ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『希望ヶ丘夫婦戦争』『色情妻 肉の誘惑』シネマヴェーラ渋谷

特集上映「西村昭五郎を再評価する!」から1プログラム。

◆『希望ヶ丘夫婦戦争』
五つ星評価で【★★★★延々と続くほのぼのSEX】
1979年、カラー、69分。初見。
すんげ面白くて見せ場だらけなのだけど、物語としての山場がない。西村昭五郎って変な監督だ。

ごくごく普通の成人映画の尺にチェーンのように濡れ場が挟まってる。
そのどれもが何だか微笑ましく可愛らしい。
浮気をしまくる旦那にしても、ヘトヘトになりながら、死ぬような思いで浮気してるので、何だかとてもそれを責める気にはなれない。まあ浮気くらいするよなあと許容値が下がってしまう。旦那は奥さん、隣の主婦、会社の浮気相手の三人といたすが、妻も旦那、セックスカウンセラー、テニスインストラクターの三人と、隣の主婦も旦那、テニスインストラクター、サークルの男といたす。乱れまくりと言うより「貞淑」という概念がない世界みたいだ。
奥さんも観客自身が妻を見てるような気分で、セクシーよりは可愛らしい安定感を感じてしまう。乳や尻がドーンと映ってるのに、あまりエロく感じないのは不思議な感覚だ(でもだからつまらないという訳でもない)。

映画内のネタで一番面白いのはオナニー男とオナニーサークル。

真昼間の花畑で堂々とオナニーしている男
「クララ・シューマンとやりました。昨日はトイレで榊原郁恵を犯しました。明日は大屋政子とやろうと思います。」チャレンジャーだなあ。その男が通うオナニサークルで映されるオナニー用のブルーフィルム「蛙と乙女」も気が狂っててブラボー。

あと、生野菜にかけるキューピーのドレッシングが凄く旧形態なのが懐かしかった。
懐かしいと言えば、映画内で「11PM」のテーマがかかる。
TVはまだ白黒だが回転式のチャンネルではなく、タッチチャンネルなのが不思議。

これ、さとう珠緒主演の非成人映画としてリメイクされてて、すっかり忘れていたけどそっち側を見た事がある。二本続けて見たい気もする。さとう珠緒シンパなのだ。



◆『色情妻 肉の誘惑』
五つ星評価で【★★オカルト・ミステリー・ポルノ】
1976年、カラー、72分。初見。
占い師の予言が「旦那とやらないと死ぬ」で、妻の友達と占い師と弟子とかで理屈に合うような合わないようなSEX。なんかボーッとしながら間すっ飛ばす感じで寝てしまった。寝てて分からん可能性はあるが、起承転結がしっかりしてないと言うか、だから何がどう繋がってそういう結論なのってのが「オカルト」で誤魔化されて、何もない気がする。あったらごめん。占い師が老婆仕様だけど、まあ、あれは老婆を演じているおっさんにしか見えないなあ。いやまあ、主演の奥さんがあまり好みではなかったというのもあったのでごめんなさいという感じだ。

35ミリをデジタル素材化してるのだが、ぼーっとした感じになってしまって、移行があまり上手く行ってない感じ。同じく35ミリからデジタル素材化してる筈の『希望ヶ丘夫婦戦争』はそんなに違和感なく見れたのだが。物語に乗れないと画面の調子とか無駄に見ちゃうという事だろうか。



【銭】
通常二本立てて興行価格1500円-400円(会員割引)。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
希望ヶ丘夫婦戦争〈1979年〉@ぴあ映画生活
色情妻 肉の誘惑@ぴあ映画生活
▼関連記事。
希望ヶ丘夫婦戦争(リメイク)の記事1@死屍累々映画日記・第二章
希望ヶ丘夫婦戦争(リメイク)の記事2@死屍累々映画日記・第二章

『やくざ番外地』『刺客列伝』シネマヴェーラ渋谷

特集上映「西村昭五郎を再評価する!」から1プログラム。

◆『やくざ番外地』
五つ星評価で【★★★丹波哲郎がが最後にトチ狂って大虐殺】
1969年、カラー、86分。初見。
そもそも西村昭五郎、成人映画しか見てなくて、これが最初の一般映画だわ。
しかし、何となく煮え切らずにずっとずっと話が続いていく感じは西村昭五郎っぽい気がする。何となく、そんなイメージなんだけどなあ。見せ場は見せてやる。だが、テンポは俺の好きなようにやるぜ、みたいな。
主人公の丹波哲郎がこれから儲かるのは「多摩市よ」と言われて、土地のヤクザと愚連隊が諍いを起こしてるのに目を付けて愚連隊を支援して、土地のヤクザを追いだそうとする。土地のヤクザには昔の兄弟分、佐藤慶がいて、丹波、頑張るのだけど、妹の為にヤクザやってるのに妹が敵に付いたりして停滞状態になってしまう。丹波哲郎抗争から外された挙句、妹も含めて邪魔者皆殺しにされて、ついにとち狂った丹波哲郎抗争集結した手打ち式で偉い奴ら全て叩き殺して自分も殺されて完。
そこでやっと怒るのかよ、みたいな。
それにしてもヤクザの手の付いた飲み屋が山のようにあったり、賭場が開帳されてたり、これは自分の知る多摩市ではない。多摩市ってそんなに利権が唸ってるようにも思えんのだが、実録的な下地を元にして作られてるんだろうか?
丹波哲郎には丹波哲郎の事情があるのだけど、仕事のはかどり悪いんだから干されたりするのはしょうがないだろう。主人公だからそれなりに同情はするけど、どちらかと言うとキッチリ仕事こなしたゲスいヤクザの方がヤクザとしては正しいんじゃないかと思わなくもない。



◆『刺客列伝』
五つ星評価で【★★★高橋英樹が最後にトチ狂って大虐殺】
1969年、カラー、87分。初見。
前科者で手配犯の高橋英樹が大金を得るために身分を隠し人足になる。が、滅法強い高橋英樹は管理者側の用心棒チームに引っこ抜かれる。この管理者側の用心棒チームも管理者には信用されていず、離反者には等しく死が与えられる。間いろいろあって、人足と用心棒チームは管理者達に牙を剥いて大乱闘になる。
何か高橋英樹がヤクザの癖に真面目馬鹿で仕事が仕事なだけにストレスたまる。
最後になってそこでやっと起こるのかよ、みたいな。松原智恵子はなかなかカワイ子ちゃんだがいかつい英樹との組み合わせでは恋人と言うよりは娘みたいだ。



【銭】
通常二本立てて興行価格1500円-400円(会員割引)、、、じゃないや。会員9ポイント引き換えで無料入場をしたんだ。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
やくざ番外地@ぴあ映画生活
刺客列伝@ぴあ映画生活

