマ『電光超人グリッドマン』は見ていない。なんつか、きっとTV版を見たら好きになってたかもしれないが、総集編が駆け足すぎてじっくり納得しづらかった。ウルトラマンと同じ頃に生まれた怪獣世代なので、もともと怪獣が出てくるドラマが嫌いである筈がない。でも、しっくりこない。これらについては、各論賛成総論反対の立場で、怪獣描写・都市破壊描写に対しては未見性が高く萌え萌えだが、その土台となる怪獣存在を語る物語は赤点だ。これらの作品群での怪獣はどれも「力」の象徴であるが、個別に大きな意味はない。外見は怪獣の形を取っているが、別に直方体でも完全球形でも成立する。つまり、個の怪獣としての魅力が小さい。そして、怪獣がその世界に対して存在する理由が嘘くさい。『劇場総集編 SSSS.GRIDMAN』については怪獣メイカー的な存在が用意され、怪獣メイカーが好みで怪獣を作るという設定から、比較的に怪獣はバラエティーに富むが、そもそもその怪獣メイカーに怪獣を作らせる事でラスボスに何の得があるのかが理解できなかった。『劇場総集編 SSSS.DYNAZENON』についても、何故、5000年前の戦いが繰り返されなければならないのかが分からなかったし、『グリッドマン ユニバース』の世界のバランス回避って、そんなもん言ったもん勝ちだろう。例えば、『男はつらいよ ユニバース』で、複数の寅さんが柴又に現れたとしても、世界のバランスを正すには、別の世界の暗殺者のさくらを呼ぶくらいでいい。都市破壊とか全く必要としない。なまじっか今まで特撮パートになかった恋愛部分がリアルなだけに、世界の作りのアラが目立つ気がする。恋愛部分と言えば、『劇場総集編 SSSS.DYNAZENON』の怪獣退治よりもバイトを優先させてしまう主人公と、悪気なく約束を破るヒロインと言うのは破壊的なキャスティング。けっきょく私は彼女が何で約束を破るのか、そして何故そのことに罪悪感を抱かないのかが分からなかったが、逆にその事で彼女が普通に世界にいそうなリアリティーを感じた。それに太ももがエロい。怪獣より彼女の謎の方が気になった。そんなバランス悪い事やってるとアニメ製作プロに怪獣出るぞ。
空き缶のように転がるバスや自動車のアニメートすげえ。
最後に普段と逆だが、『グリッドマン ユニバース』の映画見た直後のツイッターの呟き(↓)。
表現力の素晴らしさに唸りながら小3に分かるような話にしてほしいとも思う。喋る怪獣も嫌い。


【銭】
グリッドマン ユニバース:テアトルの会員割引で1300円で鑑賞。ただその前に会員証を紛失して1000円払って再発行=再入会した。
劇場総集編 SSSS.GRIDMAN:トーホーシネマズのポイント6ポイントで無料鑑賞。
劇場総集編 SSSS.DYNAZENON:クレジットカードのポイント貯めてGETした無料券を使用。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
・グリッドマン ユニバース@映画.com
・劇場総集編 SSSS.GRIDMAN@映画.com
・劇場総集編 SSSS.DYNAZENON@映画.com
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です
・グリッドマン ユニバース@ノラネコの呑んで観るシネマ
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