『ジオストーム』『エル』『セールスマン』

2018年1月23日に見た1本、24日に見た2本をまとめてレビュー。

『ジオストーム』丸の内ピカデリー1

▲キャスティング・ディレクターの女優見る目は中々信用できる。

五つ星評価で【★★★★バカおもしれえじゃん】
大の大人があっちこっち走り回って危機回避するような映画がつまらない訳がない。
ジェラルド・バトラーの博士が世界の気象危機を回避する為に気象コントロール衛星を設計着工したと言ってるのだけど、インテリくささゼロで、皆が作る横でムチ振るってたとしか思えない。この人自身が何か一つ得意分野があるようには見えないから、棟梁としての統率力があったのだろう。そのバトラー博士の弟がジム・ステージェス、地球滅亡を阻止するよりも兄弟仲の復縁を謀る方が大事、という危険思想の元主。
あと、アンディ・ガルシアが大統領の国は何かどこかヤバイだろ。
久々の都市破壊映像も中々楽しいけれど、予告やCMで見たのが総量というくらいで、何か思ったよりは量が少なかった(とは言え、きちっと楽しめたのだけど)。東京とか「東京」なんだけど作りものっぽい感じもする。やっぱり漢字がそんなになかったからだろうか。

こういうIQ低い映画大好き。

次は『ジオストーム VS シャークネード』じゃないかと思っちょる。


『エル』ギンレイホール

▲犯人が割とコナンの犯人くんに似てる。

五つ星評価で【★★何でこれがそんなに評価いいのか分からない】
イザベル・ユペールに興奮しないからか、あまり面白く思えない。傾向としては「強姦されてしまうか弱い彼女が実は何よりも図太い」みたいなギャップ展開じゃないかと思うのだが、私個人が思うに最初から「か弱い彼女」に見えない。
主人公イザベル・ユペールの会社で作っているゲームソフトがどうにもこうにもクソゲーくさい。イザベル・ユペール、ゲームの操作性やシナリオ以上にゲーム表現(キャラクターにさせる演技)に強いダメ出しをしている。宮崎駿かよ!


『セールスマン』ギンレイホール

▲おっと怖い。

五つ星評価で【★★★相変わらず語り口が上手い。でも長いは長いかな】
確かに先の展開は読めないし、凄く丁寧に撮ってるのは分かるのだけど、ちょっと長い。
原題どーだか分からないけど「セールスマン」という題もピンと来ない


【銭】
『ジオストーム』:松竹の前回鑑賞クーポンを使用して1300円。
『エル』『セールスマン』:ギンレイホール会員証で入場。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ジオストーム@ぴあ映画生活
エル ELLE@ぴあ映画生活
セールスマン@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
ジオストーム@ここなつ映画レビュー
ジオストーム@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
ジオストーム@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記

2017年2月記事書きそこなった映画鎮魂祭

題名まんまです。一月単位で記事書きそこなった奴を1行ずつでも消化していこうと思います。

◆『一週間フレンズ』一ツ橋ホール
五つ星評価で【★★★★いたくよかった】
川口春奈が可愛くて可哀想でたまらん。話の落とし所はハッキリしてて、ベタに終わるがそれはそれでいいだろう。野郎が漫研ってヒエラルキーの低さが堪らない。ベタな流れの中、彼女の為に身を引く山崎賢人も主役なのに地味でエアな感じで、この時は「下手な役者」の中に入れてたのだけど、これはいい役に巡りあえたじゃんとちょっと評価した。


◆『咲 Saki』トーホーシネマズ日本橋3
五つ星評価で【★★★★アクション映画としての麻雀映画の見せ方の楽しみが満載】
わははははは。おもろかった。少女雀士が繰り広げる「リングに賭けろ」的なキャラクターショー。個人的にはあまりに存在感がない為ロンするまで気付かれない女子が気に入った。そういう子は全オタクの味方。 浜辺美波はこんなのの主役やってたのだなあ。取りたててこの映画では普通に可愛いだけで演技派とかに見えないのだけど、この次の『君の膵臓をたべたい』で盛大にやられる事になるとは、これを見た時にはもちろん思っても見なかった。


◆『恋妻家宮本』トーホーシネマズ日劇2
五つ星評価で【★★★★みんな、かーいーのよ】
とっても普通なのにダメをやらせると阿部寛はほんまキュートに輝く。その阿部寛とがっぷり四つで負けないサバサバ魔王・天海祐希もいい。なんつーいい組み合わせだろう。凄くあちこちの家庭にいそう。菅野美穂と相武紗季の料理教室コンビも最強。あと、誰よりも何よりも恐ろしい富司純子の強敵ぶりもステキ。そうそうそうそう、いい映画だったなー。ベスト10変えたくなってきた。


◆『サバイバルファミリー』ユナイテッドシネマ豊洲9
五つ星評価で【★★★★立派っす】
いや、別に。普通に面白ったよ。
『笑てんか』でずっと笑っている葵わかなはこの映画ではずっと苦虫かみつぶした様な顔をしてる。人に歴史ありである(まあ、笑ってるイメージ強いけど)。
深津絵里、もう、あんな大きい子供のお母さん役なのだなあ。


◆『相棒 劇症版Ⅳ』109シネマズ木場3
五つ星評価で【★★★★立派だったはずっす】
『相棒』を見る前のツイート
 これから見る映画
 「僕の名前はあー坊」
 「僕の名前はいー坊」
 「二人合わせて相棒だー。君と僕とで相棒だー」
完全になめてるな、俺。

『相棒』を見た後のツイート
 推理物として御都合主義なところもあるのだけど嫌いじゃない。
 反町さんそんな面白くない。
 仲間さん凄くいい味。
 TV見ない間に特命係のハブられ具合がひどくなってた。

【銭】
『一週間フレンズ』:試写会当たった。
『咲 Saki』:トーホーシネマズデーにつき1100円。
『恋妻家宮本』:トーホーシネマズのメンバーポイント6ポイントで無料鑑賞。
『サバイバルファミリー』:ユナイテッドシネマズの2ポイント割引で1000円。
『相棒 劇症版Ⅳ』:109シネマズのメンバーズデー(毎月19日)で1100円。


▼作品詳細などはこちらでいいかなは今回こっぱずかしい状態だから省略。

2017年2月鑑賞メモ(★は未記事映画。当記事紹介分も対象とする)
2/1『僕らのごはんは明日で待ってる』東宝新宿12『ドクター・ストレンジ』東宝新宿3『ザ・コンサルタント』東宝新宿8
2/2『人生フルーツ』ポレポレ『劇場版Bis誕生の詩』ポレポレ
2/3★『イタズラなKiss THE MOVIE2 キャンパス編』UCT1(シリーズ映画括り枠で後からまとめて記事にする予定)
2/4『殺人容疑者』神保町
2/5『残酷ドラゴン 血斗竜門の宿』ユーロ1『いろはにほへと』神保町『機動捜査班』神保町
2/6『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』東宝日本橋7
2/7『黒執事Book of the Atlantice』亀有1『破門 ふたりのヤクビョーガミ』亀有4
2/8『マグニフィセント・セブン』木場4
2/9『魔法使いの嫁 中篇』新ピカ7
2/10★『一週間フレンズ』一ツ橋ホール
2/11『青鬼 The Animation』東宝新宿1
2/12『アラバマ物語』東宝日本橋3『特別機動捜査隊』神保町
2/13『アスファルト』『めぐりあう日』ギンレイ『青鬼 Animation』東宝新宿1
2/14★『咲 Saki』東宝日本橋3
2/15★『恋妻家宮本』東宝日劇2
2/16『素晴らしきかな、人生』一ツ橋ホール
2/17『こんぷれっくす×コンプレックス』トリウッド
2/18★『サバイバルファミリー』UCT9
2/19★『相棒 劇症版Ⅳ』木場3『セル』東宝六本木6
2/20『華麗なるリベンジ』キネカ2
2/21★『沈黙』東宝スカラ座(ギンレイ枠で後からまとめて記事にする予定)
2/22『刑事物語 小さな目撃者』神保町
2/23『ホワイトリリー』武蔵野館3『WHO KILLED IDOL?』テアトル新宿
2/24『ソード・アート・オンライン オーディナル・スケール』シネ・リーブル1『荒木又右衛門 決闘鍵屋の辻』『或る剣豪の生涯』文芸
2/25『マイ・ベスト・フレンド』『世界一キライなあなたに』ギンレイ
2/26★『宇宙戦艦ヤマト2202第一章』新ピカ1(シリーズ映画括り枠で後からまとめて記事にする予定)『ザ・スライドショーがやって来る』新ピカ4
2/27『虐殺器官』池袋HUMAX5
2/28『脱獄者』神保町

2017年1月記事書きそこなった映画鎮魂祭

題名まんまです。一月単位で記事書きそこなった奴を1行ずつでも消化していこうと思います。

◆『人魚姫』新宿シネマート1
五つ星評価で【★★★★あああああああ、もうチャウ・シンチーと言うだけで】
バリバリに下らないところがチャウ・シンチー節全開で安心した。
暗殺シーンとか本当にくだらなくて好き。
そうそう、「ゲッター・ロボ」だよ。無意味でいいなあ。


◆『ドラゴン×マッハ』新宿シネマート1
五つ星評価で【★★★ドラゴン(香港)×マッハ(タイ)って(笑)】
主人公が女で「ドラゴンまっぱ」でも俺は構わない。
前半中盤話が面倒臭いが後半の盛り上がりが半端ない。
ナイフの殺し屋と所長は間違いなく世界最強の一人達。
主人公達が己の技で相手を仕留められないので
地の利を活かして退治するという。これで仮に奴が生きてたら
『ジョジョの奇妙な冒険・第三部』のカーズ並で人間を超えてしまう。


◆『ロスト・レジェンド』新宿シネマート2
五つ星評価で【★★見たなあ。もう記憶の底の底だ】
『人魚姫』『ドラゴン×マッハ』『ロスト・レジェンド』三作品の配給会社が一緒で三作品の半券持ってったらプレスシートくれるというので見に行ったのに、この映画の半券を見事になくして貰えなかった痛恨の一本。この映画だけ群を抜いてつまらなかったから見なおす気にもなれず、プレスシートは手元にない状態だ。ツイッターでアンジェラベイビーだけは映画を通り越して全力で可愛いと書呟いてるけど、もうそのアンジェラベイビーを思いだす事はもうない。おそらく頭の中で『ドラゴン・クロニクル』とこの映画がかなりゴッチヤになってる。


◆『ゾウを撫でる』渋谷シネパレス2
五つ星評価で【★★★見たなあ。】
ツイッターで

「強烈な熱狂とは対照的な静かなお茶みたいな映画。ちょっといいモノ見ちゃった感強い。」

と呟いてる。映画を作る事を映画にしてる映画なのだが、ラストに迎える映画を撮影するシーンの役者(大杉漣、羽田美智子、金井勇太、中尾明慶)の佇まいと言うか、役としての場所の居方がちょっとつりあい悪いなと思って星一つ減じたんだったと思う。映画の内容を忘れても、その時の感情の動きだけを覚えてたりするんだよなあ。


◆『オーバー・フェンス』UPLINK3
五つ星評価で【★★★蒼井優を見に行った。】
ツイッターで

「あんな地雷で痛い女を着実に演じる蒼井優は相変わらず凄いが、オダジョーも負けてない。唸るのは優香という非の打ち所のないキャスティング。塚本晋也どこに出てたんだろう?」

と呟いてる。オダジョーは受け身の役が上手いから適材適所だし、優香も普通の役に上手く嵌るものなあ。蒼井優は演技普通じゃないからというのはもうずっと思い知らされてる。


【銭】
『人魚姫』:ネットでテアトル会員割引でチケット購入1300円。
『ドラゴン×マッハ』:『人魚姫』鑑賞直後、あ、シネマート月曜メンズデーじゃんと気づき1100円でハシゴ。『人魚姫』あと200円安く見れたんじゃん、チッ。
『ロスト・レジェンド』:テアトル会員割引で1300円。
『ゾウを撫でる』:木曜渋谷シネパレスメンズデー1000円。
『オーバー・フェンス』:見逃した映画特集2016、特集料金1300円。


▼作品詳細などはこちらでいいかなは今回こっぱずかしい状態だから省略。

2017年1月鑑賞メモ(★は未記事映画。当記事紹介分も対象とする)
1/1 『君の名は。』東宝日劇3★『変態夫婦とろける寝室』★『ザ・クールジャパン ロシア熟女で女体盛り』★『痴漢電車 マン淫夢ごこち』上野オークラ(成人映画枠で後からまとめて記事にする予定)
1/3『ヒズ・ガール・フライデー』『特急二十世紀』ヴェーラ『裸足の季節』ギンレイ
1/4『シング・ストリート』ギンレイ
1/5『風に濡れた女』武蔵野館1
1/8『甲鉄城のカバネリ後編』新ピカ10『伊賀野カバ丸』『直撃地獄拳 大逆転』文芸
1/9★『人魚姫』シネマート1★『ドラゴン×マッハ』シネマート1
1/10『PK』下高井戸
1/12『エルストリー1976』武蔵野館2
1/13『赤ちゃん教育』『僕は戦争花嫁』ヴェーラ『ASSULT GIRLSほか』フィルセン大
1/14『傷物語Ⅲ冷血篇』東宝日本橋1
1/15『噂の女』角川新宿1★『ロスト・レジェンド』シネマート2
1/16『鮫の惑星』HTC渋谷2
1/18『新・平家物語』角川新宿1
1/19『疑惑のチャンピオン』ギンレイ
1/21『貸間あり』『江戸の悪太郎』ヴェーラ
1/22『お遊さま』角川新宿1『天使のたまご』『迷宮物件』フィルセン大
1/24『吸血鬼ゴケミドロ』目黒
1/25『カードキャプターさくら』新ピカ3『劇場版 新・ミナミの帝王』新ピカ4
1/26★『ゾウを撫でる』シネパレス2
1/27『ざ・鬼太鼓座』ユーロ1★『オーバー・フェンス』UPLINK『真夜中のパリでヒャッハー』HTC渋谷1
1/28『奇跡の教室』『グッバイ・サマー』ギンレイ
1/29『ざ・鬼太鼓座』ユーロ2『EVIL IDOL SONG』『サウスバウンド』キネカ3
1/31『本能寺ホテル』木場4

『中二病でも恋がしたい! Take On Me』『フルメタル・パニック! イントゥ・ザ・ブルー』

2018年1月21日に見た2本をまとめてレビュー。

『中二病でも恋がしたい! Take On Me』新宿ピカデリー8

▲中二中。

五つ星評価で【★★★一寸の虫にも五分の魂的な……】
京アニさんは相変わらず無駄に仕事が丁寧だ(誉めてる)。
極めて小さくくだらない事を書いているみたいに見えるが、
これは反社会的な属性を愛と思いやりで埋められるかと言う
問いかけなのだ。

ラストの勇太の六花に対するセリフが素晴らしい。
少しずつ変わりそうでいながら、変わらないし、変われない。一見、呪縛にさえ見えてしまう「愛」に単純に乗せられてしまうのである「ええよなあ」と。ノロケ映画やないけ。まあ、いい。


『フルメタル・パニック! イントゥ・ザ・ブルー』

▲バックの青い髪の人誰やねん?

五つ星評価で【★★★俺はミリオタではないので】
第一部が修学旅行生全員を人質にしたテロリストとの局地戦、
第二部が東京でのテロリズム蜂起の芽摘み、
第三部が特殊機関の潜水艦内部での指揮系統争奪戦。

なるほど今回はこう来るのか、と。

第一部>第三部>第二部 の順番で好きかな。

やはり第一部はアクションと笑いのバランスが絶妙。
第三部に再登場する第一部の凶悪なテロリストや、そこで張られる非情な戦略は理に適っていてムチャクチャ良いのだけど、彼自身が仲間のテロリストと阿吽の呼吸を見せるようなタイプではないので、全体的に成功に対するパーセンテージが低そうである事がちょっと気にかかる。

しかし、これ重度のミリオタが見たら楽しいだろうなあ。


【銭】
『中二病でも恋がしたい! Take On Me』:ピカデリーの前回鑑賞割引+ネット割引で1200円。
『フルメタル・パニック! イントゥ・ザ・ブルー』:テアトルの会員券使用で1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-@ぴあ映画生活
フルメタル・パニック! イントゥ・ザ・ブルー@ぴあ映画生活
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映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-@だらだら無気力ブログ
▼関連記事。
中二病 1本目の映画@死屍累々映画日記
フルメタル・パニック!第一部@死屍累々映画日記
フルメタル・パニック!第二部@死屍累々映画日記

『マジンガーZ インフィニティ』『進撃の巨人 Season2 覚醒の咆哮』『嘘八百』

2018年1月19日に見た2本、20日に見た1本をまとめてレビュー。

『マジンガーZ インフィニティ』新宿バルト9-8

▲この目力。

五つ星評価で【★★評価してあげたいがビジュアルに比例して話はつまらん】
ビジュアルとか、キャラクターとかは中々かっこ良い。
で、ダメなのはコラーゴンとマジンガー・インフィニティ。これがどちらもつまらん。
コラーゴンなんてテレビの切替チャンネルみたいで全然燃えない設定だ。仮にそれが大惨事を起こすとか、既存の文明をゼロクリアするならするで、それはそういう地獄をちゃんと観客にきちんと説明せなあかんと思う。単に時間切れ=世界の終わりみたいに言われても、そんなんドキドキせんわあ。
マジンガー・インフィニティもでかいだけで個性があるようには見えなかった。グレート・マジンガーもマジンガーZも淡々と同ペースで戦い続けてるだけで、正しく機械が疲弊していく。それは理屈、正しいのだけど、緩急つけてピンチとかを煽るのが演出じゃないだろうか? だから、マジンガー・インフィニティが単に最後に戦ってる機械獣みたいな扱いで強さを感じなかった。
ドクター・ヘル、あしゅら男爵、ブロッケン伯爵は濃くていい。でも一人一人操縦士にしてしまったのは格落ちだな。ピグマン子爵が出ないのはコード上まずいからかな? ドクター・ヘルの「多様性は悪」論はとても悪者が言いそうな議論でちょっといいなと思った。

一番よかったのがボスとボス・ボロット。主人公よりも、ここの方が「情」が濃かった。永井豪の主人公に何を求めるかと言えば、最後の最後まで死んでも折れないような信念を持っている事。出番は少ないけど、永井豪イズムを一番濃く煮詰めてたのがボス達だったみたいに見えた。


『進撃の巨人 Season2 覚醒の咆哮』新宿バルト9-3

▲キャンディーズが解散するようにバラバラになる5人。

五つ星評価で【★★★★おもしれえんだもの】
TVシリーズの編集物だが、話がしっかりしてるし、積み重なる謎と解明されていく謎のバランスが見事。こういうのが本当、プロの仕事だな、と思う。前回が対女型巨人とのエピソードだとすると、今回は謎の巨人が4体現われて、その3体とエレンの身柄を争う戦いを描くエピソードになる。敵の姿が徐々に見えてきたような、来ないような。話は全然途中なんだけど、一つの作戦の終結をもってとてもいい一纏まりのシーズンになってる。はよ、次が見たい。


『嘘八百』トーホーシネマズシャンテ2

▲「中身? 不揃いなリンゴ集めたジュースでんがな」

五つ星評価で【★★★まずまず】
中井貴一と佐々木蔵之介のベシャリが何か飽きなくておもろい。
マンガ『ギャラリー・フェイク』とか読んでると、そら、もっといろんな手を打たないと騙す方も騙されんだろうとも思うんだけど、多分、語り口が気持ちいいんで見ていて悪い気がしない。まあ、こういう事もあるのかくらいに説得力はある。でも、その辺をもっとキチっとしておいたら、ちっちゃい話がもう少し膨らんだのになあ。
飲み屋・土竜の面々(木下ほうか、宇野祥平、坂田利夫)がおもろいけど、そんなメンツが偶然集まんのには違和感あるので、この辺にサブ・エピソードを一つくらい加えてほしかった。

佐々木蔵之介がきちっと陶芸家に見えるあのプロセスが良い。
森川葵は普通にかーいーのだけど、前野朋哉ともども、詐欺側の話には全くいらないメンツなので何か如何にもサービス要員みたいに見える。じや、じゃあもうちょっとサービスしてくれてもいいじゃない?

PS 戯言
 まだ、浅草に名画座があった頃なら『800』『嘘八百』『嘘を愛する女』
 3本立てで掛けてくれる映画館があったかもしれないのになあ。


【銭】
『マジンガーZ インフィニティ』:』:2800円で常設ダフ屋から購入した東映の株主券(6枚券)のうち東映配給作品として1枚を使って鑑賞。
『進撃の巨人 Season2 覚醒の咆哮』:新宿バルト9夕方割引(平日17:30-19:55)1300円
『嘘八百』:チケット屋で額面1400円のムビチケを1100円でGET。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
劇場版 マジンガーZ/INFINITY@ぴあ映画生活
劇場版 進撃の巨人 Season2 -覚醒の咆哮-@ぴあ映画生活
嘘八百@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
劇場版 マジンガーZ/INFINITY@だらだら無気力ブログ
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嘘八百@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
▼関連記事。
進撃の巨人前編紅蓮の弓矢@死屍累々映画日記
進撃の巨人後編自由の翼@死屍累々映画日記

『伊藤くんA to E(ネタバレあり)』『フルメタル・パニック! ワン・ナイト・スタンド』

2018年1月17日、18日に見た各1本をまとめてレビュー。

『伊藤くんA to E』トーホーシネマズ錦糸町1

▲いたお。

ネタバレ前提の感想です。

五つ星評価で【★★★えーと、そこからやり直さなくてはいけないの?】
好きな女優さんが何人か出てるから見に行った。
話を語る主役は木村文乃だが、その話の中心を占めるのは岡田将生。

①木村文乃:語る女 毒女
②岡田将生:語られる男 超モンスター級痛男
③佐々木希:語られる女A 都合のいい女=求愛系
④志田未来:語られる女B 自己防衛女=言い訳女
⑤池田エライザ:語られる女C 愛されたい女=優しいサセ子
⑥夏帆:語られる女D ヘビー級処女=丸投げ女
⑦田中圭:ドラマP
⑧中村倫也:脚本家

①が②~⑥の関連性を操作しながら脚本に書こうとする。⑦⑧は脇。
①は③~⑥の女性をさげずみ見くびっているが、①の本質は彼女たちのようなブザマさの中にこそある。
②はその「ぶざまである事」の対立概念でもある。
③は②に必死に求愛するが②は応えない。②には人と深くつきあえるスキルがない。①は③にとって②が何であるかを明確にさせる。
②は④に求愛するが、④は②を嫌っている。②と④は中身が虚ろである所が似ている。似ているからこそ②は④を追い、④は②を直視できない。②は虚ろに対してポジティブであり、④はネガティブである。④は②を見ながら、現状からの脱出を考える。
⑤と⑥は友人同士であり、⑥の②への初恋を⑤がサポートしている。①の⑤と⑥への関心は⑤が⑥を裏切って②に手を出すかどうかにだけある。①は⑤と⑥をそういう関係に見過ぎている傾向がある。それは①が⑦との関係を持っていたにも関わらず⑦は自分の知らないところで他人との婚儀を進めていたトラウマがあり、男女関係その物に対する信頼が薄い。もしくは、男女関係の信頼に根深い怨みを持っているからに違いない。①は自分と同じように、信じている者は必ず裏切られ、捨てられなければならない、と心の底で願っている。
②は⑤も⑥も捌くスキルがないので、二人の関係から除外される。⑥は正しい相手に会え、⑤と⑥の仲は自然に戻る。

②は③~⑥に対して最終的に相手に踏み込まないし、踏み込ませない。③に対しては拒絶するし、④からは拒絶される。初心者の⑥をバカにしつつ⑤からは見下される。そして⑤から見下されている事すら圧倒的なスキル不足の前に気が付かない。つまり、②はスマートではあるが、誰に対しても人の立場で物を見る事が出来ない「優しくない」男子なのだ。これは「孤高」にも見えるので、王子様っぽく見えるかもしれない。

②は①に主張する。「勝つ気はない。だからリングにも上らない」
観客は唖然とする。そんなところからなのかよ、と。
もう「勝負より勝負に挑んだ事の方が大事だ」という不文律は通していいんじゃないの? また、そこから議論し直すの? だって、これは散々他の小説や物語でやってきただろう。これを見つめ直すという事は主人公が勝ち切らない全ての物語を否定するという事になる。例えば『あしたのジョー』とか。

②が①に対して、そう主張した事により、①を攪乱させる事は構わないのだが、物語の本質は①が、そういう主義主張を持っているという事ではない気がする。②は④との関係性の中、リングに立つようにも見えたし、⑤や⑥とゆっくりゆっくり成長するのなら、そのうち二人のどちらかとリングに立つという事もあったかもしれない。

②は単に四つ股をしても心が痛まないモンスターとして描かれたかっただけで、だからこそ変なメンタリティーを纏わされてしまった気がする。こういう事にしておけば③~⑥の女性の心は痛まない。だって、相手が普通じゃなかったから。
だが、しかし、実際四つ股するのは⑦や⑧のタイプである気がする。②はコミュ障タイプ、⑥⑦は密なコミュニケーションが得意なタイプ。物語は口触りを良くする為に、この条件を意図的に外して作られているのではないか?

一番、明確にしなければいけない毒をオブラードでくるんで、くるみすぎて毒だか何だかも分からなくなってしまったみたい、な。これは原作、脚本家とも女性なので、クズ男を一人て押さえて、その一人は爽やかで見栄えも良くして、女子受けできるパッケージにして仕上げたいという考えがあったのではないか?

なので、もっと辛辣なラストシーンを作るならこうなる。

①が⑦に告げる。「もう、こういう事はやめにしなくっちゃね」
⑦「はい、『やめにしました』、いただきました」
部屋の外から⑧と②が入ってくる。
⑦「俺たち終わっちゃって、もうやめにしなくちゃいけないから、やめにし終わり記念でみんなで楽しもう」
②「いやっ!」
⑦「来いよ、伊藤、俺が女を教えてやるよ」

ゲロゲー最低、俺。しかし、①が②に対してリングに登って来いというのは善悪は別としてこういう世界なのだ。
リングを登った者には相手を殴る資格が与えられる。でも、それは自分が殴られる痛みと相殺でなければならない。
それは②だってそうだが、①だって同様だ。彼女がこの③~⑥の彼女たちの相談を受けながら、どれほどの痛みや不様さを引き受けているというのか。大した事はあるまい。彼女が大言を壮語したいなら『ブルックリン最終出口』のトララのように、『好色元禄㊙物語』の千人切りの尼のように自分で身を落とすのが正しいと思う。
という風に書けるのもおかしいか。所詮、「恋愛をして楽しくカップルとして暮らす事」と「脚本を書いてその内容が認められる事」は同一ではない。それを同一であるかのような価値観で描こうとする事が変なのだと思う。違うだろうか?

③佐々木希が凄く何から何まで表情に出て可愛かった。
④は佐津川愛美っぽい役だ。
⑥夏帆ちゃんは役その物すぎて怖い。相変わらずこの人は自分をどう見せるより役の方を膨らませてしまうタイプだから。いいじゃん、もっと可愛くてラブリーな処女を演じても。きちっと相手(観客を含む)が引くような処女を演じるのが凄いな。
⑦⑧は両方中肉中背で似たタイプ。もっと一目で違いが分かるような役者を起用した方がいい。そりゃバカじゃないから凝視してればどっちがどっちだか分からない事はないのだが、そんな事に客の神経を使わせるのは二流だな、と思わせる。


『フルメタル・パニック! ワン・ナイト・スタンド』角川シネマ新宿1

▲赤くてでかいのは敵機。

五つ星評価で【★★期待が強すぎた】
TV第一シーズンの総集編が異常に面白かったので期待しすぎた。
アニメで、学園もので、スパイもので、巨大ロボット・アクションもあるコメディー。
何か豪華っつか節操のない設定だ。この節操のない設定を縦横無尽に使いきった前作は大変、見事で堪能させられた。

今回、今一だったのが敵の設定。敵にも同情すべき点などがあるのは構わないが、やはり主人公側の超法規組織とタメを張る存在とするには全然弱い。とりあえず第三シーズンを編集した映画が来週公開されるらしいので、それを楽しみに待つ事にする。


【銭】
『伊藤くんA to E』:トーホーシネマズ、フリーパス16本目(間インフルエンザにかかった事もあり、今回はこの本数で終了)。
『フルメタル・パニック! ワン・ナイト・スタンド』:テアトル会員更新時の1000円で観れる券を使って鑑賞。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
伊藤くん A to E@ぴあ映画生活
フルメタル・パニック! ワン・ナイト・スタンド@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
伊藤くん A to E@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
▼関連記事。
フルメタル・パニック! ボーイ・ミーツ・ガール@死屍累々映画日記

『GODGILLA 怪獣惑星』『オリエント急行殺人事件』『仮面ライダー平成ジェネレーション』『火花』『カンフー・ヨガ』『未成年だけどコドモじゃない』『リベンジgirl』『DESTINY 鎌倉ものがたり』

トーホーシネマズ・フリーパス使用した映画まとめ

『GODGILLA 怪獣惑星』トーホーシネマズ新宿4,1

▲がっじーら。

五つ星評価で【★★,★★★「俺は、お前を……」少女マンガっぽいな】
最初、見た時は「なんか規模感メチャクチャで痛いな」と思って、それはそんなに間違えてないのだけど、二回目みたら、それは規模感間違えないと話として進行できないのだなと、自分の中で感情の整理がついて、そうしたらどうにか初回以上に楽しめた。

最初に怪獣勢ぞろい(影絵みたいに動かないのだけど)で地球全体が蹂躙されたのはいいけど、それで手助けに来た宇宙人(二種類)とともに地球を逃げ出す、その逃亡者全体が4000人と言うのは少ない(人数が逃亡後20年くらい経った後の人数だとしても)。種を維持するためには男女50人くらいずついればいいらしいのだが、60億から4000人の選抜はやはり少ない。一億くらい凍結させて逃げて管理してるのが4000人くらいと言うなら分からなくもないが。全人類が4000人しか生き残れないのなら地球で徹底抗戦するみたいな考えの方が自然だろう。もちろん、4000人がエリアでの人数で100カ所から発進400万人だったかもしれない。それでも規模は小さいが、逃亡した先の宇宙で連絡を取って集結するとかしてないからやはり4000人なのか。
地球に戻ったら2万年後、600人の地上探査部隊を割いて探査。ゴジラを発見する。
ここで、ゴジラを発見してやるべき事は攻撃ではないだろう。一匹しかいないかどうかを確認して一匹しかいなければ地球の反対側で暮らせばいい。ゴジラがテレポーテーションみたいな能力を持っていないのなら、無理に殺さなければならないという考えが不自然だ。そこは仮に横置きするとして、600人の探査部隊がただ避難するより、ゴジラと一戦戦った方が旗艦への帰途が確実になるから戦うというのなら、それは他に方法がないから理解できなくもない。

この映画でのゴジラは今までのゴジラとは別種。生物学的にどうにかOKにしてバリアーを張る。ゴジラが新しい機能を獲得すると大概ろくでもない事になるので、こういうのはそんなに好きではない。まあ、この機能その物が攻略の糸口だから、このアニメシリーズ(三部作)特有の性質ならいいだろう。対ビオランテで得た「ゴジラは放射能を食らう」という観念はそのまま居ついてしまったのだが、そういう事がないようにしてもらいたいと思う。

ゴジラ強い。そこはいい。アニメだから見劣りするとかはなかった。
それに対する非力な地球人の針穴に糸を通し続けるような絶望的な戦いもちょっといい(設定と映像での規模感の違いがあると思う)。ただ戦いは人類存亡の大作戦を仕掛けている割には小さい(それは規模感不正のせいでもある)。
映画ラストの「次は次で、また、やらかしてしまいそうだけど待っててや」的な閉じ方も好感が持てる。
だから、早く作りや。見たるけん(上から目線)。


『オリエント急行殺人事件』トーホーシネマズ日本橋6

▲歌声喫茶開店日みたいな写真。

五つ星評価で【★★いやいや元からそんな面白くなるような映画じゃないのよ】
読んでもないのになんだが、そもそもクリスティー女史の原作その物があのトリックと犯人については凄いが、他が二流なのだと思う。これは題名の殺人事件を解決する為に別の事件が分かっていないといけない『悪魔の手毬唄』タイプの事件なのだが、サブの事件をあからさまにしてしまうと犯人がモロ分かりになるし、サブの事件を隠しすぎると探偵が犯人に辿り着く事が出来なくなってしまう。旧作は最初からサブの事件を叙述し、気持ちは分かるが「お前自然な説明とかできないバカだろ」と思わされた。今作は何か知らん間にポアロが知ってる事になってた。えーとゴメン。真ん中あたり退屈さに船を漕いだ。その辺で割とちゃんと一つ一つ探偵が知識を得るための展開があったのかもしれない。それはそれで退屈な事だが。

という事で、構造的につまらないのはしょうがない。

評価すべきは監督ケネス・ブラナー自身が演じるポワロがシェイクスピア調に浪々と語る謎説きが中々堂にいってるところだ。元々のクリスティーファンがそういうのを求めているかどうかは知らないが、見栄を切るというのは映画的にはとても良い事だ。最初の関係ないエピソードでの無双ぶりもいい。

ツイッターとかで好き放題に呟いてる(下記)。
●オリエント工芸殺人事件「………」乗客も被害者も全員ラブドール。
●オリエンタルカレー殺人事件「ハヤシもあるでよ!」林が犯人
●オリエンタルラジオ殺人事件「でんでんででんでん」でんでんが犯人。
●「オリエント急行殺人事件」の探偵が灰色の脳細胞ポアロではなく、ロッキーシリーズのアポロでもそれなりに面白い映画が作れそう。「事件は全てこの拳が解決する」とか言って。
●(演劇とかミュージカルもあるらしいと聞いて)山海塾公演の「オリエント急行殺人事件」とか見たいな。

本音を言うと山海塾公演の「オリエント急行殺人事件」は5分だったら見たい。


『仮面ライダー平成ジェネレーション』トーホーシネマズ錦糸町7

▲ヤンチャ。

五つ星評価で【★★話し相手のいない同窓会に来てる感】
真面目に作っている所は評価する。ツギハギに無理があるのはしょうがない。パラレルワールドの振り分けはどうなっているのだろう?特に振り分ける必然性は本当はないのだから分からん。
オーケンは思った通りな感じ。彼が世界同士を何でゴッツンコさせたかったのかはよう分からん。まあ、したかったんだろうとしか。まあ、オーケンだからな。失恋して道連れ自殺に世界一つくらい巻き込んでもおかしくないよな。オーケンと同じくらい存在感を出してたのがアンガールズ田中。次の悪役でもええで(いや周りが嫌がるか)。
売れっ子役者が駆けつけてくれて割りと評判がいいのだが、もうちょっとやっぱ話をキチンとしてほしいからそんなに褒めはしないです。


『火花』トーホーシネマズ日本橋3

▲木村文乃出てなかったら、もっと映画ギスギスしたろうなあ。

五つ星評価で【★★★悪い評価も聞いてたけど、全然普通に見てられたので良かった】
桐谷健太すごいなあ(孤高の芸人が暴走しすぎてつまんなくなるとこまでちゃんと出してる)。この神谷さんはユーチューバー向きなのだと思う。
菅田将暉の現場で自分の身を削いて削いでそれでも笑いと向きあってる体も凄くいい。あれ、お笑いだけでなく万人の働く人々とリンクするから響いてくる。
お互い二人の相方も本当のお笑い芸人だと思うのだけど(名前知らん)名演。そこにいる存在感が凄く強い。
あと、顔で笑いを取る「加藤諒」に対して、「ダンボールを使って加藤諒の顔真似」くらい噛みついていったらよかったのに。システマティックにどっちが善悪ではないからこそ、「加藤諒」を単に「菅田将暉のコンプレックス」みたいな描き方にして解決を謀ろうとはしなかったのはよくないと思う。

木村文乃は天使(あの幽霊風俗行きたいわ)。

ツイッターで「花火」と題名間違えてた。「花火」で終わるんだから、「花火」でもいいじゃん。


『カンフー・ヨガ』トーホーシネマズスカラ座

▲疲れた中年管理職がドラッグに手を出そうとしてるところみたい。

五つ星評価で【★★くんだらねー(決して褒めていない)】
まあジャッキーが楽しそうなのはいい事だ。
美女はいっぱいいるけどキャラがないから差がよく分からない。
とりあえずラストのダンスで、もう何を言ってもしょうがない映画である事が分かってこの映画が不入りであるのは日本人は本当に賢い。うん、この映画は別に入らなくてもいい。

「カンフーとヨガが出会う時、1400年の秘宝が蘇る!」
「正月、ついにカンフーとヨガが出あってしまう!!」


と言うのがチラシのメインコピーだが、出あってないと思う。

「ヨガ」薄いしね。

NG集がなかったけどNGなかったのかな?


『未成年だけどコドモじゃない』トーホーシネマズ新宿8

▲超お嬢だけど二の腕は太い平佑奈。

五つ星評価で【★★★★平祐奈がぶっ飛ばしてる】
平祐奈がともかく上手い。いやあ、見直したと言うより元々、評価はしてたから「更に見返した」と言うべきか。
話の冒頭から、平佑奈がともかく良い。温室育ちで全て家の者が手伝ってくれるお嬢様(そんなの今はおらんやろ)をカリカチュアいっぱいに演じる。金持ちでオットリしててちょっと常識がないけど性格が真っすぐ。観客はすぐ彼女を好きになる。そして、彼女が一目惚れした彼と結婚する事になり極貧生活に叩きこまれながらも暮していくところを一々赤ちゃんの成長よろしく楽しんで観れるのである。前半のコメディーラインが凄く楽しい。相手のSexyZone中島健人もなかなかいいS男感を出している。このS男感がトラウマによる物で平佑奈の赤んぼ倫理でほだされていくところも実に自然。とっても楽しんで見れる。
問題は後半のシリアスライン。ライバルの知念侑李が良くない。ここで知念侑李はライバルの中島健人を認めない金持ち美男子を演じなければいけないのだが、そういう強みや凄みは特に感じられず、いつものバラエティに出てる知念君が高そうな服を羽織っているだけだった。これはもうちょっと(見た目だけでも)ベストチョイスになるライバルをジャニーズ村から連れてこれたのではないか?

平祐奈の父ちゃん役の高嶋兄は『High & Low』九竜のど外道ヤクザと変わらない演技メソッド。家にいる時と職場にいる時で態度が違うんだろう。
貧乏長屋の大屋さんの顔が見事に「怖い顔」のビジュアルを満たしてるのも良いと思う。


『リベンジgirl』トーホーシネマズ錦糸町8

▲「あっ、あん」目・桐谷。

五つ星評価で【★★★話に無理があるのを桐谷美玲の可愛さで強引に乗りきろうとした映画】
タカビー女が自分を振った政治家の卵を見返す為に国政選挙に売って出る、政治映画なのだが、チラシには

「運命の出会いが、二人を変えた」
「恋の終わりは恋のはじまり。この冬、最強のラブストーリー誕生!」
「クリスマスに贈る、この冬、最高のラブストーリー誕生!」


とかのコピーが踊る。えーと、そんな恋愛っ気多くないです。嘘です。
この映画の中で主人公の宝石美輝は嘘のない選挙、嘘のない政治を目指して、自分に不利になる要素もあえて隠さずに勝負に出ます。その映画の宣伝が全く逆の事をやってるのはちょっとどうかと。

主演のタカビー女宝石美輝(たからいしみき)役は桐谷美玲。彼女は「美人系」ではなく、「可愛い系」なので、緩やかにミスキャスト。若い時の松雪泰子がベスト宝石かもしれない。
まあただ、その知識と美貌だけで生きてきた宝石が政治の汚さの前に喜怒哀楽を剥き出しにするのは桐谷美玲が一々ベストアクトで面白い。桐谷美玲ほど細かい喜怒哀楽を演じる女優じゃなかったら、もっと悲惨な出来になっていただろう。

相手役は鈴木伸之。普通に普通を演じている。
あんな事件があったからこそいい味が出て見える斉藤由貴もグー。
相変わらず便利に使える佐津川愛美。

選挙戦の映画だが、街頭演説で汐の流れを変えられるなら、みな選挙カー回りなどしないで街頭演説ばっかやるよなあ。素人の私を驚かすような政治テクみたいなのが一つも出てこなかったのはちょっと驚いた。

あと、目黒のとんかつ・とんきを何故そこまでリスペクトしようとするのか理由が分からない。


『DESTINY 鎌倉ものがたり』109シネマズ木場3,トーホーシネマズ日劇2

▲ままごと夫婦。やはり70年くらいズラさんとあかんやろ

五つ星評価で【★★★★,★★★★あの夫婦が可愛い】

なんつーか堺雅人の夫も、高畑充希の妻もかーいくて目が離せない。
おままごとみたいなのにロマンチック。エンドロール百金の茶碗を神器にして飛ばす貧乏神様も可愛いが鬼が画面左にスゴスゴ退出する。あー西に向かっているんだな。あの世は西方浄土だから。ちょっとしゃれている。
ラスボスのデザインが今一気に食わない。黄泉の国の景色が絶美。あと宇多田ヒカルの曲が超心打つ。


【銭】
2017.12.17から一か月間トーホーシネマズのフリーパス使用その三本目~十本目。
以下二作品はパス開始前に事前鑑賞済
『GODGILLA 怪獣惑星』:トーホーシネマズのメンバーズカードの6ポイントで無料鑑賞。
『DESTINY 鎌倉ものがたり』109シネマズのメンバー割引曜日に1300円で鑑賞。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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『山猫令嬢』『52HZのラヴソング』『ジョジョの奇妙な冒険』『恋山彦』『キングスマン:ゴールデン・サークル』

2018年1月8日に見た3本、9日に見た1本10日に見た1本まとめてレビュー。

『山猫令嬢』角川シネマ新宿1
企画「大映女優祭」の1プログラム。1948年モノクロ。
五つ星評価で【★★★脚本上の機転にビックリ】
娘は母を慕いたいと思いつ、そのガラッパチさに幻滅し、
母は娘を誰よりも大事に思っているのに方法が悪くそれが娘に伝わらない。
なかなかもどかしいドラマ。
中盤くらいにかなり意外な展開が入る。それが凄く良い。
「山猫令嬢」というタイトルはちょっと違う。これでは「令嬢」が「山猫」の属性を纏ってるように連想できてしまうが、実際は「山猫夫人とその令嬢」と言った趣きである。
母に三益愛子、娘に三条美紀。娘の恋人役に小林桂樹。
大学生役の小林桂樹という思いもよらない若い小林桂樹を見かけてしまったが、この人は若くても格好良くない人だった。ヒョロっとしてとぼけた顔をしている。大人になって渋みが出てからの方が全然いい。若者としての輝きがない若者役だった。


『52HZのラヴソング』ユーロスペース1

▲花屋

五つ星評価で【★★★中弛みはあるけどまずまず楽しめる】
歌いっ放しミュージカル(踊りっぱなしではないが、その方が自然で良い)。
タイトルの由来は分かりづらいが劇中で歌詞で解説される。
でも、タイトルの「HZ」が「ヘルツ」ってサラじゃ読めないだろ。読める邦題にすべきじゃないかな。原題まんまだけど、この題にそこまでこだわらなくてもいいし。
花屋とパン屋の店員とその利用客、この二組の男女の1日をずっと歌で進行して繋ぐ。
撮影の仕方としてこりゃカッコイイと気になったのは歌っているシンガーの移動が多い事。台車をスケボーのように扱いながら、バイクに乗りながら、電車の中で、など。歌っている彼氏彼女に動きがあるのは映画的でいい。もっとも良かったのはバイクに乗った女の子がメインボーカルで自分の悲劇を歌うと、後ろから煽るように大量のバイクのコーラスパートがくっ付いてきて、彼女をコテンパンにするような悪口コーラスを入れていくところ。あれはいい効果だった。

細かいエピソードがありつつ、最後は二組のカップルに話が収束するのだが、音楽家の彼女が一番美人で、花屋の娘はファニー・フェイスで悪人じゃないけど、迂闊っぽくて、あまり長続きしそうにない。サブエピソードだけど、一番の美男美女は美男美女じゃないのだけどレズビアン・カップル。あと、そーゆーのユルいのか二人の所に来る養子の女の子も可愛い。

そう言えばツイッターで「52人のヘルツォークがラヴソングを歌って踊る【嘘】」と呟いたら、公式アカウントに「いいね」を貰った。いいのか、それで?


『ジョジョの奇妙な冒険』目黒シネマ

▲どーん

五つ星評価で【★★★★いや、傑作やないけ】
あの変な原作を実写に落とし込んだ最適解。
マンガから抜け出したとしか思えないようなキャスティングだが、
爽やかフェイスの新田真剣佑を虹村億奏にセットして成功する目利きが凄い。
あのどっちかと言うと演技が御不自由な山崎賢人でさえ今回はそこにピッタリ嵌るような演技を組んできている。
神木隆之介はいつも通り庶民目線を翻訳してくれるし(しかも、すげー適役)、
小松菜奈はもうどこかおかしいくらい魅力的だし、
岡田将生なんてこんなに虹村形兆が似あうとは誰も知らなかった。
伊勢谷友介もあの変な帽子着こなしててグンレート。

街角は全てスペインのシッチェス・ロケらしい(屋内撮影は日本国内でのセットあり)。このシッチェスが素晴らしい。バリバリに垢抜けて美しい学園都市なのに、外観へのイタズラ書きのようなノイズが見事すぎて日本に見える。なんじゃその裏技。役者のメイク、服装、小道具、背景、CGによるスタンドに至るまで目に映るもの全てがちゃんとJOJOの世界に規格統一されている。それでいて物語の感情線が不自然でなく、ありえない話を説得させられてしまう。巧みの技である。

いや、凄い。これ以上の映像化は多分、不可能だろう。
これがヒットしないんだから不思議だ。おもしれーじゃん。
って、事で「第一章」とタイトルに名付けたが、多分「第二章」は作られないだろう。勿体ない話だ。誰かアラブの油田王篭絡してこい。


『恋山彦』神保町シアター
特集「新春時代劇傑作選」から1プログラム。1959年カラー。
五つ星評価で【★★★ちょっと釈然としない】
マキノによるセルフ・リメイク大川橋蔵版。
「山彦」は三味線の名器の名称。だから「恋のストラディ・バウリ」みたいな題と言えば題である。
江戸時代、東北に平家の落人部落があり、その部落に逃げてきた女子と名器「山彦」を巡って、幕府と争いになる。
部落と幕府の争いは、最終的には闇打ちにより部落が全滅となるが、辛くも逃げのびた部落の跡継ぎと逃亡女子の手により、幕府方の重鎮・柳沢吉保に一刀を入れた所で終わり。

自分の故郷全滅にさせた報いがラスボスへの意趣返しだけというのは、物語解決のバランスとしてちょっと釈然としない。


『キングスマン:ゴールデン・サークル』トーホーシネマズ日本橋4

▲あえてキングスマンの写真を使わない。

五つ星評価で【★★★もう本当生命に対する尊厳感覚がないなあ】
相変わらず自分達が作ったキャラをバンバン消費するのが駒感覚すぎる。
前回の登場人物が地獄から戻ってきた一人を除きほぼ一掃される。
死んじゃったなら、映画の中ではもう日は照らされない。残念だなあ、あの辺。いやー、うーん、生き返りそうな気がしてきた。

ステイツマン側のシャンパン、ウィスキー、テキーラ、ジンジャーはそれぞれキャラが立ってて良い。ちなみに裸エプロンとかやってもらいたいのはジンジャー(ハル・ベリー)だけである。ジンジャー制服姿がキュート。
シャンパン、ウィスキー、テキーラってコナンの黒の組織かよ!

今回、楽しかったのは悪の組織の超理屈。
まあ、なるほど、その考え方なくもないかも。
初悪役のジュリアン・ム-アがとても良い。

あと、全体なげーよ。


【銭】
『山猫令嬢』:企画全体前売券額面1000円を920円でチケット屋でGET。
『52Hzのラブソング』:ユーロスペース会員割引1200円
『ジョジョの奇妙な冒険(1回目)』:トーホーシネマズ日本橋6ポイント鑑賞で無料。
『ジョジョの奇妙な冒険(2回目)』:目黒シネマ夜間割引900円。
『恋山彦』:神保町一般1200円。
『キングスマン ゴールデン・サークル』トーホーシネマズ、フリーパス15本目。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
山猫令孃@ぴあ映画生活
52Hzのラヴソング@ぴあ映画生活
ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章@ぴあ映画生活
恋山彦@ぴあ映画生活
キングスマン:ゴールデン・サークル@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
キングスマン:ゴールデン・サークル@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
キングスマン:ゴールデン・サークル@或る日の出来事
キングスマン:ゴールデン・サークル@ここなつ映画レビュー
キングスマン:ゴールデン・サークル@映画のブログ
キングスマン:ゴールデン・サークル@徒然なるままに
キングスマン:ゴールデン・サークル@ノルウェー暮らし・イン・原宿
キングスマン:ゴールデン・サークル@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
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